人類は絶滅するべきか否か

 「絶滅会議」。それは地球で繁栄を極めている生物に大量絶滅のきっかけが起きはじめた際、様々な生物が地球に中心部になる「会議場」に集まり、その生物が消失した際の影響等を考慮して最終的に絶滅させるかどうかを決定する会議である。

 今回、議題に上がったのは「人類」だった。様々な生き物が人類絶滅賛成派、反対派、中立派に別れ、侃侃諤諤の議論を交わすが結論が出ない。そんな時、とある生物がふと疑問を漏らした。「どうして人類はこの会議に参加していないのか?」と……

 短いながらも起承転結がくっきりした楽しく読めるショートストーリー。もうね、「あいつ」が立候補した時点でイヤな予感しかしなくて思いっきりその通りになったのに笑ってしまった。予測可能回避不可能。人選(人じゃないけど)ミスにも程がある。こんなガバガバ会議でそんな大事なことを決めないでくれ。頼むから。

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