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【感想のお部屋】 『見えない明日に、悪魔を食べます』  〜漂白から染色へ――悪魔が教えてくれた、“混ざり合う勇気”〜




※※ はじめに ※※

この小部屋を見つけてくださって、ありがとうございます。
こちらは、わたしがkou様の作品を読ませていただいたときの、感想などを綴っているお部屋です。今回はこちらの作品です。

『見えない明日に、悪魔を食べます』 kou 様

https://kakuyomu.jp/works/822139840043482968

※※ 以下、ネタバレを含みます ※※










心にじんわりと残る ――
とても余韻のある、素敵なおはなしでした。

作品の紹介文にあるとおり、
まさに『ヒーリング・キャンプストーリー』



⚫︎ 白さを尊ぶ直人さん

清廉潔白に、正しく、”白く”生きたいと人生を歩んできた一条直人さん。
お名前にも表れているなぁと、感じました。

ソロキャンプで、ノイズのない・ひとりだけの静寂の中で
”白い進路調査票”という”見えない未来”と向き合おうとする高校生。

第1話のでの直人さんは、
「自分を追い詰める、先の見えないもの」への不安定さを、
「自分を満たしてくれるもの」の完璧さで補完しようとしていたように感じます。

白紙の調査票と、白いご飯や白いうどんと言う完璧な食事。
その両方を”白”で表しているところが、とても象徴的で
読みながらも、その対比の鮮やかさに拍手を送っていました。
(その後に出てくるシチューも白い)



⚫︎ あんなに楽しみにしていたのに…

そう「冷凍うどん」 楽しみにしていたんですよねぇ。
それなのに…。
里奈さんと遥さんへ譲るなんて。

あくまで「余りものの、冷凍うどんですが」と嘘をつくけれど、
実際には「これから自分が一番楽しみにしていた主役」でした…。


あぁ、なんという”大人”の対応だろうと、切なくなりました。
それも、相手に負担を感じさせないお譲りの仕方。
とても素敵で、なんともご立派なご対応でした、直人さん。

でも。自らがとった行動でありながらも。
その後、大切な“相棒”を失った空虚感に苛まれる描写が、
先ほどの、高校生という年齢にそぐわない大人な対応の彼も、
やはり“清廉潔白ばかりではない 人間なのだ”と感じさせてくれました。


しかし。
そこに”世界線の分かれ道”があったわけで ――

直人さんはきっと、ご自身の感覚にも考えにも、確固たるものを持っていらっしゃると思うのです。
だから、今回の”白紙”にも、ひとりになって向き合おうと、ソロキャンプにやってきたと思います。
「ひとりになって、内なる自分と対話しよう」と。

でも、想定外の”うどんロスト”によるアクシデントが起きてしまい、
そして空腹時だったため、きっといつもの「冷静さ」を欠いてしまったのでしょう。
だって、きっと通常の直人さんなら、『自分で何とかしていた』はずだと思うのです。
それなのに、

・ネットという つかみどころのない
・“不安定”な世界へ
・「HELP!」を発信した

ここがすごいところだと思いました。



⚫︎ 救世主、あらわる

そこへ。
『神々しい』と書いて『kou』と読ます、救世主があらわれます🤭


…しかし、教えてくださる料理は【悪魔のおにぎり】
それは、“背徳”と“救済”の塊…。


あれ。
神々しいはずの「通りすがりの仮面ライダー(byディケイド)」が、実は「悪の手先」??

ここは、作者kou様がネットで登場してきて、ニヤリとしてしまいました😏

ヒッチコックが自作品にちらっと登場したり、ジブリ作品に宮崎さんご本人らしきキャラが登場したりを思わせてくれて。とても楽しかったです。



⚫︎ 『情けは人のためならず』

まるで余り物のように。
「手放すことに、僕は全く躊躇はないんですよ」

そんな感じで手放したのに、本当は心で泣きながらお別れした“おうどん”

それが、温かいコーヒーに姿を変えてやってきます。

(夜にノンカフェイン、大切ですね)

直人さんより少し年上の、里奈さんと遙さんへ “白紙”の相談ををしたとき
「きみの悩みはちっぽけだ」と一蹴されることなく、
里奈さんは自らの笑いを例えにして、話してくれました。

