雪降る夜の出来事。受験を控えた女子中学生の主人公は、疎遠になっていた小学校時代の友人と出会う。友人は一人で歌をうたっていた。 志望する高校に行けそうにない主人公と、県外に進学する友人。自分で受験は選ぶのではなく、高校側に選ばれるものだ。 テーマに沿いつつも、普遍的なものも含む一作。 難しい表現も、さらりと書く筆力は瞠るものがある。 是非、御一読下さい。
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