※※ はじめに ※※
この小部屋を見つけてくださって、ありがとうございます。
こちらは、kou様の作品を読ませていただいたときの、感想などを綴っているお部屋です。
今回はこちらの作品です。
『全力投球! 努力のオムライス』 kou 様
https://kakuyomu.jp/works/822139842775715856
※※ 以下、ネタバレを含みます ※※
⚫︎ たくさん連れ回してるのに……
今回の【感想のお部屋】も、時間を少し遡って今年(2026年)1月に発表された『全力投球! 努力のオムライス』を読ませていただきました。
投稿時より拝読していて、とても大好きな作品です。
主人公の陽子さんには他の【感想のお部屋】などへ、あちこち参加してもらっています。
それなのに、本体の『全力投球! 努力のオムライス』の【感想のお部屋】を開いていなかった、と気がつきました。
大好きな陽子さんから、
「ちょっと!あっちこっちのお部屋へ引っ張り回す割には、
私が主人公のお部屋、まだ開いてなくない?」
と、ドアを激しく叩かれそうな気がするので🤭
月が太陽に重なろうとしている、お月さまの見えない新月直前の今夜、陽子さんの【感想のお部屋】を綴りたくなりました。
⚫︎ 「きたわよ神様ッ!」
いやぁ。なんという始まりでしょうか笑
夕暮れ時の、街外れの小高い丘にある神社。
朱色が剥げ落ちた鳥居。境内を舞う枯れ葉。
静かな風景が立ち上がった。
……と思った途端。
「きたわよ神様ッ!」
(本文より)
……きちゃいました。
夕暮れ時のまったりとしたお時間を、「今日も一日、何事もなく平和に過ぎましたのぉ」と、のんびりとお過ごしだったであろう神様、心の準備はよろしいでしょうか笑
おさげ髪を振り乱し、膝を土で汚した彼女の手には、丸々と太った陶器製のブタの貯金箱が握られていた。
陽子は拝殿の前に立つと、賽銭箱の淵にそのブタを「ゴンッ!」と叩きつけた。深呼吸をし、賽銭箱に向かって、もはや威嚇に近い勢いで二礼二拍手。天に届かんばかりの大声で叫んだ。
(本文より)
えっと。あの〜、お願いに来たのですよね? 陽子さん、道場破りか何かなのでしょうか。威嚇って(・Д・)
登場からたった数行で、陽子さんの勢いにすっかり巻き込まれました。(通常は“引き込まれる”なのでしょうが、この場合は“巻き込まれる”が適切な表現と感じます)
でも。この女子高校生・浅井陽子さんは、ただ勢いだけで突っ走る女の子ではないんですよね。
⚫︎ 卵50個と、5,402円
クラスには、私が片思いし続けている佐京慎一くんがいるの!
(本文より)
陽子さんの片思いのお相手は、佐京慎一くん。
紹介文でもすでに読んでしまっていたのですが。
初読時のわたしはこんな感じでした。
「さ、さ、佐京慎一くん!? 佐京!! え? え??」
はい、深呼吸して。先へ進みましょう。ふー。
慎一くんの好きな食べ物は「ふわとろのオムライス」。
明日の調理実習で、おいしいオムライスを上手に作って食べてもらいたい。
あぁ……なんてかわいらしい乙女心なのでしょう。いじらしいったらないわ。
ところが、陽子さんのその準備がすごいんです。尋常じゃあない。
「この一週間、私は卵を50個潰し、ケチャップでテーブルを赤く染め、フライパンの返しすぎで手首が腱鞘炎寸前になるまで特訓したわ!」
(本文より)
50個! 卵50個ですよ!!
あの……陽子さん。ご家族は、その一週間、卵料理が続いたりしたのでしょうか?笑
それも、オムライス限定で……。
うーーん。陽子さんのお母様をわたしは存じ上げませんが、必死にオムライスと格闘する娘の姿を見て応援してくれてたのかしら。
(以下、金時まめ脳内の妄想開始)
陽子母の言葉
「いい?陽子。人生はやりたいことをおやりなさい。
失敗したオムライスは、主婦歴の長いお母さんがなんとでも、
他の料理に変化(へんげ)させてあげます。
今週は我が家の“たんぱく質・摂取強化週間”にいたしましょう!」
と、“料理”ではなく、“オムライス限定”で必死にフライパンへ挑む娘を見て、
「これは。“何かある”」と察し、詳しいことは聞かないで、娘の“特別訓練”を声高らかに応援してくれたのではないでしょうか。(妄想が酷い)
でも、ここがとても好きです。
ただ「成功したい」と願っているのではなく、実際に手を動かして努力しているんですよね。
失敗しても、また卵を割る。そしてだんだんと上達していく。
その積み重ねが、経験則として彼女の手の中に収まっていきます。
そして、豚の貯金箱から賽銭箱へ注がれる5,402円。
五千円でも、きりのよい金額でもない、この細かな端数。
なんだか、彼女が少しずつ貯めてきた時間まで見えるような気がしました。
卵50個。そして5,402円。
どちらも、陽子さんが積み上げてきたものなのですね。
⚫︎ 「成功させて」とはお願い“しない”
「私は『成功させて』なんて甘ったれたお願いはしないわ。そんなの、自分の腕を信じてない証拠よ。」
(本文より)
わぁ。この潔さ!