  「ケガの功名ってやつね。計画通りじゃなくても、結果的に笑えれば、それが正解なんじゃない?」 
  (第7話より)

と、それは“完璧な正解”ではなくて。

  「完璧じゃなくても、なんとかなる……ってことですか?」
  (第7話より)

と、直人さん自身の口から発したこと。

すごく“腑に落ちた”という直人さん自身の心の変化が
【すとんと落ちた】に集約されていて。
まるで目から鱗が落ちた音、とでも言いましょうか。
とても素敵な場面でした。



⚫︎ 『第8話 人生は、予定通りにはいかなくても良い』

いやぁ。とても、いいタイトルですね。

前話7話の最後に、次回タイトルとして明示してくださっていて、
翌日の8話を読むまで、このタイトルの言葉をじんわり噛み締めていました。
本当にね。その通りなんですよね。

むしろ、予定通りにいく方が圧倒的に少ないのではないでしょうか。


精錬潔白に。
正しく。
完璧に。
計画通りに。
 ・
 ・


その通りに生きられたら、それは素晴らしいです。
でも、もしその通りに人生が進んだとしたら。
もしかしたら、ちょっとした


背徳感や
少しの横道や
不完全さや
たくさんの分かれ道。


そんなことが、実は、人生をより彩ってくれているのかもしれませんよね。



⚫︎ おわりに

   森の静寂は変わらない。
 けれど、その闇はもう、彼を押し潰すような重たいものではなかった。
   (第9話より)



末尾付近の、この言葉。とても胸を打たれました。


実は周りは何も“変わっていない”んです。
悩んでいた時も、パッと開けた時も。

でも、自分の心根が変わって、気持ちの持ち方が変わって、ベクトルが変わって。
そうすると、全てが自分を“味方”してくれるものに見えてくる。
闇さえも、豪雪さえも笑

この一文を読んで、改めて、自分に起きる出来事全てを
抱きしめて、味方にして、いとおしく想っていきたいなと感じました。



…でも。それでもまた悩んじゃうと思いますが。
そのときは、

  「混ざってもいいし……失敗しても、リカバリーできればいいんだ」
  (第8話より)

の精神で、前に進んでいけばいいんだな、と思います。
高校生の直人くんの、前を向く姿に勇気をもらった今作品でした。

直人さんが見つけた“見えない明日”は、
きっと、これからのわたしの胸の中にも静かにずっと灯っていくと思います。

とても胸に残るお話でした。

人生の中で。行き詰まったりしたときに、また勇気をもらいに読みに戻ってきたい。
そんなことを思わせてくれる、素敵なお話でした。
ありがとうございました。






では、また『感想のお部屋』でお会いいたしましょう👋
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。







kou様へ

『見えない明日に、悪魔を食べます』
素晴らしい作品で、とても感動しました✨
ヒーリング。まさに癒されました。
直人さんの迷いが、とても“人間的”で、
ふと、ナナさんの“人間くさい”を思い出しました。


あとがきに、登場人物の過去作を載せてくださっていて。
そちらも拝読させていただきました。


⚫︎ 『氷の夜想曲』
咲夜さんがかわいすぎました! ちょうどお昼にカレーライスを食べた後、こちらを読んだので、咲夜さんと一緒にうまうましている感覚になりました。そんな偶然が嬉しかったです。
そして。こちらを読んで、直人さんにとって、どれだけ【うどんロスト】が切実だったのかがわかりました。そんなにうどん好きだったなんて。

⚫︎ 『迷子の風船』
キ、キャッチコピーが。心臓抉られました涙 ちゃんと戻れてよかったね。そしてどこかで、会えるといいねと願いました。

⚫︎ 『ねんねん橋』
うっかり夜中に読んじゃって。怖かった😭 小野不由美の「過ぎる十七の春」を夜中に読んだ時くらい、怖かったです。

⚫︎ 『お気に入りの水平線』
へぇ!そんな現象があるんだ!と、わたしも見てみたくなりました。kou様、いろんなことをご存知ですよねぇ、ほんとに。

⚫︎ 『血を吸うスイカ』
ドリフトシーン!かっこいい!
…わたしは雪国に住んでいるんですけれど。
雪道の運転でスリップしてしまい、ドリフトではないけれど、180度回転して、わたしの後ろに並んでいた車の運転手さんとばっちり目が合ったことがあります。(無事故でした)。 
里奈さんと遙さんの、服装や髪型などの描写にいつもかわいらしさを感じていましたが。ビ、ビキニ!!美しい!! 
あーぁ…若いうちに着ておけばよかったなぁ、とすこーし後悔している元・若い人です。

