御角

学生の頃、壮絶な虐めを受けていた雨束此処乃(あまつか ここの)と雲仙叶他(うんぜん かなた)の元に、当時嫌がらせをしてきていたクラスメイトから傲岸にも結婚式の招待状が送られて来た…

季節は冬。 外はしんしんと雪が降っている。 そんな時、家でこたつの中でゴロンと寛ぐ三森さん。 幸せそうな顔でリラックス。 朝の雪かき頑張ったし、ゆっくりしていよう。

ときどき、日常から脱したくなる　息が詰まりそうになる そういうとき、あなたはどうしますか？ ４０字×４０行で書くショートショート２２作品目 １００作品まで頑張ります！

一軒家は手がかかるから、老後はマンションで暮らそう 一軒家を手放した、ほんとうの気持ちは？ ひとは、物思いを抱えながら、その気持ちに蓋をして 静かに生きていく―― ４０字×４０行…

自作のアバターが自分で考え、冒険し、成長してく様子を見守るゲーム『はじめてのおせかい』。 勤め先の新聞社の命令で、ゲーム内最高の絶景スポットを探し出し、その景色のすばらしさを、Ａ…

俺の名前は山崎遼馬。ある日、俺は死んだ。それは恥ずかしいほどマヌケな事故死だ。ああ嫌だ、こんな死に方…。こうなったら悪友の北川に、俺を殺した犯人になってもらう！霊体になった俺は、…

外の世界に憧れる私に、外の世界を教えてくれる男の子と出会った。 その彼と、ある約束をする。 叶うと良いなー…。

妖の一種である我那秕（わなび）は、まれに神化し刹乎（さっか）となる者がいる一方で、悪霊と化してしまう者もいる。 これは、悪霊となった我那秕を祓い清める陰陽師・安倍劃讀（あべのか…

クロノヒョウさんのお題企画に初投稿させていただきました。カクヨムコン8短編賞にも参加しています。 クロノヒョウさんの自主企画は 第41回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画と…

２００５年　平成１７年。ある夏祭りの日。小さなボロいお社でお参りをした時、彼女は名前を失った。■■■■。彼女の名前は己の口からも、他者の口からも自分の名前は聞こえなかった。やがて…

可愛いと言わせる事に全力の楠ノ木彩姫（くすのきあやひ） 標的にされた可哀想な岡部君 以上二名のセリフのみによる会話劇。 ＊＊＊ こちらは以前公開していたものを手…

fuusora様の自主企画【お題で遊ぼう！今週のお題】参加作品です。 ＊虫注意 お題「時を紡ぐ」 何の日：玉の輿の日（←だいぶ無理やり）

深い森の奥から聞こえた不思議な声に、森の小屋で暮らす女性、マナは、ひとり救援に向かう。

家族の中で唯一寄り添ってくれた父 その喪失から溢れ出す思い いつも支えてくれて、ありがとう ４０字×４０行で書いているショートショート １００作品まで書きたいな これは２０作品目…

『あなたの彼女が浮気しています』 　主人公のもとに届けられた、差出人不明の手紙。 　うちの彼女に限ってそんな事あるはずがない。 　　しかし、彼女と親友が浮気をしていているの…

俺は、学園のアイドル、天河姫華に告白した。 結果は「ごめんなさい」 しかしその日のうちに彼女が家にやって来て「親が再婚して今日から家族になりました」と深々と頭を下げた。 でも、よ…

カクヨムコン8 【私小説部門】【短編特別賞】を頂きました！㊗️ありがとうございます😊🎉 他人の知らない〇〇の世界　 〇〇に入るのは病気と、人格と、家族だ。 作者たる千八軒の…

ある日、俺の前に突如現れた “蛍” という美しい女性。その姿は１０年前に亡くなってしまったかつての恋人に瓜二つだ。ある秘密を抱えた彼女の狙いとは一体？　 ホタルの一生に重ねた、生…

　大国セレイン王国の国王と王妃マルグリッドは、寝所を別にして3年が経過していた。ところがその年の大規模な宴、園遊会の翌日、二人は突然仲睦まじく共に朝を迎え、侍女たちを仰天させる。…

　『奇跡のサクラ』が枯れた。王国の魔力研究の粋を集めた、不老不死の秘薬を使われたはずのサクラが。その原因究明を命じられた「俺」は、やがて予想外の真実にたどり着く。

在宅勤務の妻視点お話 「在宅勤務・保志」と対をなします 在宅勤務のみなさん、ほんとのところはいかがですか？ ４０字×４０行で書いているショートショート１９作品目 １００作品まで頑…

これを読み終わった頃には、きっと貴方も終末世界の虜に！ ＊「カクヨムWeb小説短編賞(令和の私小説部門)」への応募作品です。(テーマ→己の過剰な偏愛)

　あやめ池に住むアヤモンと僕は、仲良し。 　その昔、仲の良かった神様たちの復活を待つアヤモンのため、楽しいお話を僕がしてあげるよ。 　設定上、２話目に、過去作品の運命の赤い糸製…

カクヨム登録一周年記念作品 & fuusoraさん自主企画作品 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330651970461095

バーで一人バーボンを飲む男と、男を付け狙うヒットマンのお話。 ハードボイルドなBL。 草森ゆきさんの誕生日企画に寄せて。 ※文中に未成年者の飲酒シーンがありますが、20歳未満…

