飯テロ&ラブラブな短編小説です。KAC第1回目「おうち時間」をテーマに書かれた作品ですが、おうち時間をここまでやるか!?っというレベルでイチャラブと料理を中心に書き上げた本作。砂を吐くと同時に、ヨダレも相当出るでしょう。腹の虫も騒ぐでしょう。上手い文章に、美味い表現が重なり、飯テロ待った無しの作品。ほんわかした「おうち時間」毎日料理をされる方、たまにしかしない方、まったくしない方、誰でも楽しめ腹が減る小説。どうぞ、お腹を満たしてからお読み下さい。それでも食欲が出てきてしまうかも、知れませんが……。
手元にあるイタリアンシガリロに火を着け「生憎ジャリっとするのは人生だけで間に合っているんでね」そう、ガルナは独りごちた。おめでとうという言葉を忘れる程にジャリっとした感覚。……噛んだのは砂ではなく、氷砂糖であったのかもしれない。
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