⚫︎ 『峠の青鷺火』
恋バナするふたりがかわいい。 おぉ!南天! あ、だから南天のど飴!(カンカンも赤い) 雛鳥、無事に育ちますように。

⚫︎ 『オーロラの雨』
その昔は日本でもオーロラが見られた時代があったんですね!知らなかったです。オーロラ、自分の目で見てみたいですねぇ。…遠いですねぇ。

⚫︎ 『巨頭の村に囚われて』
こわいこわいこわい。段差に隠れてるシーンは、わたしは怖くて絶対叫んでしまうと思います。里奈さんと遙さん、ふたりは本当に強い。

⚫︎ 『ひとりぼっちの一歩』
初めての料理、部屋が荒れていく様。うーん、リアルですねぇ🤭 
タイトルがとても素敵です。
わたしも丁寧に取ったお出汁を、キッチンペーパーを敷いたザルの向こうに、受け止めるボールを置くのを忘れて、“美味しさ抜群のアスペルギルス・オリゼたち”をそのまま、シンクへ流してしまったことがあります…。(/ _ ; )

⚫︎ 『砂の王国の砂』
最後にゴミを拾うシーンがやさしくて、心が洗れました。お琴、わたしも経験があるのですが、琴姫伝説は初耳で。知ることができて嬉しかったです。

⚫︎ 『海霧の迷宮』
美味しそうなお料理がいっぱい……🤤 狸や狐が海では鮫になるんですね😳🦈



登場人物の過去作のリンクを貼ってくださったおかげで、3人のそれぞれの体験に出会えました。
リンク先を読んでから、改めて『見えない明日に、悪魔を食べます』を読むと、
愛着といいますか、読み方や受け取り方が自分の中で変化していて、
とても楽しい経験でした。




今回、キャンプのシーンをたくさん読ませていただきました。
わたしは根っからのインドアなので、今作で「メスティン」なるものを初めて知ったんですよ、お恥ずかしながら。

とーっても便利なものがあるのねぇ、と調べていたら、
【キャンプめし】というジャンルを見つけて。(…ほんと呆れられてると思いますが、そちらのジャンルも初めて知りました。はい、今更なんです。)

へぇ、それはおもしろい。
と、試しにメスティンとミニストーブを購入して、自宅のガス代のところで調理してみました。

おぉ! これは楽しい!!

ダッチオーブンはガス火でも使えるけど、蓋の上に熾火を置いたりできないから、自宅では使いづらいと思っていたのですが、
メスティンは、お手頃だし、軽いし。いいことづくめですね。
今度はこれでにんじんケーキを焼いてみようと思います。

燻製用のチップも買ってきたので、チーズを燻製にしてみよう、とも計画しています。



いやぁ、kou様。
kou様から直人くんに、お礼を言っておいてください。

「きみのおかげで“メスティン”に出会えたよ」って。


Amazonセールで、メスティンにちょうど良い大きさのフライヤーのザルも購入したので、到着したら揚げ物にも挑戦してみます💪✨



そして。

9日間の連続投稿、本当にお疲れ様でした。 
ありがとうございました。


読者といたしましては、
毎朝7時の投稿を心待ちにして、朝起きるのが毎日楽しかったです☀️



いいですねぇ、連載って。



ということで。
わたしも真似っこして、やってみたくなりました。



               (ここから宣伝です(*´꒳`*))


わたしも小さくですが、連載を続けておりまして。

『いつもの週末』という作品を一つ仕上げたとき、どんな文章よりも、この「会話のみ」という形がわたしの指をスムーズに動かしてくれるものだと感じました。
ですので、こちらの作品を連載という形にしてみました。

タイトル通りに、“金曜夜”と“日曜夕暮れor夜”の、週末2回の投稿を目指しておりまして、二週間が過ぎました。
(現在4つ、投稿しております。)

そこで、明日12月5日(金)から4日連続で、こちらの『いつもの週末』を中心に、何らかの連日投稿をしてみようと思っています。

もし、もしお時間があれば。
覗きにきてくださると、大変に嬉しいです(^人^)



