闇野ゆかい

1920年代、英国ロンドン。この街に2人の少年少女とその友人たちが住んでいた。 バッグスはお国の為に働くが少年に対する1人の旧友の恨みが何度も少年を襲う。バッグスは、アリスと誓っ…

京都に住む、零介と雫は仲が良い幼馴染。 高校生になり、2人は段々とお互いの事が気になっていくが、全く思いを伝えられず。 そんな中、2人は京都駅に出掛け、帰りに零介が雫に思い切って…

叶わぬ恋を想い続けるのは決して不幸ではないと語る女の真意とは……

女は、地味な外見から想像もできない淫らな己を飼っていた。 どうしようもなく男を欲しがっていた。 引っ越したばかりの部屋の近所にたむけられていた花。 その花を見つけてから日常が…

今年から神殿で働くようになった新米女神のメガ美。彼女は、いや女神業界全体は、今重大な問題に直面していた。 「なんで俺が勇者なんてやらなきゃいけないんだよ！」 こんな調子で、せ…

主人公の恭子は自分を普通の主婦だと思っていた。 死が近いことを知り、大切な記憶が蘇生するにつれて彼女は自分自身の人生を取り戻す。

　天満の画材屋で見つけた青い点描で描かれた向日葵の絵。それを手にした瀬戸群の元に美しい娘が訪れる。娘の名は小川静子。静子は亡くなった兄の向日葵の絵を取り返す為に、群とある約束を取…

新婚旅行(?)で、フランスのノートルダム大聖堂を訪れた夫婦。 しかし二人ははぐれてしまい、そんな中妻は思う。私は夫の事を、蔑ろにしすぎなんじゃないだろうか、と。 旅先で感じて、…

ホラーと言ってもハッキリ言って怖くはありません。 当時の私が全く恐怖も感じていなかったのですから。 八歳の夏、私は家族と共に信州のとある温泉旅館に泊まった。 何でもない静かな田…

2013年ぐらいに書いたやつ。集英社ライトノベル新人賞3次落ち作品。

－短編（読了時間 約３分）－　 ある日の放課後、わたる君が出会った謎のおじさん――。 わたる君は、日記を始めることにした。 　ある日の放課後、わたる君は横断歩道の向こうから…

私、房成　あやめの日記（と言っていいのか・・・）！

友紀人のために、つながりを切った澪。 澪への想いを、忘れられない友紀人。 ふたりが再会したのは偶然か。それとも── こちらは、エブリスタ様にも掲載してあります。 ©香居

　大学のオカルト研究部が見付けたインターネットの書き込み……そこには肝試しでやっては【ルール】が書かれていた。 　オカルト研究部が向かった先で起こる恐怖とは……？

夏休みが明けた日、転校生がやってきた。 ストレートの黒髪の美少女・江草朝露。 そんな彼女との、儚い恋物語。

結希は高校生になってすぐ病魔が襲った。 そのことを伝えた同級生はいない、想いを寄せる幼なじみにもだった。 ある日。美術コンクールで悠也の絵が入賞したことを知り、彼に会いに行くが…

透明の耐熱カップの中で、ベトナムコーヒーが抽出されてゆく。 「コーヒーが落ちきるまでに、決めて」 遠距離恋愛中のほとんど会えない先輩か、近くで寄り添ってくれる今里くんか。 １杯の…

私は女だったから、男である彼のことを「当たり前」のように好きになった、そんな話。

「勇者になりきれ！（旧名：氷都の舞姫）」を書き始めて１年半。 気がつけば３０万字超えの長編になってしまいました。 書くうちに、小説のテーマ自体も変わってきましたので このへんで…

　僕はあの子のために。定時で気分よく帰宅出来たので。

「ハッピーでホッピーだ❗」というフレーズを連呼する中年男と、弾き語り青年のドラマ。

カクコン短編2019中間選考通過作品です １歳年上の幼馴染の鷹凪祥子の協力でジュニアオリンピック出場資格を得た天野瑠宇。しかし大会を前にして交通事故により大怪我を負い選手生命さえ…

大人になりきれなかった男子高校生と恥ずかしがり屋な女子中学生が織り成す甘酸っぱくも悲しい恋愛話。花言葉にのせて美しい純文学をあなたに。 ～あらすじ～ 青春というものに嫌気がさし始…

高校二年生のぼくは一年前から同い年の高校生と話す。 同じ路線に乗る二人の会話は、学校の最寄り駅に着く30分のみ。 そんなだんだんと好きになっていったが、言い出せない秘密があった。