初めて読んだ時から、とても好きな台詞です。この男前な感じ。とてもいいですねぇ。好き!
(脳内は、“おっとこ前な”マチルダさん@戸田恵子さんの声で再生されておりました(*´艸`*)。決して“トーマス”の戸田恵子さんではありません)
神様のところへ来て、豚の貯金箱を「ゴンッ!」と壊して、お金を流し込んでおきながら、成功そのものはお願いしない。あくまでも、自分の腕でやり遂げたい。だってそれだけ裏打ちされた努力をしてきた自負がある。うーーん✨痺れます!
なのに、続くお願いが……。
「――私が、もし、もしもよ? 本番の緊張で弱気になって、火加減を間違えたり、卵を焦がしそうになったり調子に乗りそうになったら……」
(中略)
「私に直接、全力のビンタをかまして正気に戻してちょうだい! 『何やってんだこのバカ!』って怒鳴りつけて欲しいの! 絶対に、絶対に失敗したくない。私の努力を、その一皿に結実させる。そのための『強制監視役』を神様に任命します!」
(本文より)
……ビンタ!?
しかも、神様に「強制監視役」を任命するとは笑
神様、ずいぶん急なお仕事の依頼を受けてしまいましたね。
「心なしか困惑したように鳴った」鈴の音に、陽子さんは、
神社の神様が戸惑っているのを肌で感じた気がしたが、知ったことではない。
彼女はもう一度深く頭を下げ、嵐のように去っていった。
(本文より)
あ。
急なお仕事の依頼を、断る隙間も与えずに帰ってしまった。
神様、戸惑っていたでしょうね^^;
でも、よく考えてみると。
陽子さんは、自分の弱さもちゃんと知っている人なんですよね。
好きな人の前で緊張するかもしれない。舞い上がるかもしれない。せっかく重ねた努力を、肝心なところで台無しにしてしまうかもしれない……。
だから、誰かに見ていてほしい。
自分でやることと、誰かに支えてほしいと願うことは、矛盾しないんですね。
私は、陽子さんの威勢のよさの奥にある、そんな素直さが、とても愛おしく感じられました。
⚫︎ 二つの火加減
さて、翌日の家庭科室。
「バターの芳醇な香りが充満する」そんな鼻をくすぐる状況にあっても、
陽子さんにとっては“戦場”なんですね。
そうですよ、この“有事”のために、日々特訓を重ねてきたのですから。
それも戦う相手は、緊張・弱気・失敗・有頂天な“自分”。
自分が実は一番、手強いですからね。
慎一くんから「手際いいね」と声をかけられた途端、
陽子の心臓が、ドラムセットを叩き壊すような勢いで暴れ出す。
(本文より)
ど、どんな大音量!!笑 絶対ツーバスだわ🥁
鳴るだけならまだしも、「叩き壊す」勢いなの?🤭
いやぁ。卵を50個使って練習したのに、好きな人のひと言には、まだ耐性がなかったようで。
「あ、ありがとう、佐京くん。私、実は料理得意なんだ……えへへ……」
(本文より)
陽子さんは、にやけてしまう。
陽子さん、そんなん、当たり前ですって。だって慎一くんから褒めてもらったんでしょ?
浮かれない方が、ドラムセット壊さない方がおかしいって笑
でも。そこへ、あの一撃。
「――なにニヤけてんの。シャキッとしなさい!」
(本文より)
本文には「実際には音などしていない」とあります。
神様のビンタだったのか、それとも彼女自身の心の中から聞こえた声だったのか。
どちらにも読める余地が、なんともおもしろいです。
でも、ひとつ確かなのは、オムライスを作ったのは“神様ではない”ということ。
玉ねぎの焦げ始めに瞬時に気がつき、火を弱め、バターを落とし、卵を流し込み、菜箸を動かしたのは、陽子さん自身です。
しかも、ここから料理の描写がとても繊細になるんですよね。
卵の火加減と、舞い上がる自分の心の火加減。
彼女が調整したのは、その両方だったのかもしれません。
私は、昨日の自分を超えていく!
