「秋のホラー」を含む小説

横に薙ぎ 縦に蹴倒し 唾を吐く

草陰に ぱらり散らばる 白小粒

競作企画で秋のホラーをやろうと言うことになり書いた一作です。 世の揺らぎに関する微妙な表現があります。

おいで……おいで……… 足を取られたら、最期だよ………

神奈川県の横浜市に住んでいた小学生の上野春斗は、親の仕事の影響で山口県の地方の田舎に引っ越してきた。新しい雰囲気に慣れない日々を過ごしていたある日、夢の中に一人の少女が出てきた.…

　散った金木犀。 　後悔。 　空からの香り。 　誘いに乗っていこう。

　ハヤシダノリカズさんの自主企画 『三つのお題で物語を作ってみませんか。』に書き下ろしました。 　お題は３つのテーマをストーリーに盛り込むこと。 　【秋の味覚】 　【競技】 　…

内向的で大人しい蛙女。 小柄でずんぐりとしていてボテボテ歩く蛙女。 長く伸ばした前髪の奥に隠れた大きな瞳と大きな口。 誰にも気にも留められず、 荷物を落として難儀していても誰も…

◆或る日、軽い気持ちで髪を梳いていると、驚愕のできごとに――！ ◆登場人物 八乙女美々華（やおとめ・みみか）：美しいものが好き。 八乙女茶羽（やおとめ・さわ）：美々華の母。…

Romancer『珍味佳肴』（縦書き表示）中の超ショートショート２編を、自主企画《200文字で前後編》の規定に合うよう、若干改変して投稿しました。どう頑張って削っても制限字数いっ…

あなた色に染まった私は、もう元には戻れない。どんなにホワイトを混ぜても……

ある秋の晩の情景。吸血鬼をモチーフにしたショートショートです。

　学校の裏山に重機が入っていく。あの山は木を倒され、土を崩されて、住宅街になるのだという。六年生になったぼくは、教室の窓からそれを眺めていた。 　真冬の山道、プレハブ小屋、セーラ…

たぶん5分くらいで読める、超短編のショートストーリーです。 登場するたった二人の心の中をのぞいた物語になっており、台詞もありません。 恋心をお互いの目線で、進んでいきますが、あな…

一人で旅行に来ている少女、アリー。 彼女が見た、『ハイジ号』と名付けられた列車で起きた事とは――？ そしてその旅の終わりに待ち受けているものは一体何だろうか？