鈴木茉由

母親は 俺を 棄てた。

シチュエーション ・「教室で、恋に落ちた瞬間まで」の物語 ・年齢、性別自由 ・500～2000文字以内(詩などもOK) ・タグに「シチュエーション物語」と記入 ・書き下ろしのみ …

1945年の8月6日に終わったのは、僕の初恋と、この世界。 主人公のケンジは、いつも通り友人のユミ子と小学校に向かっていた。しかし、8時15分に起こったのは、小学生には残酷すぎる…

雨の中、配達に向かった祖父の代わりに店番をすることになった月ノ和 凜甘 こんな天気に店に来る人なんかいないだろう。と思っていたら、1人が店に来た。同じ学校の女子。百一 紫織だった。

なんてことのない夕食時。公共電波から唐突に世界が終わることを告げられた。 どんな喜びも、どんな悲しみも、明日には全て終わってしまうらしい。 世界滅亡の前日、最愛の人と結ばれた俺…

繁蔵は今年七十五にもなる爺だが、散歩に出かけたある日、公園で読書をする花江と出会い心を惹かれる。 そんな感情をこんな歳の爺さんが持っていいものかと繁蔵は葛藤するが、花江にはある秘…

蝉の声を聞くたびに、蝉の抜け殻を見るたびに思い出す。 子供の頃に体験した、忘れたい出来事。

急激な人口爆発と食糧不足から第3次世界大戦が起きてしまった現代 ほとんどの国がアメリカ・ロシア・中国の植民地となっていく中、たった一人で国を守る少年とお世話係の女性との物語

アルファポリスにも公開。

うだるような蒸し暑い夏の夜、ちょっとでも涼しくしてやろうと、おばあちゃんは孫娘に、とっておきの肝が冷えるような怪談話を聞かせてやることにしました。

「月まで三キロ」 その道路標識を見に行った私のはなし。 実在の地域、場所とは何も関係はございません。 ほんとうだよ。 地名や標識が気になる方は検索してみてください。 …

お題『八月六日と八月九日』 広島県人ゆえ、心持ち六日寄り。 あの惨劇を経験した方たちの多くが亡くなられ、その記憶が薄れていく現状に対しての思いを綴りました。 九年ほど前に他サイ…

戦争や災害などで炎に追われて亡くなった人々へ、哀悼の意をこめて。 八年ほど前に他サイトで発表し、日間一位を取ったものの改稿転載です。

電車の中で起こった事件。包丁で刺されたオレは運よく死なずにすんだ。しかし、その瞬間から始まる非日常の数時間。その経験と事件からの教訓をお伝えする。 ★ 本作品は「小説家になろう…

《自主企画》 『クロノヒョウ』様の自主企画『第43回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』に参加中です。詳細は以下URLにて。 https://kakuyomu.jp/use…

私、紅音は疾風君と一緒にバンドメンバーに入っていた。大きな会場も任せられるくらい有名になった――。 でも、 ――君の声が聞こえない。 《連載》 長編も考えています。いつか続きを…

貴兄、なんでそんなに子守に慣れてるの？ 私・花堂琴理は登校途中に倒れているお姉さんを助ける。お姉さんを救急車で見送ったあと、ふと見ると赤ちゃんが！ カフェ・一善と取り巻く花堂…

「一身上の都合により、わたしは会社を辞めます。お世話になりました。ではでは」 なんて具合に円満に、すんなりとはいかなかった、ある男の退職にまつわる物語。

和尚さんが筆を片手に一句詠んでいると、子狐がやって来ました。

白馬の騎士は必要ない。 わたしは、１人でもちゃんと歩ける。 だから、もう、その手を離して… 「あなたから離れたい」 そう願う、彼女の真意は？

どんな老獪な相手でも一発で黙らせる言い訳を編み出す男、それが俺、安田だ。 そんな俺のある一日の出来事を紹介しよう。

同じ大学に通う修平と結衣。一時期から、二人は身体を重ねるようになる。 ただ、そこに純粋な恋愛関係はない。ある条件を満たした場合のみ二人は繋がる。 恋人でもなく、セフレでもない。た…