(本文より)
もう、神様にお願いしている声ではない。
自分へ向けて、自分で言い聞かせている。
一度のビンタのあと、陽子さんは自分の手で最後まで仕上げたんですね。
⚫︎ 黄金色の三日月
くるり、と卵が宙を舞い、赤いケチャップライスの上に、完璧な三日月を描いて着地した。
(本文より)
ここ、とても美しいです。
冒頭では、神社の静寂を足音で切り裂いていた陽子さん。
それが、この場面では、ふわりと卵を宙へ舞わせている。
全力とは、ただ力いっぱい突き進むことではない。
火を弱めることも、一瞬を見極めることも、そっと着地させることも。
その全部が、陽子さんの「全力」なのだと思いました。
冒頭の足音と三日月の着地、この激しさと柔和さの動きの対比が美しかったです。
そして慎一くんの、
「……うまっ! 人生で食べた中で一番うまいかも」
(本文より)
うわぁぁ。よかったねぇ、陽子さん!
彼は、彼女が卵を50個使って練習したことを知らない。
ただ、目の前のオムライスを食べて、おいしいと言ってくれた。
それだけ、なのに。
こんなに嬉しいことはないよね。
「美味しい」の“一言”が聞きたくて、“訓練”に明け暮れる日々だったのに、それ以上の言葉が聞けたんだもの。
努力の説明を聞いて彼が褒めたのではなく、努力の結果がちゃんと味になって慎一くんへ届いた。
みなまで言わなくても、ちゃんと届くものがある。
私は、そこがとても好きです。
⚫︎ 「誰かに見ていて欲しい」
そして、舞台は再び神社へ。
今度の陽子さんは、冒頭のように嵐の勢いで押しかけるのではなく、静かに手を合わせています。
「あの時、ビンタが飛んできたのは最初の一回だけだったけど……おかげで、自分を信じることができました」
(本文より)
そして、
自分一人では、不安に負けてしまう。
だからこそ、誰かに見ていて欲しい。
誰かに、自分を律して欲しい。
そう願うことで、人は自分自身を信じ切る勇気を得るのだと。
(本文より)
……ああ、とても素敵な文章です。胸にじんわりと広がっていきます。
陽子さんは。本当は、見ていてほしかったんですね。
叱ってほしい、と叫んでいた女の子が、最後には「見ていて欲しい」と言葉にする。
その二つは、同じ願いの表と裏だったのかもしれません。
自分の努力を信じたい。
でも、ひとりでは不安になることもある。
だから、誰かに見守っていてほしい。
威勢のよいビンタのお願いの奥に、こんなにも柔らかな願いがあったのだと思うと、胸が温かくなりました。
⚫︎ 「ねえ、お腹すいた」
このセリフが来るまでは、家庭科室でのオムライスの成功を、神様へご報告しに陽子さんが神社を訪れているのかと思っていました。
ところがです。
ここで、いきなり小さな声が割って入ります。
「ねえ、お腹すいた」
(本文より)
……あら? え!?
陽子はスカートの裾を掴む、小さな男の子を見た。
「帰ってご飯にしましょ。光希は何が食べたいの?」
「お母さんのオムライス!」
(本文より)
え??! 🤯
理解する回路が遮断されてしまったように、頭の中は「え!?」で埋め尽くされました。
光希くん!!
佐京光希くんは、ほかの作品でも何度もお会いしてきた、すっかりおなじみの男の子。
その光希くんが、“小さな男の子”として、ここにいる!
