青樹春夜（あおきはるや:旧halhal-

みなさんのご家庭に漢和辞典は何冊あるでしょうか？ え？　何冊？ そんなに買うものじゃない？ どれを買っても一緒でしょ？ ふっふっふ、それは大きな間違いです！ コレだけは声…続きを読む

強大な魔力を持つ悪魔——と聞けば、きっと恐ろしい姿、あるいは冷徹な美しい姿を思い浮かべるかもしれない。しかし、である。 本作にはめちゃくちゃキュートな悪魔が出て来ちゃうのです！…続きを読む

　クセが強くてクセになると言った方がいいかもしれません。主人公二人組が学園内の悩めるJK達を助けていくのか基本ストーリーですが、そこには生徒だけではなく教師（こじらせオタク女子）も…続きを読む

　この悪魔、めちゃくちゃかっこいいです。ワタシ的には主人公のそばにいるなんでもできるスーパー執事的なシチュエーションにグッと来ました。そして面白いのは物語の世界を渡り歩いて行く彼ら…続きを読む

　本作はなんと言っても魅力的な登場人物とそれぞれの能力を使った戦闘シーンが面白い！いかに能力で戦うか、そして相手の裏をかくか、読んでいて引き込まれます。 　そして戦闘シーンの描…続きを読む

これは、なんだ。 とっても予想外に細部まで丁寧に作られた終末世界の戦闘ものか。 ラブコメのタグが付いているものの、今やその世界設定やギアローダーの性能や、はたまた『備品』の存在…続きを読む

　もう、ネーミングがかわいいですよね。オミソ村。これはうまいですよ。（オミソだけに） 　能力者のいる世界で、能力の無い主人公・ムギ。しかし彼には頭脳があった！知恵と才覚でオミソ…続きを読む

『魔力がどちゃくそ低いタツミくん』というのは、私たち読み手を惹きつける1番の要素なんですよね。魔力が低すぎて、社会的地位まで低く扱われてしまうタツミくん。でも彼は悪の道へは進ま…続きを読む

読みやすい文体でこの話数に収めてくる上手さはすごい。そして最後の2話は見事に予想を裏切って来る。なんちゃって異世界なんてタグをつけていらっしゃっいますが、ただの異世界ものじゃない。…続きを読む

高校の時、電車で通学していた。時間帯や季節にによって、窓の外の景色は全く別のものに映るものだ。 主人公の工藤アスカは電車の中でふと違和感を感じる。車両内には誰もいない。窓の外の景…続きを読む

優しい文体で綴られる『村』の話——。しかし語り手も村人も何かを隠していて…。『村』の外の人への、してやったりのお話かと思いきや、最後に投げ出されるこの感覚。 短編ですのでお休み前…続きを読む

不思議な傘の流離譚。 それは少しだけ何かを必要とする人々に寄り添ってくれる、少しおしゃべりな傘の話である。 ほんの少しの励ましや勇気やきっかけ、それらを残してアンはまた何処かへ行っ…続きを読む

童話のような語り口で、悪が懲らしめられる内容は最後にホッとさせられる。大人も子どもも読める怪談。