日本が戦後復興するのに「頑張ろう!」の精神があったからこそ成し得て、今の日本社会があるのだとは思いますが、作者さんの仰る通り一部の人の心が置き去りにされていたような気がします。
それは震災復興にあっても同じことです。
みんながみんな心が強いわけではない。
スポーツ選手で「頑張って」と声援を受け、これ以上どう頑張れと言うのだろうと言った選手がいました。
「頑張って」という言葉はときには、その人にとって酷な言葉にもなりかねません。
つい使ってしまうのですけれどね。
励ましも時と場合によって、励まし方も人に応じて、と考えさせられました。