本日は全国的に寒いようですね…。
冬の日々、どうかご自愛くださいませ。


1件のコメント

  •  金時まめ様へ
     『見えない明日に、悪魔を食べます』のご感想、ありがとうございます。
     三題噺の企画に、久々に持ちキャラを持ち出すことになったのが、一条直人です。
     白さを尊ぶ。そう言われて、確かに今回の食事には『白』というものが、ありますね。トラブルから、余り物の食材で『悪魔のおにぎり』を作ることになるには……。
     そんなことを考えて、炭水化物×炭水化物の見栄えの悪い食事をしようとして、うどん×ごはんに至りましたが、里奈と遥もシチューで白だったのは、気が付きませんでした。
     白という、まだ染まりきっていない、直人の明日と同じテーマになっていたのは、意図してないことでしたが、金時さんの着眼点が面白いです。
     『悪魔のおにぎり』をどうやって作るか? 当初は直人が、記憶から思い出すでしたが、ドラマがないことから、SNSにする。映画のマーベル作品には、マーベル・コミック発行責任者スタン・リーのカメオ出演が有名なのを思い出してのイタズラです。楽しんで頂けて、私も嬉しいです(^^)
     たった一度しかない人生。それが計画通りに行けば良いけれど、それもまたどうかと思う。世の中の流れ一つで、私もさんざん苦労し挫折し、今は学生で勉強したことと全く違う仕事をしていますが、それで良いと思うこともあります。
     学生で進路に迷う直人に、羨ましいものを感じつつ、食事と里奈・遥との出会い。ソロキャンプに怪異と伝奇を少し織り交ぜながら、ある意味、こんなカオスな内容ながら、青春ストーリーにできたのも、混ざりあったからできた一つの奇跡だと思いました。
     追伸。金時さんのコメントから仮面ライダーが出るとは。ちなみに、一条直人の一条は、『仮面ライダークウガ』に出演した一条薫が元になっています(^^ゞ

    ★『氷の夜想曲』
     御神渡り=神様が歩いた跡。そこから、腹ペコ神様・昨夜が最短コースで直人の元に駆けつける。戻る時に、体重が増えた(?)ことで、氷を踏み抜く。そんなことを考えながら書いた作品です。直人の料理に満足しているので、どこからともなく出現してくれても良いですね。
     冷凍うどんは、私の好物の一つです。ざるうどんにしたら、美味しくて3玉くらいは食べてしまいます(^^ゞ

    ★『迷子の風船』
     直人を中学生にして、伝奇な味付けをした青春を書いてみました。詩乃は今は中学生かなと思いつつ、どこかで会えると、またドラマが生まれそうです。

    ★『ねんねん橋』
     直人は密教呪術が使えるという設定だったのを、ようやく使えたお話でした。キャンプからのホラー、そして彷徨う霊を成仏へ。怪異だからと滅するのでない、直人の生き方を書けた作品です。

    ★『お気に入りの水平線』
     私も他の作家さんの作品から知ったことでした。記憶の中に残っていて、それを使うには、直人のソロキャンプに当てはめることで、自然な作品にできました。

    ★『血を吸うスイカ』
     私の持ちキャラは学生が多いのですが、車に乗ってあちこち行くには無理があるので、大学生キャラを創作。何らかの《力》を持つのではなく、パニック映画の主人公が、知恵と勇気と工夫で生き残るものを書いてみたい。そこからの創作でした。
     金時さんの180度回転。それはリアルに恐ろしい体験ですね。ノーマルタイヤで、雪道を走っていて、少しの滑り。ゆるやかな下り道でもブレーキが効かない体験をしたことがあるので、恐怖が分かります。ご無事でなりよりです。
     描写をお褒め頂き、嬉しいです。小説ではあってもイメージして頂きたくて、キャラと情景は大切にしています。

    ★『峠の青鷺火』
     妖怪だからと退治したりではなく、存在を尊重するということで書いてみました。武器も《力》も無いの、どうしようと思う中、南天に至りました。家にも南天の木があるだけに、こんな呪力があるのを知って驚きました。

    ★『オーロラの雨』
     オーロラ凄い光景ですよね。昔の人は、神や天国という存在をリアルに感じた光景と思います。調べていて、昔は日本でもみられていたことに私も驚きつつ、里奈が大学に行く過去に至りました。

