「色覚 KAC20247」を含む小説

KAC2024第七回「色」の小説です。 生まれつき色彩を知らない女の子に色を見せる実験と、その実験の際に浮上した「幽霊の色」に関するちょっとしたお話です。

　俺こと光太（こうた）には。色覚がない。 　目の網膜の色覚を司る錐体細胞の３種が機能してなく、明暗を司る桿体細胞しか機能してないからだ。 　単語にすれば桿体１色覚。 　 　色のな…

　色覚異常。色覚多様性。 　オレが幼い頃は、まだ色盲って言葉が主流だった。 　普通の人には見えている色が捉えられない、網膜にある錐体の異常。あるいは脳の障害。

色を失った少女と極彩色の中を生きる少年。 対極の二人のボーイミーツガールな物語

ある老人の家に強盗が入り、大金を奪っていった。その目撃者は５歳の男の子だった。はたして・・・。 この物語はフィクションです。実在の人物や団体、病気などとは関係ありません。

先天性色彩喪失症。私が生まれ持った病気、というか症候群。 色を感じることが出来なくなり、白黒の世界でしか物を見られなくなる症状。 でもあの人だけ、あの人の周りだけはいろ……だと思…

　ここはオフィス・モノクロ。マンガ家、一色サブロウとアシスタントたちの職場である。ついでにサブロウの自宅も兼ねている。三人のアシスタントのうち二人が出張取材兼バケーションで海外へ…

⚫️KAC2024参加作品⚫️KAC20247「色」2作目⚫️「川の色は、"ふつう"は青だって言われたんだ。」アラタはそう言った。色弱について調べるうちに、ハルは点字に興味を持つ…

わたしは色覚異常です。 しかし、それゆえに多くのことを学びました。 いつかそのことをどこかで語りたいと思っていました。 そんな時にこのお題です。 語ります！　ただ、熱がこもってい…

先天赤緑色覚異常強度と診断された自分の体験談です。

〈僕〉、水野ヒカルは生まれつき特殊な共感覚をもっていた。危険を知らせる人や物は赤色に、幸せや安心をくれる人や物は薄青色に光って見えるのである。 その体質を気味悪がられて人付きあい…