梅田　乙矢

「こんな話を知っているかい？」 噂好きの友人が話しだしたのは以前K町に住んでいたある男女の話だった。 ※若干の性的描写を含みます。

※過激で残虐な話となっております。 　苦手な方はご遠慮ください。 父の趣味は樹脂標本を作ることだった。 幼かった私はその美しさにすっかり魅了された。 成長してからというもの自分…

梅雨でもないのに雨は降り続いている。 そのうち私は体調を崩し病院を受診するのだが、最新の治療を勧められ入院することになった。 治療が終わり、外に出てみるとそこに広がっていた世界は…

祭り囃子が聞こえてくるなぁ。 行ってみよか？ えらい賑わっとる。 あ、あれはなんやろか？

この空はどこに繋がっているのだろう… もしかしたら、地球とは別の不思議な世界に繋がっているのかもしれない。 暑い夏の日、私はそんなことを思いながら空を見ていた。

虐待を疑われていた母親が自殺した。 子供は無事だったが、虐待は通常 子供が亡くなってから発覚することが多い。 母親はどうして自殺してしまったのか。 残された日記には母親が変貌して…

（一話目）ある日ポストに入っていた宛名も差出人も書かれていない手紙。 手紙の内容は意味不明な文章だった。 （二話目）その日は何もかも上手くいかず腹の立つ日だった。 偶然立ち寄っ…

雨になると彼は必ず現れた。 傘もささずただ空を見上げている。 そのうち私達は雨の日になると会って話すようになった。

その日は、ついていない一日だった。 そんな中、私は美しい美術館を見つけた。 その美術館は青空が広がった部屋や小川が流れている部屋など全てが美しい所だった。 ただ、『一時間経ったら…

その日は卒業アルバムの撮影日だった。 普段は禁止されている屋上での撮影にみんな はしゃいでいた。 そんな中、生徒が自殺してしまったのだ。

私の住んでいる田舎では星宿飛ばしという風習がある。 だが、その年は大地震でできなくなってしまった。 ある日、死者が歩く姿が目撃されるようになって…。 ※優しいホラー？となっていま…

会社でも家でも居場所がない。 ストレスは溜まり続け、そのうち体に異変が起こり始めた。 ※スプラッター描写あり。

私の友人は不思議だ。 恐怖という感情が欠落しているのだ。 どんな場面でも恐ろしいと思わないらしい。 ※ホラーにしていますが、怖いのかどうか… この感情が欠落してるわけではないけ…

体のパーツを交換しよう。 交換しましょう。そうしましょう。 ※少々グロテスク表現ありです。

病院のベッドで目を覚ますとなぜか全員が能面をつけていた。 理由を聞いても誰も答えてくれない…。 ※ジャンルはホラーにしていますが、それほど怖くないと思います。

“なあ、生きるのは辛いだろ？” 昔からいじめの対象になっていた僕は、あることがきっかけで殺人鬼になった。 ちょっとした「プレゼント」も持ってね。 『０』のもう一つのお話。 ※過激…

僕はビルの屋上に立っている。 ふと生きていくことが虚しくなったんだ。 地上に落ちていく途中である人物と目があった…

詐欺のバイトをしていた男がいつものように電話をかけると電話に出た相手の様子がおかしい。 その後、見知らぬ男が現れて…

学生時代にいじめを受けていた僕は、毎日生きるのが辛かった。 だから僕と同じ気持ちを味わってもらおうと思うんだ。 ※過激な表現があります。苦手な方にはオススメしません。 二作目の「…

友人が引っ越したアパートで起こる怪奇現象。 一人の男が「あの、ちょっといいですか？それ怪奇現象じゃないかもしれません」 突然そう言った。 ※一話が大体500〜900文字で短時間…

気がつくとコンクリートでできた建物の中にいた。 そこには異様な物が置かれていた。

うっくぁゆるが来たら目を合わせないで。

無名だけど一生懸命頑張っている人の作品を盗作する人へ。

SNSツールを使って人を傷つけることが趣味の人へ。 ※過激な表現あり。

いつ頃か死へ憧れを抱くようになっていた。 病気かと思い病院を受診するがこれといった原因は分からなかった。

その日は空が薄いピンク色だった。 空へ伸びる美しい透明な道。 その先にあったものは美しさとは裏腹な… ※グロテスク表現あり。