演じることが生きる意味である女子大学生の主人公と、主人公のことが好きな美しい顔をした後輩の話。

・神社にいる神さまは、主人公以外には見ることも、声を聞くこともできない不思議な存在。子供の頃からのつきあいであるちょっと奔放な神さまと、『宗次郎』との不思議な関係を書きました。人…

大人になっていく女性にまつわるエピソードを詩という形で表現しました。 仕事、人間関係、加齢、恋愛…静かに、激しく、清らかな女性たち。 真面目すぎで固いかもしれません。 詩は、今の…

「とりあえずビール」 聞き慣れたフレーズだけど本当にそれでいいの？ビールがいいの？ビールでいいの？ 2000字以内を条件に頼まれた単発ストーリー

喫茶店にコーヒー。 でも行きつけなのは別の理由。 雰囲気と何よりもこの席で過ごすゆるい時間が好き…だったはず。 あの封筒を見つけるまでは。

幼なじみの彼はコスプレが趣味だ 「かわいい、超似合ってる！」 そんな彼につきあってあげている私は、ある意味物好きなのかも知れない 「女の嫉妬は怖いかも知れないけど、男…

　物語を伝える『詠み人』カタリの旅は続く。 　旅の途中、トリに誘われたカタリは迷いの森の中へと辿り着く。 　そこには、長い間物語を待っていた老人が暮らしていた……。

遠距離恋愛中の彼女と、初めて一緒に迎えるクリスマス。その数日前、俺は電話でこう伝えた。 サンタコス、すなわちサンタのコスプレ姿が見てみたいと。

高校生で小説を書くのが趣味な女の子、リカ。 小説投稿サイト『カクヨム』を使って、賞に応募したけれど、結果は芳しくなくて。 一次選考も通過できなかった小説だけど、価値はあると思い…

親友の通夜に出席した青木は、早すぎる死に呆然とし親友との日々を回想していく。通夜の開式が迫る時刻、夏だと言うのに黒いセーターを着た女性が会場へと入っていく。しかし彼女は、式の途中…

放課後の教室、たった一人で本を読む少年。そこから物語は始まる。 この物語が、想いを伝えることへのキッカケになってくれることを願って。

苦労の末、ついに大型免許を習得した彼女。 仕事上、どうしてもとらなければいけない理由があった。

失踪したつぐみを振り返らせる為に過去に戻りやり直す三。違うルートを辿った先にはどうなるか。過去時計は何なのか。そしてつぐみの失踪した本当の理由は。そして想いは叶うのか。

｢すみれSeptember Love ｣を元にした即興小説の自主企画に参加すべく書き下ろしたのですが、三千文字以上という条件に対して五百文字位で終わってしまいました。 という…

　その光景は創られた夢か、それとも記憶か……。 　見知らぬ地、出会った愛しき人との世界に悲劇が迫る。 　それでも一緒に……そんな願いの辿り着く先は──。

　不良高校生の瀬田貴史は、とある切っ掛けで美郷深雪を助けることになる。 　それが一目惚れと気付かず深雪を付け回した瀬田は、勢い余って深雪がマネージャーを務めるボクシング部に入部す…

　大学生・嶋田海は急逝した祖父を思い出す。 　祖父への想い出で一番心に残っていたのは、【呪い】により人を助ける姿だった──。 　そんな祖父の心を知りたくて、海は自らも【呪い師…

「一つ聞きたい事があるんだがね。君達、ジャップは！　おっと失敬！　失敬したね！」 HJ【ヘイト】小説大賞2018参加作品 日本人として初めて受けた差別体験とオーストラリアの長期旅…

主人公☆ 清水真里（まりちゃん） 中学校が「聖奈学園（せいな）」中高一貫校の女子校。しかし、もっと高いレベルを目指すために高校でトップ校と言われている「南華高校（なんか）」を受験…

　夏休みの昼、部活の合間。 　彼女お手製の弁当を食べたり、部活に熱中したり、少しだけ青春みたいなことをしてみたり。そんな何時もの風景の中の一幕。 　ポニテにしてみてほしい。…

長編小説「Parched love」の中の登場人物である柊司秋の思い出エピソード。 彼は本編である長編小説「Parched love」２章の終盤から入院中という設定です。 彼が…

辛い過去を持つ赤坂健太君の思春期症候群物語。 赤坂健太十六歳。峰ヶ原高校一年。 赤坂君のエピソードは完全オリジナルです。