梅田　乙矢

不気味な灯篭。首のない住民。血だらけの街。臓物を鷲掴みする人々。 この世のものとは思えない背徳の街に迷い込んでしまった旅人は、無事この街から逃げ出せるのだろうか。 『…

内覧、四件目。 困ったことに これまで見たすべての物件に幽霊がいた。 だったら「クリーンな物件を」と 不動産屋さんが連れてきてくれたのは……。 ＊KAC2024 第二回お題…

神田瑠璃(かんだるり)は、突然学校に来なくなった同級生、野崎雪也(のざきゆきや)の身を案じ、彼の家を訪ねる。 雪也は、自宅の地下室にある数万冊の本に囲まれた生活を送っていた。 …

雨降る放課後の教室。 ぼくは友達のかっちゃんと一緒にかっちゃんママを待っていた。 かっちゃんママと連絡をとっていたかっちゃんが、スマホに変なものが映っていると言い出して…… …

あらすじ。 『新居』私は家賃月三万の部屋に住んでいる。ある夜、睡眠時に天井を何かが動く音が聞こえた。 『いきもの』数年前に亡くなったバイト先でお世話になった先輩の家にお参りに行…

親の仕事の都合で幼児期を過ごした故郷へ帰ってきた土筆文章は家の片付けの都合等で一人先にかつての家へと向かう。 その道中、昔に幾度も訪れた思い出の書店を訪れようと考えた文章はそこで…

これは私が京都府某所にある小さい村に、ちょっとした観光に行った時の話です。

ループ

※『クロノヒョウさま自主企画、第5回「1000文字以内でミッション全てクリアせよ！」冒頭「それは白馬に乗ってやってきた」』及び、 　『雪原菰さま自主企画『お題【お菓子を食べたら甘…

結音さん企画参加作品です。 「『わらべうた』を題材に。ひとかけらの物語を！」 少し意図違うかもしれませんので、その場合はそっと閉じてください。 あんたがたどこさ 肥後さ 肥後…

今年で終わってしまう、ずっと続くと思っていた村の祭り。 その最後の場で蠢き出す、不可解な出来事。 この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作し…

不可解な事件が起きた。それは通話中に突然出血するという。これは新手のテロなのか、それとも……。

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330667378058798 　もともとは…

変なサイトを見つけたので調べて見ました 【一部】のみフィクションです。

私が生まれ育った福岡のとある村では、「子供が山道を通るときは、紫のハチマキをつけないといけない」という決まりがありました。 夏休み中のある日、川で水遊びをしていたら、年下の子が…

【まえがき的なやつ】 『公式自主企画「ご当地怪談」大募集！！ ～日本全国を舞台に怪談話を創作しよう～』への参加作品です。 残酷描写が結構あります。 苦手な方はお気をつけくださいま…

この地には、地元の人間にもほとんど知られていない、幻のようないい伝えがある。 公式自主企画「ご当地怪談」に参加しています。 https://kakuyomu.jp/user_…

四〇三号室で生活しているキズミは風呂とタコ焼きとジャイアント新江をこよなく愛するエセ関西人だ。 本業で観戦記者の業務に従事しているが、自分の時間を優先したい彼は、社内の人々とは…

「KAC20231」参加作品。 将来的に起きそうな話を突発的に書きました。

時は大正。地方から上京し大学に通う主人公。友人から面白い話を聞きその場に出向いた。死してなお己を殺めた犯人を捜す女の執念。

　僕と、僕の愛する少女・ショーコとの数年間は穏やかに過ぎていった。でも、僕は知らなかったんだ。「人を愛する」ということが、あんなにも悲しいことだなんて……。

四国中の霊場を巡るお遍路。 姿恰好もバラバラな七人が一列になって巡っていた。 彼らの正体にはある秘密があった。

とある見世物小屋で起こった事件の話です。

一分掌編。カレー風呂の謎。 解答編として、「カレー風呂のレシピ」も用意しました。

ずっとあなたに伝えられていなかったことがある。死んだ私には、それを伝える手段もない。それでもあなたは私の大好きなおはぎを墓前に用意してくれるんだ。 私は亡霊だ。 おはぎを喰らう…

「共幻文庫短編小説コンテスト2015」第11回で佳作をいただいた作品です。テーマは「手」

ライトノベル作法研究所「GW企画運営2017」に参加した作品です。テーマは「不思議な卵」。 安部公房風の不条理世界を目指した作品です。いわゆる虚学の面白さ、を表現したかったのでし…

高校生の小泉有也は、日常に嫌気がさし、学校に伝わる怪談「四次元の鏡」によって異世界に逃げこむことを計画する。忍びこんだ深夜の学校で、彼は思いがけない人物と出会う。真夏の夜のオカル…

短くても、物語。2分で読める——ミステリ。

男が春を嫌うのには理由があった。 単に好かない季節、描写と現実とのギャップ… でも、それだけじゃない。 子供の頃の怖い体験を、今でも思い出してしまうのだ。

雪の中に倒れていた少年空それを助ける男、宮田のミステリーです。

中学2年生の井上司の鏡の世界はどんな世界？ 短編なのでぜひ、読んで見て下さいね。

新しく買った枕で、羊の代わりに『執事』を数え始めた女性。 彼女が数えるたびに、枕元に現れ続ける執事たち。 これは夢？それとも現実？ 【補足】こちらの作品は、別サイトに投稿した作…

的井幸福係長はとても親切な人だった、そして新入社員の我妻彼方をとてもとても気にかけてくれた。

自分の不満をスナック的に文章にしました

生まれたときから、泣いていた。いつまで経っても、泣いていた。生きることは、泣くことだった。

人形供養の寺に連れていかれたうさぎのぬいぐるみは、お焚き上げされないために、呪いの人形になろうと決意するが―――

なんか、………… キャッチコピー、勝手に打たれてたんだけど（覚えてないだけ？）。それが、一番のホラーです。

はるか遠い昔、精霊はその命と引き換えにひとつの集落を護った。 これはその逸話である。

仕事から帰宅した母はキッチンのその惨状に思わずため息をついた。 そこから始まる親子のストーリー。