「昭和時代くらい」を含む小説

ー平成３２年、「『令和』が訪れなかった世界」、二度目の東京オリンピック前夜の日本。後に「時震（ＴＱ）」と呼ばれることになる現象は１９４２年７月に「日本列島」を丸ごとタイムスリ…

　我々の住む世界とは、また異なった世界。 　室町元年、安土皇国は相変わらず繁栄と平和を享受していた。だが、それはモンスター軍団の侵攻により、突如として終わりを迎える。 　その…

第11回　ネットコン一次通過作品 時は昭和。それも、もうすぐ平成の世となる頃のお話です。 まだ地方では、コンビニエンスストアも余り無いそんな昭和の終わりの頃のお話です。 主人…

■新人演歌歌手・霞秋彦（22）は、仕事がなくて悩む日々。 そんなある日、先輩歌手・一条まこと（32）との演歌ライブで進行表もないまま舞台に立たされ、さらに見知らぬ若手芸人・大空ゲ…

大正十一年、代々政治家の家庭に生まれた梅小路椿は、毎日が重圧と緊張、そして退屈な日々を送っていた。嫡男として政治家を継がなければならず、それは将来がないものと等しかった。 そんな…

実話をもとに創作したフィクションです 昭和時代の中でも比較的クセが強い少年たち「ミタライ君と菊男君」にスポットを当てました 菊男君目線でフィクショナルエッセイ風に物語が始まり…

　あの夏、俺たちは鉄塔の下に「秘密基地」を作った。 　竹とベニヤ板で組んだだけの小屋。汗と笑いと、夕焼けの匂い。 　世界は、永遠に続くと思っていた——。 　けれど、町の再開発が…

第一次世界大戦後、大正日本は激動のただ中にあった。三重県鈴鹿郡の農家の娘・川戸絹は、婚約者を戦争で失い、上京して婦人記者として働く。米騒動や労働争議、婦人参政権運動、関東大震災の…

ネットに依存し過ぎて社会を狂わせた不適切なゆとり派、50歳を過ぎた未だ実家暮らしの不良が日本滅亡直後から閻魔大王にある事を命じられた。 それは、自らの生い立ちを鞍替えする為に昭和…

昭和はじめの東京市。内向的な女性・前野亮子は、偶然の縁から陸軍中尉・桐山冬一郎と共同生活を送ることになる。 落ち着いた庭の景色、わずかに交わす挨拶――静かな日常のなかで、孤独な二…

日本と酷似している世界「裏日本」。 この世界で貴族に生まれ育った九条灯《くじょうあかり》はオリジナルの世界である「表日本」の男と契約結婚させられることに。それは九条家が王族に恩を…

『働くことは美徳』 『働けばお金が手に入る』 『働けば自由』 そんなことを思っていた時代がありました。 そんなノリで書く、昭和の残りかすのお話

昭和時代に建てた家をリフォームした。 それから、おかしくなったように思う。 勝手につくセンサーライト、誰もいないのに響く足音、違和感を覚える部屋、家の中で最も暗い廊下、その全てが…

前回、壮大な【蜻蛉大作戦】で盛大に失敗した僕は、 顔を腫らし、熱まで出しながらも、 まだ諦めきれずにいた。 ──寝ても覚めても、飛行のことばかり考えていた。 ゲームもYo…

忘れていませんか？あの頃のワクワク。 これは、まだスマホもSNSもなかった時代。 東北のどこかの田舎町で、少年たちがさまざま冒険に挑んだ記録です。 見えない何かにおびえなが…

高校時代のほか、家族や知人とのムカシのオモイデを書き留めたエッセイです

乱世を終え、新しい光が差し込む明治の日本。しかし、その光の届かぬ場所で、敗者の魂は静かに息づいていた。 戊辰戦争で「賊」と罵られ、すべてを失った会津藩士の息子・愛護。彼は、戦火の…

昭和時代。 幼馴染の勇とたかしは同性ゆえに互いに惹かれ合いながらも相手を大切に想う余りに秘めた恋心を告げずにいた。 戦争が始まった事で離れ離れになってしまった二人の悲しい物語。

66歳、定年退職した元サラリーマン岡部誠一。ひょんなことから過去にタイムリープすることになった。行き先は懐かしい昭和の時代だ。

現代までに誤った時代の流れを正しく改め、最初からしてはならなかった事は食い止め、最初からすべきだった事は即実行、その為にとある組織から終戦直後にタイムリープして国と世界と歴史を改…