KAC2023参加作 最後のお題は『いいわけ』 なんでもないカップルの、なんでもない日常を切り取りました。 今回は、朝食時の一幕です。

KAC2023参加作 お題6つ目は『アンラッキー7』 なんでもないカップルの、なんでもない日常を切り取りました。 今回は、2人の初デートでの一幕です。

KAC2023参加作品。 終盤の七回表。侍ナインの攻撃。 ツーアウト満塁、スーパースターがバッターボックスに立つ。歓声が上がる。 球場にいた全ての人、テレビ視聴者。 誰もがホー…

✨2023年2月1日、角川スニーカー文庫様より発売されました！✨ ◆旧題◆ 『帰還勇者のＲｅ：スクール（学園無双）』 　勇者になり異世界を救った陰キャ、鋼メンタル＆スキル持ちで…

眠いけど寝たくない。朝の光は眩しすぎる。そんなあなたの居場所「バーあめにじ」。 僕は、作家仲間の雨虹みかんとバーを営んでいる。今日も、店長と僕の探偵ごっこが始まる。 追記（2…

自動販売機で7777が出ればもう一本。 3桁目だけ7は出てはいけない不吉なナンバー。

この都市は暮らしにくい

KAC2023参加作 お題5つ目は『筋肉』 なんでもないカップルの、なんでもない日常を切り取りました。 今回は、久しぶりに会った2人のお家デートでの一幕です。

しがない探偵・日向寺樹（ひゅうがじ・たつき）はのんびりと休日を過ごすはずだった。そこに旧友から電話がかかってくる。仕方なくある物を探すことになったが、その先にはとある謎が潜んでい…

KAC2023参加作です。 お題「ぐちゃぐちゃ」

2023年3月6日、事件は起こった。 小説投稿サイト『カクヨム』は7周年の生誕祭イベントに沸いていた。 その日の12時、KAC2023の3回目のお題として「ぐちゃぐちゃ」が発表さ…

KAC2023参加作 お題4つ目は『深夜の散歩で起きた出来事』 なんでもないカップルの、なんでもない日常を切り出しました。 今回は、彼氏の唐突な提案から始まる一幕です。

人生にはその人の価値観を大きく変える「きっかけ」ってものがあると思うんだ。 俺、直樹と姉貴のあいだに起こった出来事も、きっとそんなきっかけの一つになったんだろうな。

僕の遊び場を守らなきゃ。 アコ怪獣の到来だ。

ぐちゃー

ある哲学者は言いました。人間は理性的な動物だと。 確かにそういう側面もあるかもしれません。人間には「我慢」という特技がありますもんね。 だけど、その「我慢」が万能ならば、人間…

友人との楽しい食事を終えて満足感と少しの眠気の中で自宅のマンションへと帰ってきた俺はエレベーターに乗り込んだ。 それが、運の尽きだったとも知らずに。

KAC2023参加作 お題3つ目『ぐちゃぐちゃ』 なんでもない2人の、なんでもない日常を切り取りました。 今回は楽しい食事を終えた後の一幕です。

KAC2023参加作 お題：本屋 なんでもない2人の、なんでもない日常を切り取りました。 今回は、俺の職場近くの本屋での一幕です。

KAC2023参加作 お題ふたつめ『ぬいぐるみ』 なんでもない2人の、なんでもない日常を切り取りました。 今回は水族館デートでの一幕です。

【KAC2022参加作】お題：真夜中 目の前にある特大カップラーメンを見つめる女性がひとり。彼女は腕を組み、首を傾けて苦悩する。 『こんな時間に、こんなもの食べてしまったら………

自主企画「300文字の死」参加作品です。

【２巻４月２５日発売】【コミカライズ進行中！】 病気、事故で両親を失った兄、中山春斗はチャンネル登録者10万人を持つゲーム配信者でありながら、週６のバイトをして必死にお金を稼いで…

――なぜか、君が帰ってきた。 ここにいてはいけないはずの君が。

あなたは、手紙を書いたことがあるだろうか。電車にでも乗れば、視界の一面がスマートフォンで埋め尽くされる現代。直筆で想いを伝えることは、物珍しくなってしまった。しかしそれは、大事な…

連作短編ミステリ。池袋。［予言者コウジョウ］の言葉通り「世界」は、白い結晶に覆われて続けて行く。それは、致死率100%のウィルス「白チ病」 が蔓延した結果としての“終わり”。絶望…

今までに書いてみた英語のショートショートをカクヨムに載せてみることにしました。 もちろん日本語訳あり！ 日本語の部分だけ読んで頂いても結構です。 基本的にコメディー、ジョーク風味…