異世界転生が流行した理由。それは、勇者を獲得したくてトラックの群れを放った女神たちの汗と涙の物語…なのかもしれない。しかし女神たちのコメント、キレッキレです。
最近の流行を逆手に取った名作。まさかその角度で来るとは、という意外展開にお見それいたしました。なるほど、こういうことで転生勇者ものが増えていったんですねw登場人物のシンプルなネーミングのセンスも、さりげなくお気に入りです。これはぜひとも、色んな方に読んで欲しい作品です^ ^
異世界ものが流行っているのは女神の作戦があったようです。
流行り物。もちろん良いものだから流行る、と言う場合もありますが、実は裏に何かがあるという場合もある…… のかもしれません。
この世界で起きているブームは、女神によって操作されている……。そんな女神達の仕事が、楽しく描かれています。異世界転生モノの小説が、更に増えるかもしれません。
まさか、異世界転生ものが流行った理由がこんな事だったとは~!!めっちゃ笑えました。女神様が異世界転生もののお約束について話してるシーンがお気に入り☆異世界転生ものが苦手な人でも楽しく読めると思います♪
野々ちえさんのレビューを見て拝読しました。予想外の原因にびっくりです。この驚きはショートショートの名手フレドリック・ブラウン先生の恐竜滅亡説を読んだ時以来です。子供のイタズラのような発想に脱帽です(ほめています)。
ブームを作るって大変じゃないですか。当てようと思っても当たりませんよ。それを努力と神託と不正……は世界の存亡がかかっているので目をつむるとして、彼女たち女神はやり遂げたのです。プロジェクトXばりの奮闘のようすをご覧ください。サクッと読める短編ですが、今後転生ものを見るたびに影響を与えるような作品です。もう、いろいろぶっ飛んでるのに説得力があるというか、「ああなるほどね!」と若干転生アレルギーの人を開眼させますよ。
せっかく勇者に選んでやったと言うのに、ほとんどの人は嫌がったりまともに話を聞いてくれなかったりで埒があかない。そこで、女神たちが考えた方法とは……。異世界転生をネタにしたコメディファンタジーです。女神のネーミング面白いです。オチにも納得!
女神商事の新米女神メガ美の奮闘記。なんだか早口言葉みたいですが(笑)せっかく転生させても、誰も勇者になりたがらない状況をどうにかしようとメガ美が思いつくんです。あることを。 うん。なんでしょうね。この説得力。なるほど! そうだったのか! と、なんか納得してしまいました。 ちなみに、こちらだけでも十分おもしろいんですが、先に公開されている短編『彼女が大型免許をとる理由』をあわせて読むとおもしろさが二倍三倍になるかもしれません。気になった方はぜひ両方読んでみてください。
今やWeb小説といえばラノベ、ラノベといえば異世界モノというのが主流ですが、この「異世界モノ」の本流ができあがった過程は実はこうだった?『女神商事』の新米女神さんの奮闘記です。ローマも1日にして成らず。異世界転生も1日にして成らず。クスっと楽しめるある意味「お仕事モノ」でもある本作。仕事始めの通勤中や休憩中にいかがですか?
何でしょうね。そんなわけないはずなのに、ものすごく「成る程、だからか!」と納得しちゃう感じ。所詮人間なんて神様の手の上で転がされているだけなんですよ。そういや私もあれだけ書くまい書くまいと思っていた異世界モノを書いちゃいましたからね。全部彼女達の仕業だったのです。ううむ、成る程。