紅色吐息（べにいろといき）

詩である。

ローカル線の終着駅から先には、タヌキのトロッコ列車が運行していて、夜通しアルプス１万尺の尾根を走っています……。

長い自粛生活でリアル社会とネット社会の交流を見直していたカナに、馴染みのカフェからカラオケ大会の案内が……。

世界中の偉人、有名人の名言に心を打たれ、そして自分の生き方を学ぶ。

推し活？　なにそれわかんない。 あたしは演劇が好きなわけじゃない。彼女の写真が買えればいい。 お題が「推し活」の、KAC2022参加のための作品です。

俺の嫁は最高だ。 美人で料理も美味い。 俺が望んでいる事もお願いする前から用意してくれる。 嫁が俺に関してミスをしているところなんて一度も見た事がない位だ。 だ…

今日は、愛娘の卒園式だ。 先生と共に涙を流す愛娘。そしてその隣で手を握ってる男の存在。 おい、パパその子の事しらんぞ！？

当たり前のようにロボットの補助が入るようになってから早百年。 当たり前になってしまったが故に、人々はより先鋭化させ、変態的にしようともくろむ。 今回の『猫の手ＭａｒｋⅡ』もそ…

二十年以上経って初めて小学校に足を踏み入れたのは、選挙がきっかけだった。夏の日の記憶が甦る。 カクヨム3周年記念選手権 KAC5 『ルール』参加作品。 実験的に新字正仮名版を作…

第四回こむら川小説大賞参加作品。

小説家になることを夢見たとある人間の、実体験ときどき誇張。 参考になるようなことは書いてないです、すみません。どちらかといえば「アホやなー」と読み流していただければ。 ※た…

　これは七人の落語家の身に起きた悲劇の物語である。 　柳平と嵐平次、落語家たちの運命が一層哀れさを感じる。 　だが、たとえ彼らが長生きしなかったとしても、かくもおぞましき恐怖の体…

右目に猫の魂を、下腹に魔女の魂を抱え、死ぬことのない娘「化け猫ユエ」 死ぬことはないが、死に瀕するたびユエは思い出を喰われ、なくしていく。 そんな中での結婚生活が終わり、未亡人と…

【概要】 愛の話です 【登場人物】 ステュー：症状を表に出さないタイプの厨二病患者 アーバナイト：かなりのアホ

平凡な人生を過ごしていた加藤啓司は、ある夜突然、神による異能ガチャをひき、その結果レアリティUR（ウルトラレア）の異能を手に入れる。しかし、手に入れた異能【粒あんエクスチェンジ】…

俺は昔の友に、彼女を寝取られ続けている。とうとう、あいつは俺の彼女との性行為の映像を送りつけてきやがった。

私は日記を書こうと思った。 日記帳がなかった。 私は日記帳を買いに行くことにした。

ラストです。ありがとうございました。 KAC202211　お題「日記」

精密義肢師のフィリップとその弟子のクリフは、元ピアニストのジャクリーンを訪れる。事故で片腕を失った彼女は、義肢によって復帰したものの、生身と機械の演奏を比べて取り沙汰する世間の噂…

明治26年。水害に見舞われたとある寒村の共同墓地に、まるで昨日か一昨日に葬られたような遺骸が横たわっていた。その名も、田原総一朗。わずか数え十歳で葬られることとなった総一朗は、岡…

　数日ほど、彼女以外の作品も含めて、カクヨムに投稿された色々な小説を読んでいるうちに、カクヨムの生誕を記念した大きな企画が開催されていることに気付き、その中のひとつは、小説なんて…

　私、何歳だ、と思う。 　という彼女の問いに、僕が八歳と答えた結果が、さきほどの言葉だ。つまりその言葉が確かならば、彼女は八十八歳、という年齢になる。八十八。その数字の、奇妙な符…

趣味で怖い話を収集している僕は、出張先の飲み屋で知り合ったNさんという女性から「宮本武蔵の呪い」の話を聞く。 だがその話はどうもおかしい部分が多く…… 2023/8/24 『公…

引っ越しの準備をしていると、六年前の日記帳を発見する。最初は律儀に書いていたがすぐに書くのをやめてしまったものだ。懐かしく中身を確認していると……

性癖：消極的かつ破壊的な所有欲 自分の大切なものが、誰かのものになることだけがどうしても耐えられない。第四回性癖小説選手権に参加しました。

いつものやつです。 久々に電車乗ったので30分で書きました。

あたおか

この作品はカクヨムで作品を大絶賛投稿中である えこさんの「アンチ・ロマンティック」の二次創作作品です。 https://kakuyomu.jp/works/11773540548…

俺は姉を心から尊敬していた。 姉は高校在学中には博士号を取得していて、一部の生徒からは先生と呼ばれていた。 だからというワケではない。 勿論美人だし、器量もよく、内心興味を持っ…

大学生の”しい”と親友ふたり、そして親友の恋人のドロドロ百合短編予定 ※全6話。次回作『親友を脅して好きにしようと思う』 →https://kakuyomu.jp/works/…

ケット・シーという二足歩行をして、人語を話す猫の妖精は偶然出会った傷心の彼女を導いてくれるのか――。

　眠らない街――。 　ベラージオの夜は、今日も雑多な音と金の匂いで溢れていた。カードを切る音、コインの落ちる音、チップのぶつかりあう音、歓喜の声、落胆の唸り……そして、ルーレッ…

「匂い」を写真に撮ることはできない。 でも文字でなら切り取れるのではないか――。 そんな思いから始めた……わけではなく、ただの思いつきを書き留めたノートです（笑）

ゆっくりとくつろげる空間で、愛する人とのひと時を。 それが最高。 それで良いのです。 糖度高めです。砂吐く覚悟でお読み下さい。お気をつけて。

吸血鬼の八雲は『真夜中小学校』に通う、たった一人の児童です。 毎日一人で登校し、一人で勉強をして、お昼ご飯も、休み時間もずっと一人で過ごします。 そんなある日、八雲は学校の近くの…

お料理上手で優しい奥さんにガッチリつかまれてしまった、おしゃべりな胃袋の日記です。 おまけ付き。

石生みの里で出会った男女はやがて深い仲になるが、女の持つ特異な体質は二人を引き裂き、世界をも変えていく。

真泉香花は、脱衣将棋配信で生計を立てている。 彼女の勝負師としての魂が、目覚める。

絵日記を付けることにハマってしまった息子。日常の小さなニュースを息子は綴っていきます。

主人公は昔から恋をしていた。 その相手はもう結婚をしている。 それでも諦められない。 ちょっとずつだけど二人の間は近づいていた。 そして…

甘い恋、ほろ苦い恋、切ない恋　色んな形の恋する気持ちを思いのままに呟きます。

この春、史朗はハウスキーパーとして由乃と同居を始めた。ゆるゆると流れる、野川のほとりの由乃の家で、史朗は日々家事を行う。時間の止まったような家で。

濃紅色のスーツを身に纏う謎めいた青年セージュ。自称オカルトマニアの彼は、見えない怪異を捜し求めてコレクシオンするのが趣味だという。亡霊・呪い・不思議なものや目に見えないものを手に…

１人暮らしの老人と猫の気ままな同居生活です。

有機アンドロイドもの第３弾目で連載作品となります🌷 有機アンドロイドに関しては先に投稿したＫＡＣ参加作品に詳しい説明をしておりますので、宜しかったらそちらも読んで頂けたらより判…

聞いた話です。