緑月文人

二次元の異性にしか興味がない西野茜。ある日、駅の階段でぶつかられて、落ちそうになった時、茜を助けた一ノ瀬に一目ぼれ。その美しい容姿に見惚れて、しばらく見つめてしまった。

幼い頃に大切な人を失った私には、生きている意味はない。健全で平和なこの世界は、私にとっては紛い物にしか思えなかった。そんな私を、彼は迎えに来たのだった。

ファンタジーが大好きな中学生の女の子。 彼女の好きな人は、本の世界の王子様。

お約束の乙女ゲーにおける悪役令嬢断罪イベント発生！ 今の今まで異世界転生に気づいていなかった私、何の根回しもしてなくて大ピンチ！ そこへ現れるだんだら羽織のイケメン軍団、その名も…

ぼったくりアンティークショップの店主イリスと、その友人であるアルファルド。そしてアンティークショップを訪れた客人の、時計を巡る物語です。

影の魔女と呼ばれる老婆の元で魔法の修行に明け暮れる少女たち。ある日老婆が連れてきた一人の少女は類稀なる才能を持っていた。私はその少女の世話係を仰せつかる。 ※自作「魔女と令嬢、…

　とある動物園に、象の女の子が生まれた。「私」はとても嬉しくて、動物園通いをしていたが、出張によって故郷を離れることになってしまう。 　出張から帰ってきた「私」は、恋人の「彼」と…

【死ネタ、未来表現がありますのでご注意ください】 人はいずれ死にゆく……あの時、分かっていたはずなのに。 それでも私は前を向いて歩いていく。 貴方と来世で、今よりも幸せになる…

私のママは世界一美しい 私のママ 2 https://kakuyomu.jp/works/16817330664869211797

あなたは、私にとって希望の傘だった。ながいながい雨から逃げてきた私を、雨宿りさせてくれた。暖かい居場所をくれた。それなのに、私は──。 執筆企画「一週間の書架」第１回、テーマ…

人間はいつか死ぬ。　 唐突に訪れる死を前にして私達は何を想うのか。 残される人に何を残したいのか、何を抱えていくのか そんな死を迎える人々の物語

底辺に埋もれている星屑にしか過ぎなかった。そんなわたしが出逢った、読み専の神さまについての覚書。 誰もが一度は逢ってみたいと願うような、そんな人でした。

拙作短篇「おさな妻」の番外篇。本編読了後が推奨ですが、こちら単体でも読めます。前後で完結。

高層マンションの一室で月に一度ほど、定例で行われている食事会。 部屋の所有者、木場はもてなしの為の料理作りに腕を奮っていた。 集まったのは、好々爺然とした日宵（ひよい）。 若く…

惑星探査隊の一員としてコールドスリープに就いていた主人公の青年レッド。目的地に到着したのは良いものの、他に誰もいるハズのない同じ調整ポッド内に『幼女』が眠っているのを発見し——…

メタバースが当たり前になった社会。仲良し三人組はリアルな河童のアバターに出会ってしまい…？

壱也[かずや]と真結[まゆ]は小学校からの腐れ縁。 共に高校を卒業したある日。壱也から「夢を叶える為に上京する」と言われ、真結は何も言えずに引っ越す当日になった。 以後十年間疎…

※こっそりとカクヨムコン8に放り込みます(*´艸｀*)←謎 ソーシャルゲームでの出逢いからの詩です。 ※私の体験談じゃないです～ ● 楽しくも悲しくも、何もない。 そん…

ファミレスのランチタイムに起きたとある出来事。

昭和の夏の光景をイメージしました。

ズルいよ！ 台本なんかにこんなセリフなかったじゃん！

今日は特別な日になるはずだった。 こいつに出会いさえしなければ…。 公営団地の小さな公園。 ブランコに揺られて覚悟を決めようとしていた俺の横に現れたのは、狐の化け物だった。

バンド仲間の道代と温泉旅行をしていた彩だったが……

私は殺人を犯しました 人を殺めることは何があってもゆるされることではありません もちろん許してもらおうなどと思っていません 「一生かけてあなたを幸せにします」 と誓ったので …

　

【まえがき的なやつ】 第2回角川武蔵野文学賞参加作品です。 （落選しましたけど。泣） この文学賞への参加は二作品目ですが、武蔵野のことを全然知らないのに、性懲りもなくまた書いてし…