そして、最後に記される名前は「佐京陽子」。
ああ。
浅井陽子さんが、佐京陽子さんになったんですね。
うわーん。゚(゚´Д`゚)゚。✨
慎一くんとの、その後も、告白も、交際も、結婚式も、何ひとつ描かれていないのに。
この短いやり取りだけで、慎一くんと陽子さんが重ねてきた年月が、ぱっと目の前に広がります。
しかも、光希くんが食べたいのは、「お母さんのオムライス」。
慎一くんに食べてほしかった、あの一皿。それが、いつしか家族の「いつもの味」になっているという物語の最後。
なんという温かな着地なのでしょう。
⚫︎ 食べればなくなるけれど
オムライスは、食べればなくなります。
あの日の一皿だって、もうそこにはありません。
でも、陽子さんの手には、一週間かけて身につけた技術が残った。
慎一くんには、おいしいと感じた記憶が残った。
そして、何年も経った今、光希くんは当たり前のように「お母さんのオムライス!」と答えている。
同じ一皿が、ずっと残っていたわけではないけれど、きっと佐京さんの家では、
何度も作って、何度も食べてきたのでしょう。
綺麗に出来上がった、黄色い三日月のオムライス。
でも食べてしまえば形はなくなってしまう。でも、また作れる。
そして作るたびに、少しずつ何かが積み重なっていく。
『一生懸命に作った一皿が、誰かの「いつもの味」になる。』
そんな未来まで描いているからこそ、この物語の最後が、こんなにも温かいのだと思いました。
⚫︎ おわりに
最初は、神様へ全力のビンタを要求する、なんとも威勢のいい女の子のお話だと思っていました。
けれど、読み終えて心に残ったのは、
「誰かに見ていて欲しい」という小さな願いと、
「お母さんのオムライス!」という、小さな男の子の元気な声でした。
見ていてほしかった女の子が、今度は誰かを見守るお母さんになっている。
好きな人のために努力した一皿が、長い年月を経て、家族を笑顔にする料理になっている。
何もかもが、あの日のまま残るわけではない。
でも、あの日の努力は無駄ではなく、形のないものとして“残った”。
『全力投球! 努力のオムライス』。
元気いっぱいに始まって、最後はじんわりと温かい。
とてもとても“おいしい物語”でした。
ごちそうさまでした。🍳
では、また『感想のお部屋』でお会いいたしましょう👋
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
kou様へ
『全力投球! 努力のオムライス』と陽子さん、やっぱり大好きです笑
初読当時は、「佐京光希くんのお母様」!!
という意識が強く、その“目”で読んでいましたが。
他の【感想のお部屋】へご一緒していただいたりする中で、私の中では“佐京光希くんの母”という感じではなく、
“陽子さん”ご本人に愛着を感じております。
『雨の夜に、少女は魔女になる』での、
「落ち込む光希に母・陽子は光希を叱るのではなく、静かに、けれど厳かに諭した。」
という描写もとても好きです。
今回改めて読んで、あの威勢のよい「全力のビンタ」の奥に、「誰かに見ていて欲しい」という柔らかな願いがあったことが、いっそう心に残りました。
そして慎一くんの、「……うまっ! 人生で食べた中で一番うまいかも」というセリフが、
花びらがゆっくり落ちる系アニメ映画の、「今まで食べたものの中で一番おいしい」というセリフを彷彿とさせ、
女の子は、好きな男の子のために作ったものを美味しく食べて欲しいと願い、
それを食べる男の子は、今まで食べたことのあるものであっても、“人生で一番おいしい”ものになるんだなぁ、となんだかじんわりしました。
そして、あの物静かな光希くんのお母さんが、こんなに元気いっぱいの女の子だったなんて。
佐京家のお話をいろいろ読んできた読者としては、最後の「お母さんのオムライス!」が、なんとも微笑ましく、嬉しかったです。
神様へ預けた覚悟が、長い年月の向こうで、家族の食卓へつながっていく。
とてもとても、素敵なお話でした。ありがとうございました。
先日の【感想のお部屋】へのコメントで、
「まずは「とぅ!」と過去作への旅に出てくださったこと」と、私の“ライダージャンプ”を拾ってくださり、ありがとうございます!(*´∇`*)
読み解きを拾ってくださるのも嬉しいのですが、「とぅ!」も、相当に嬉しかったです。
PS2の『SIREN2』は、名前だけは聞いたことはあるものの、未プレイです。ホラー映画が苦手な人間が、ホラーゲームに手を出せるわけがなく……涙
でも、「怪物」の反転具合をお聞きして、自分の大好きなNieRの世界を思い出しました。
NieR大好きすぎて、もう一度、何も知らなかったわたしに戻りたい。と思います。未プレイの方が羨ましい。
もし、自分の記憶を“選んで消去できる”としたら、私はNieRの記憶を選びます。
あぁ、結末も何も知らなかった気持ちで、もう一度、あの世界に触れたい。知ってても触れてしまうけれど。
kouさんから「やさお君との久しぶりの逢瀬」とおっしゃっていただけたことについてご報告をいたします。(……これ、国会答弁っぽい笑)
(まずは、あつ森のキャラを呼び捨てなことをお許しください。)
本当に久しぶりの我が島へ行ってきました。
まず、やさおの家へ向かったわけですが、家の窓からの光はなく、「あ、これは留守……」とすぐにわかりました。
“あつまれ どうぶつの森”より前の、どうぶつの森は、長期間ゲームを起動しないと、住人が勝手にお引越しをしてしまう仕様でした。
あれ、キッツイんですよ涙
久しぶり〜と家へ行ってみたらお引越し後で、家のポストに手紙が届いていて……。
あぁ、どれだけの友がいなくなったことか。思い出しただけでも悲しい。
でも、“あつ森”からはその仕様がなくなったので、安心です。
では、島中を「やさお探しの旅」へ出発です!
