★★★ Excellent!!! 素直にとても面白かったです ヤマシタアキヲ この短さで、「おお~!」と、キッチリ目から鱗を落とされました。すごい! レビューいいね! 1 2020年11月4日 11:11
★★★ Excellent!!! パッと浮かんだいいアイデア。呼び込むのは幸かそれとも──。 このはりと 主人公のサクラは、ひとりでいる場面の多い“目立たない”女の子。思考より体が先に動き決して根暗ではないのだけれど、なぜかひとり。そんな彼女へ気軽に声をかける先輩の加瀬は、超がつくほどの真面目な男子。 一見すると凸凹のようで、しかしふたりの息はぴったりです。 ある日、オカルト研究部の活動中に巻き込まれた事件から、加瀬は彼女と境遇をともにすることになり……。 サクラが思いついた「いいアイデア」が、上手に物語を結んでくれます。 犯罪や死が描かれているものの重苦しさはなく、枝分かれする未来がどうなるのか、読後に想像する楽しみがありました。 レビューいいね! 3 2020年11月3日 17:49
★★★ Excellent!!! そのアイディアは、意外な答えに行きつく。 夷也荊 オカルト研究部の部室にこもる主人公は、時々部室にやってくる先輩と顧問としか交流のない部員だった。先輩は度が過ぎるほどの真面目だ。先輩が、煙草を注意して、その輩に二時間も説教した事は記憶に新しい。 そんな先輩が、やっと部活動らしき提案をする。近くの神社に幽霊が出るというので、そこに行って幽霊の正体を確かめようというのだ。この提案を主人公は断固拒否。仕方なく一人で調査に向かった先輩は、病院に運び込まれる。 先輩は犯人に殺されかけたのだ。 ここで明らかになる主人公と先輩の関係。 そして、全ての伏線が回収される、衝撃のラスト。 果たして、主人公と先輩が選ぶ道とは? 是非、ご一読ください。 レビューいいね! 2 2020年11月2日 06:46