女子高生とお狐様のひとめぼれラブファンタジー…… と見せかけた違う何かです。

Ｒ１５相当の性描写があります。１５才未満の方及び好まれない方はご遠慮願います。

僕の可愛い婚約者が何かを企んでいる。 やれやれ今度はいったいどんな悪戯を思いついたのやら。 それを僕はビクビクしながらも心のどこかで楽しみにしているのです。 彼女が回りくどく何…

大学受験に失敗し、不貞腐れている僕の部屋に飛びこんできたのは……両腕で抱けるサイズのミニチュア銀河だった。なんとタダの模型ではなく、それを破壊すると僕たちの住む地球まで同調して壊…

焼き鳥や「とりのすけ」の長男、羽田飛雄は学生時代引きこもりで、20歳を超えた今でも家の手伝いで長年やってきた串打ちしか能のない男。 そんな飛雄に、店を任されている次男の翔太がある…

ごんぎつねのパロディです。 森で食べ物を集めている兵十に、悪戯を楽しんでいたごん。しかし兵十の母親が死んでしまい、それに同情したごんは、娘の姿に化けて食べ物を分け与えるようにな…

ユメコはサクラのことが大好きで、今までどこに行くにも一緒だった。しかし高校卒業を機に、ユメコはサクラとの別れを決断する。サクラはなぜ捨てられたのか、それにはサクラの正体が大きく関…

今から何十年後かの未来、夜行性の人々が増え、人類は夜にも活動をするようになる。 朝や昼ではなく夜に活動を開始して仕事や遊びに打ち込み、夜に生きる彼らは「真夜中族」と呼ばれ、その人…

櫻井創真という男がいた。 彼は勉学に秀でて、肉体は軍人顔負け。 暇を持て余した彼は体術さえ極めていた。 そんな彼はある日女神と出会う。 完全なる存在たる彼女が求めるは己に牙剥く…

少年野球チームの唯一の女子であり、チームのエースでもあるミサキは、同じ投手でライバルである男の子、タイチと競うように居残り練習をする日々が続き、お互いに切磋琢磨していた。 そんな…

ロイが手に入れた一見白紙の日記。それは「同じ日付」になると前の持ち主のその日の日記を読むことができる不思議なものだった。 退屈な日々を送るロイは、試しに毎日これを読んで同じ行動を…

　世の中の勇者にはどうにかなる余地がある。 　国を助けて欲しいと頼まれる。武力は無いから知識チートかと思いきや、これ国力ボロボロだよね？ごめん。これはムリ。 　知識があるがゆえに…

拾われた猫は人間に恋をした。 飼い主は猫が大好きだった。 想いが伝えられない切ないお話 小説家になろう様にも掲載しました アルファポリス様にも掲載しました 追記　後味悪かっ…

私には、大切な人がいた。

元カレが見た夢の再現です。

平安時代のかくれんぼってご存じですか？ これはそのかくれんぼに興味をもった大学生たちのお話

大陸西部の沿岸三古王国のひとつドーリア。若き王のサヴァイヤは、幼いころに両親を亡くしたせいか、我儘いっぱいに育つ。 そんな彼が出会ったのは、神官の娘、サリィヌだった。内気なサリィ…

時たま、深雪はこちらを向いた。 そして、優しく微笑んだ。 凍てつく雪原に突然春が訪れる。 氷の女神は桃色に花開く… ヒロイン『深雪』との青春ラブストーリー。二人を結び、契ったも…

ある少女の夏休みに起こった不思議な出来事

【まえがき的なやつ】 『サクサクさんのいいアイデア』が『５分で読書：最後はかならず私が勝つ』に収録してもらえることになりました。 【書籍の紹介ページ】 https://www.…

　車で日本各地を旅することを愛する私。 　そんな私は鳥取県米子市にある、とある神社を訪れるのだが…。 　米子市およびその周辺にある名所をご当地の神話、伝説、昔話、有名人などに絡…

　まもなく没後一年を迎える『ゲゲゲの鬼太郎』などの作品で知られる漫画家水木しげる先生。 　先生は生前その著書『水木サンの幸福論』の中でこんな「幸福の七か条」なるものを提唱《ていし…