「異界駅」を含む小説

異界の駅に迷い込んだ少女と、そこに存在する案内人の話。 きさらぎ駅のような場所を舞台に書きたくなりました。雰囲気だけでも味わってもらえれば幸いです。

カクヨムコン11応募作品です。

東京都久ヶ淵村に存在したと言われる“苦神師駅”。 赤い木々と失踪者の多発、そして謎の“砕きの儀”。 新宿0:08発の終電でしか行けないこの駅は、 今も生者を待っている──と語り継…

「きさらぎ駅」を知っている方も多いだろう。しかし、この世界の「きさらぎ駅」は単に恐ろしい場所とは言い切れない。 「栞」という少女が悩める人々を呼ぶ｡そんな場所である。 「おいでよ…

　出張帰りの最終快速で、突然若い女に声をかけられた私。車内の様子が、まるで都市伝説のような不可解な状況にあると訴えるその女に、私は困惑する。怯える女とともに降りた、暗い山奥の駅。…

大学のオカルト研究部の二人はひょんなことから都市伝説『きさらぎ駅』の実地調査に行くことになる。しかし、そこで彼らを待っていたのは、ネットの噂を超えた『もう一つの現実』だった。 …

異界駅。 異世界に通じる、普段ではいけない駅。 　 そんな駅に迷い込みながら、素通りして戻ってきた人々を主人公に、迷い込んでしまった人たちを描写します。

正月を過ぎたある日。私はおみかん焼きの帰りに電車に乗って、居眠りをした。それがいけなかった。目が醒めたら、異界に迷いこんでいた――

「帰(き)し方(かた)駅」――それは日本のどこかにある街、刻架(こくか)市に伝わる「下り線の電車に乗って過去に行きたいと強く願うと本当に過去の世界へ行けるが、長居しすぎると世界か…

夜景の写真を収めることが趣味の「僕」。次なる夜景を求めて岡山県倉敷市に訪れ、電車に揺られていた――筈だった。しかし電車に乗ってくる客は、明らかに異形の死者ばかりで……？ VTub…

◆都市伝説の異界駅で巻き起こるデスゲーム！◆ 女子大生の水田は、五十嵐と名乗る謎の男とともに、脱出不能の異界駅『きさらぎ駅』にとらわれてしまう。 しかも、そこには「一定時間ごと…

　ある夜乗り込んだ電車は、少年を異界駅へと連れ去った。そこで少年が見つけたのは、失くしたはずの過去だった―。 　作者・桜舞春音が自身の実体験を元に紡ぐ、夢か現か不思議な一夜の物語。

夜の十二時前、ふと目を覚ますと、卓也の乗っていた電車はどこか見知らぬ田舎の駅に停車していた。反射的に最寄り駅を通過してしまったと思った卓也は慌てて電車から飛び降りたのだが、それが…

岩手県遠野市に伝わる『遠野物語』、宮沢賢治のイーハトーブ。 岩手県には、” なにか ” がいるのかもしれない。 音声ARサービス「SARF」を想定したホラー小説コンテスト応募用。

※近況ノートを利用した表紙画 https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330668547060288 　もとは「発見…

浪人生の稲葉燈也（いなば　とうや）は、予備校をサボって立ち寄ったコーヒーショップで昔馴染みの御厨（みくりや）まよいと再会する。 旧交を温めるように街を遊び歩いた帰り道。 電車に乗…

2017年の〈大災礼〉により現世は怪異によって完全に汚染された。わずかに残された非汚染者は異界・異世界・異次元…へと退避。現世を除染しようとする者、現世を破壊しようとする者、異界…

会社を早退した私が電車を降りた先は、かつて子供の頃に１度だけ訪れた、どこともしれぬ無人の街であった。

物理学徒だった青年は、異界から帰還後、入門した組織で、 名門出身の同門の青年達と、別の異界へと異界渡りすることになる。 赴任した新たな異界とは如何なる場所で、 如何なる敵と邂逅す…

異界駅が話題になっているようなので、体験談？を投稿してみました。 動画サイト、ブログ等への無許可での転載はご遠慮下さい。