第11話【4】仲人がいる意味

第二章 仲人型結婚相談所での「仲人型婚活」とは何か


【4】仲人がいる意味


 ここまでお読みいただいて、仲人型結婚相談所をお薦めしているのは何故か。

 仲人がいることで何が変わるのか。

 少しお伝えできたかなと思います。


 私たちは、【仲人型】の仲人は【婚活の伴走者】だと思っています。

 マラソンで言えば、走るのはあくまでも婚活をされるご本人です。

 仲人は水を渡したり、タイムや残りの距離を伝えたり、褒めたり、激励したり、そんな役割ではないでしょうか。


 仲人がいることの何よりの長所は、一人ではちょっと辛いことも、伴走者がいたら乗り切れる、ということだと思います。

 婚活というものは、やっぱりしんどい事も多いです。


 お見合いを申し込んで断られることもあれば、お見合いができても交際に至らない場合もあります。

 無事交際までいっても、その交際がうまく行かないときもあります。

 お見合いから始まる交際も、普通の交際となんら変わりがありません。

 どうしてうまくいかないのか、一人で悩んで堂々巡りして前に進まなくなってしまうことも多いと思います。


 私もかつて婚活している時は、そうでした。

 そんなとき、仲人に相談してみると、なんだか気持ちが軽くなることもあるでしょうし、自分の長所やあるいは課題が見えてきて、ただ闇雲に進んでいた時よりも、結果のイメージができたり、モチベーションが上がることもあるでしょう。


 ただ伴走者は、必要な人には必要ですし、必要ない人には必要ないものでもあります。


 すごく伴走して欲しい人もいれば、ちょっとだけ伴走するだけで自走できるようになる人もいます。近くで伴走してたくさん声をかけてほしい方もいれば、必要な時だけに水を渡して欲しい方もいる。それは人によって違います。


 伴走が少しで良い方は、お見合い写真やプロフィールを適切に作成することで、この仲人型のシステムを使うだけでご縁が繋がったり、仲人型以外でも、データマッチング型やインターネット型での婚活、合コンなどでの婚活でも、結果が出せるようになります。実際に、ちょっと伴走して自走ができるようになった方は、この活動の中で早めに結果を出したり、他にも婚活をしてどんどん結婚が決まっていきます。


 経験値が少ないなどで、たくさん伴走が必要な方は、まずは伴走を受けながら、積極的に活動をしていきましょう。結婚という結果を出すために、今自分に必要な伴走は何なのか、活動をしていけば分かります。

 良いご縁と出逢うために自分をどう表現すれば良いか、お見合いで何を話したら良いか、どんな交際をしていけば良いか。一緒に泣いたり笑ったりしながら、結婚という結果を目指していきましょう。


 適切な伴走ができる、それが仲人がいる意味だと、私たちは考えています。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る