    ★『巨頭の村に囚われて』
     ゲームSIRENのプレイを思い出しながら書きました。戦う手段は逃げること。探されている緊張感があったのでしたら、作者として喜びです。怪異を眼の前にして、ジョークを交えるのも二人が怪異に馴れてきた余裕かもですね。

    ★『ひとりぼっちの一歩』
     金時さんの日常に、そのような過去が。かつて家では、煮干しを煮てダシを取り、煮干しは猫にあげていました(我が家では、通称猫ダシと呼称)。うま味調味料も手軽で簡単で美味しいですが、手間をかけたお出しも美味しいですよね。
     学生時代は一人暮らしだったので、それを思い出し、社会人になっても床に物を置くことで汚部屋にしてしまい、物を全撤去しての年末年始で掃除した過去を思い出しました(^^ゞ

    ★『砂の王国の砂』
     琴をされたことがあるのですね。日本の伝統の楽器を着物の女性が奏でる。そんな光景を思い浮かびます。
     里奈がいつも主体ですが、このお話では遥を主演にしてみました。

    ★『海霧の迷宮』
     ドマイナーな怪異・鮫の船を用いて書いてみました。ドレスコードを用いて、里奈と遥、豪華な料理を書いて、文字でも美味しさが伝わって良かったです。
     これも持ちキャラ、苦手師・月夜汀を用いてのクロスオーバー作品です。汀さんの作品も、ご購読して頂き、ありがとうございます。

     妖神(マガカミ)という世界は、オムニバス形式で書いているのですが、他の作品にも興味を持って頂き、本当に嬉しいです。
     作品を一つ作る度に、キャラクターの歴史がまた一つできあがり、クロスオーバーをしていく。私が書いて私が楽しんでいる世界ですが、金時さんにとっても何かしらの楽しみになってくだされば、これほど嬉しいことはありません。
     貴重なお時間を使ってのご購読、本当に本当に嬉しいです。
     ありがとうございましたm(_ _)m

     そして、9日間の連続投稿にお付き合いいただき、完走を見届けてくださって本当にありがとうございました。毎朝7時の更新を楽しみにしてくださっていたなんて、書き手としてこれ以上ない喜びです。
     金時さんもインドアなのですね。私もです。趣味がプラモと小説なので(^^ゞ
     でも、YouTubeで車中泊やキャンプ動画は好きで、そこからキャンプギアにも興味を持ちました。漫画『ふたりソロキャンプ』からも勉強させて頂いています。
     そして何より……メスティンデビュー、おめでとうございます。
    「根っからのインドア」とおっしゃりながら、すぐに道具を揃えて実践されるその行動力と好奇心、凄すぎます。
     私は実際にキャンプする機会はないのですが、ダイソーなどでキャンプギアがあると欲しくなりますが、購入には至っていません。
     ですが、キャンプ飯の本を買っては自宅で再現というのをやっています。野外でできるだけに、家だともっと楽にできる料理で、本当に興味深い。
     自宅のコンロでのメスティン調理、いいですよね。「おうちキャンプ」や「部屋キャン」という楽しみ方、直人もきっと推奨すると思います(笑)。
     キャロットケーキに燻製、さらにフライヤーを使っての揚げ物まで……!
     私(と直人)よりも使いこなしていらっしゃる。読んでいるだけでお腹が空いてきました。
     興味を持って頂くだけでなく、実際に楽しみにして貰えて、ソロキャンパーである直人も喜んでいます。
     直人にもしっかり伝えておきますね。「僕の影響で? マジか……。でも、火傷には気をつけくださいね」なんて照れ隠ししつつ喜ぶはずです。
     そして、連載への挑戦、素晴らしいです!
     私の投稿がきっかけで「やってみたい」と思っていただけたこと、光栄に思います。
     『いつもの週末』、会話劇のスタイルなんですよね。リズムが良く、とても惹かれます。
     私は拝読させて頂くのが遅いですが、また応援に行かせてください。 執筆の熱が伝播していくのを感じて、私もワクワクしています。
     急に寒くなりましたので、金時さんも温かいものを食べて(メスティン料理で!)、暖かくしてお過ごしくださいね。
     本当に励みになるコメントを、ありがとうございましたm(_ _)m
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