甘えん坊の水野君と、その甘えを突っぱねたい木津谷さん。 2人の攻防戦は授業で繰り広げられる。 それを見せ付けられる僕は疲れはてていた。

目玉焼きをつくれない作者が、作れるかのように錯覚して書いたお話。

曩時、私は一人孤独に死にかけた。苦しみと絶望のなかで私の脳裏に浮かんだのは……

コロナの流行により、在宅勤務が奨励された 在宅勤務は家族とのコミュニケーションを増やす かわいい娘と遊ぶ時間が出来た（夫視点） 妻視点は明日公開しますね ４０字×４０行で書いてい…

《　用語解説　》 【クローズドサークル】……「嵐の孤島」や「吹雪の山荘」など、外界から切り離された閉鎖空間で起こる事件を描いた推理小説のジャンルのひとつ。電話線は１００％の確率…

2022年、熊本の丸島漁港に存在する賄いメニューの『ひやがり鯛カレー』が話題になっていた。 これは懐かしき甘辛い恋の味がする、夢のカレーが出来上がるまでのおはなし。 ※史実…

探偵である私のもとに現れた女性は、弟を探してほしいと依頼してきた。 その弟がSNSに残したメッセージ 『異世界に繋がる扉を見つけたかもしれん』 の意味とは一体なんなのだろうか。 …

　付き合っている彼女に、こっそり付き合い始めた後輩とデートしている所を見つかって、思いっきりビンタをくらってしまう。 　彼女はそのまま立ち去るが、後輩の方はケラケラ笑いながら 「…

高校生の時に初めて彼と来たカフェ。 ずっと変わらずに迎えてくれるマスターに、ある日相談をもちかける。 最近彼と会っていると、違和感がある。私一人がぽつんと座っているような感じがす…

弁護士、佐伯桃源（とうげん）は、冠城勇人の行方を捜していた。 ある日、その冠城に頼まれたと言って星月勇太という見知らぬ青年が現れる。 本編「魂が欠ける時」の裏側で、桃源がどのよ…

桃太郎は、イヌ、サル、キジをお供に、鬼退治へ鬼ヶ島に向かう道中、「鬼どもに襲われた」と聞き、急いで追跡した。そして、一人の鬼に追いつき、対峙するが……。その正体は、まさかの美しい…

星月勇太（26）の前に突然現れた幽霊。 その幽霊は冠城と名乗り、「俺、殺されたんだよ。俺の死体を見つけるの手伝ってくれない？」と頼んできた。 平凡なサラリーマンに突如降りかかっ…

見た物を写真のように記憶するフォトコピ―メモリー（映像記憶）を持つ主人公、双見現像は、美大の合格発表の日、駅のホームで神泉ましろと言葉を交わす。雪のチラつく駅のホーム。絵画の神童…

カクヨムWeb小説短編賞に応募するために大部分をカットされた拙作「ひろしの冒険(略)」 そのノーカットバージョンをさらに改稿しました。最初は本編24,000字でした。 今はもう、…

さみしさ　やるせなさ　どうしようもない、未消化の思い 電話が鳴る 登録していない番号からの電話 それは―― ４０字×４０行設定で書いているショートショートです １００作品まで書き…

ある日ふと気がつくと、ワタシは短編マイスターになっていた！短編マイスターとしてワタシはいかに生きるべきであろうか？と言う疑問とは全く関係のない髪型の話である。特定の髪型の方を誹謗…

2300PV達成！SFジャンル週間ランキング最高58位！いつもお読みくださりありがとうございます 　足が不自由な娘のために、博士が長い年月をかけて開発し続けていた世界初の新技…

何処に行きたいのか、どこへ向かっているのか、わからない名もなき少女。 駅の改札口で白い豆柴と出会う。 具合が悪くなり少年に助けられる。 名前を聞かれて自分の名前がわからない、 …

九重剣一郎は、元勇者だ。 彼は転移先の異世界で魔王を打ち滅ぼしたのち、現代日本へ帰還を果たした。 だが、十年もの間、異世界での生活にどっぷりつかっていた彼は、平和ボケならぬ深刻…

　原初の魔女が、日本列島以外すべての大陸を沈めて五百年。 　残された列島民は、与えられた《術式》を駆使し、ひがな《戦争》を繰り広げていた。 　降霊術師の国、墓場とうほく。 　妖…

塾の帰りに必ず寄るパン屋「八重桜」。そこでおやつを買う僕たちには天敵がいた。 もじゃもじゃ髪の毛に埋まるようにめがねを頭に乗っけたお婆さん。 僕たちもジャガネバァってあだ名をつけ…

たまたま、ファミレスで隣になったおばさんたちの会話を聞いていた孤独な男性。 予想外の展開に…耳が釘付けに。

前の席に座る女子が気になる。 だって可愛いから。 真正面で見るともう目の保養であり、愛でたくなる。 気持ち悪い？だとしたら、ごめんなさい。 これは、陰キャの隅っこ男子が、クラス…

たびたび行われる「本人確認」 果たして全て正しく確認されているのだろうか？ ４０字×４０行で書いているショートショート １００作品まで書きたいです 現在１６作品目

雪の日、中庭にて出会ったとある少年。 笑みを絶やさぬ彼は、自らの主人に疑われて尚、高らかに宣言をして見せる。 「では疑り深い我が主のため、俺が今回の事件を解決してみせましょう。は…