リビングデッドの憂鬱

錆びた赤の色をべちゃり

引きずったような喧騒が

僕の自我をずるり溶かして

腐った街へ呑み込まれていく


死んだ魚の目を覗き込む

意外に澄んでいるものだ

君の瞳に比べたら何でもそう

拗ねないでハニー愛してる


重苦しい晴れの日の空が

僕らをダメにしていくよ

ベッドの下の骨にずっと

こびりついた腐肉みたいに

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