たちばな

友人の吉報を祝福できなかった「僕」の話。

遺言

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　短歌の部・一首部門　参加作品です。

こんなにも弱い私が生きている意味ってなんだろう……

乱文御免

世界を救いたかったちっぽけな少女と、世界を救える真っ白なかみさまの話。

外出が怖い話。

悪ノリ短編です。

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部 一首部門 応募作品です。

中学生の孫と思い込みの激しい祖父の軽快な掛け合いによる、お気楽おふざけストーリー。クスッとした笑いの中にちょっとした皮肉を織りまぜた、そんな物語です。

お題、2500字指定のお話を直して置いてます。 （主に、板野かもさん@itano_or_banno主催の企画「匿名コン」関連に参加したお話。改稿、順次更新していきます。） …

もう薄れてしまった記憶をもとに、残すために書いたお話です。 どうか皆様におかれましては、ただのいち怪談としてお楽しみください。

　イラストを毎日ブログに上げていた僕はある日、アップロードした筈の苺の絵がデータごと消えていることに気づいた。 　代わりにブログのページの中を這いずり回っていたのはウミウシ。 …

あれは高校1年生の時だった 同じクラスの彼女は気になる存在だった 彼は私に優しかった 好きになった 好きになってくれた でも……

カクヨム甲子園2024ショート部門参加 少々暴力を示唆する描写があります。苦手な方はお控えください。

小学４年生の望果。 水曜日、学校から帰っての第一声は、決まって「お母さん、今日のおやつは！？」 ポテトチップス、チョコレート、グミにビスケット…。 市販のお菓子も大好きだけど、…

滋賀県大津市を舞台にした小説です。

白木犀という人が、カクヨムコン9を頑張っている姿が楽しめるまったりエッセイです。 気ままな感じで更新されていく予定です。 同じくカクヨムコン9に参加予定の方も、そうでない方も…

空回りばかりの恋でした

歪んだ精神を持ったまま大人になった男の話。

自作の小説に対しての、あるコメントを見た「私」の話。

イラストを描く「私」が、ある現実と向き合う話。

毒親に育った「私」の、小さな恋の話。

穂花《ほのか》は高校受験を控えて、深夜の散歩に出る。 家に戻りたくない気持ちで佇んでいると、知ってる歌が聞こえてきた。 KAC「深夜の散歩で起きた出来事」によせて

大学時代の先輩に、小説の投稿を辞めろと脅される話。

　短歌です。二十首あります。 〈第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　応募作〉

娘が学校でいじめをしており、その被害者の子が不登校になった。それを知った加害者の母親は、一体何を思うのか。

タイトルどおりの展開です。 悩みや納得のいかなことなどあると思いますが、肩の力を抜いて、ひとときでも楽しんでいただけたらと思います。

創作論は書けません 人に教えられるようなそれなどありません ただ、経験則は伝えられるかな？ いまだコンテスト勝ち抜いたことない人間の、それでもいいのなら 自分ルール語るとき多いで…

あなたは、手紙を書いたことがあるだろうか。電車にでも乗れば、視界の一面がスマートフォンで埋め尽くされる現代。直筆で想いを伝えることは、物珍しくなってしまった。しかしそれは、大事な…

　終わりを迎えた世界を旅する狼、眠り姫を見つける。 　みたいなお話です。 　↓関連作品。 　https://kakuyomu.jp/users/Hatori/collectio…

「なあ、今お前どこにおるん？」 私は彼氏と、他愛ない会話を電話でしていたつもりだった。だけどそう思っていたのは、どうやら私だけだったらしい。

これは不満のない「私」の話。

研究者がコンピューターシミュレーションの国際プロジェクトに携わる話です。

俺と同じ顔をしているクローンが、これから死ぬ。教誨という名目の言い訳。同じ顔たちで為される、それぞれの役割。そういうシステムだった。

「いいわけ」という言葉の意味を考える。 この作品はフィクションであり実在の人物団体等とは関係ありません

作家、飯田太朗はある日、編集者の与謝野明子から「『茶わんの中』の茶わん」を受け取る。どうもリドルストーリー『茶わんの中』に出てきた茶わんらしく、これに茶を注ぎ飲み干すと……？

私は私が嫌い。 何もかもが、嫌いだ。 長引いた委員会も、急に降り出す雨も。 それなのに…、 KAC20236「アンラッキー7」参加作品

七瀬虹佳(ななせ にじか)は、不幸な出来事に巻き込まれがちだ。 ＊KAC20236(お題→ アンラッキー7)に参加した作品です。

　世界を造ったあと、石像になって眠りについた女神。我は女神から造られた石の騎士。その眠りを乱す者は容赦なく殺して消す。先ほども一人の若者を倒した。しかし……。 　※カクヨム三周…

ネットに小説を投稿している夫が、ある日突然『これって面白いの病』に掛かった。 悩む夫を助けたいと思った妻が思い出したのは、特効薬を処方してくれる診療所があるという噂。 しかし藁…

今春から大学生になる伊藤は、引っ越ししてきた当日、散歩がてら深夜に近所を徘徊していた。 すると、裏通りに中華料理店を見つけ、様子見に店に入る。 店には中年の店主がいて、伊藤はその…

月を追いかけたり月についてこられたり 泣いたりなんかしないんだ―― KAC20234「深夜の散歩で起きた出来事」 ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ

これは、どうしようもない恋心を抱えた少女の物語

小学校の帰り道、いつも窓を覆うようにぬいぐるみを飾る家があった。

みーちゃんはおとなしい女の子です。 悲しくても辛くても怒っても傷ついても、ぜんぶの言葉を飲み込みます。 それが正しいことなのだと、ずっと信じていました。