砂浜へ行き、海を眺め(海に入れる住人は自分だけだけど)、川を渡り、いろいろなところを走り回っても、やさおはいません。
「やさおぉ🐐。どこぉ??😭」と、ただLスティックを動かすだけでなく、Bボタンを押し続ける私の親指と、画面の中で走り続けるあつ森のわたし。
すると。
案内所の裏手に作っていた、白い百合ばかり集めたお花畑に、belong先のやさおを発見!!
久しぶりに会う、遠くから眺めるやさおは、
当時、私がプレゼントした、青色の野球のユニフォームを着て、サンドイッチを持って、美しく咲いた白い百合に囲まれ、優しい風を受けながら、月を愛でていました。
「や、やさおぉぉぉ✨ いたーーー😭✨」
見つけました!やさおです🐐
やっと見つけたのに。
やさおが目の前にいるのに。
わたしはなかなか、やさおに声をかけられませんでした。
なんでだろ。緊張なのかな。
「うわぁ、やさお。元気でここにいてくれたんだぁ😭」
さっきのBボタン全力押しはどこへやら。
Lスティックをちょこ、ちょこっと動かして、ちょっとずつやさおに近づくわたし。
どうしようかな。覚えてるかな。
ちょこちょこ動きを繰り返し、やっと声をかけたわたしに、
やさおはびっくりした顔をして
「一体、どこに行ってたんだい?
1年と、5ヶ月もさ・・・。
でも、ボクはきっと また会えると信じて
この島で 待っていたよ
なんにしても お帰り!」
これが1年5ヶ月ぶりの再会の、やさおの第一声でございました。
謹んでkou様に、やさおとの逢瀬のご報告をさせていただきました。
人間の脳の容量について。
ほお、と感嘆の声をあげながら、興味深く読ませていただきました。
生かしきれていない領域が、わたしも相当にありそうです。
でも、脳だけでなく、人間の感覚の凄さは、自分も人間ながら感心してしまうことが日々あります。
背中がどうも痒いなぁと思ったら、長い髪が一本入っていたり、
ほんの小さなまつげが目に入っているだけで瞬時に気づいたり。
肌や目や、そんないつもお世話になっている自分の体の感覚に、本当に驚きます。
そしてそれを感じとり、腕を動かして、それを避けるように指示するのも、また、脳なんですよね。
けっこうな経年の身体なので、大事に扱っていってあげないと、と感じています笑
え?? バルタン星人って、宇宙“忍者”だったのですか?
あの“ピース”してる友好的ポーズな怪人ですよね? そっか、忍者だったんだ。
いくら友好的なピースサインをしていたって、暗い廊下の奥にいたら、それは怖いですね汗 そういう怖い画って、なんだか頭から離れなくなりますよね、幼い頃って。
kouさんがおっしゃるように、バルタン星人に怖がり、原稿用紙を白紙で提出していた方が、今ではこうやって、たくさんのこわーいお話を綴っていらっしゃるのですから、本当に不思議でおもしろいものですね。
kouさんのおっしゃる通り、本当に寒くなってきました。
風邪とまでいかなくても、喉が乾燥してるなぁ、お肌が乾燥してるなぁ(笑)と感じます。
身体でも季節を感じるようになりました。
毎年、夏だけ浴衣を家で着ていて、そんなふうに楽しむ着物生活を今年はもう少し延長してみようと、袷の着物を出しました。
浴衣は肌着を着てそのままですが、袷は襦袢も着るので思ったより温かいのです。
家での日常着なので、襦袢に半衿として手拭いを縫い付けてみたところ、木綿の肌触りがとても気持ちよくて。
着物の小物として売られているものではないものも、いろいろ工夫して着るのが今とても楽しくなってます。(文具売り場で見つけた、和調の丸ぐけみたいな紐を帯締めにしてみたらとってもいい具合です笑)
そんなこんなで、秋以降も日常の着物生活が続けられそうです。
家事のたびに襷掛けをしてると、「やったるでぇ!」感が強いので笑
割烹着を買いました。割烹着がまた、温かいのです😊
夜勤や変則勤務など、kouさんのお仕事はお忙しそうですが、こうやって創作を続けてくださっていることに大きな感謝を捧げます。
お元気でいてくださいね。
そして、これからも作品を読ませていただきます。
それでは、また( ´ ▽ ` )ノ