「愚」を含む小説

愚かすぎて中華四千年の歴史から姿を消した国、愚。愚に宇宙からの侵略者・アンゴルモアが現れ、愚の民と大陸を統一せんとする与太話。まずは滅びを回避するところからだぞ！

　転生者であるレインは貴族として辺境で国の外からくる魔物を倒す役目を続けていた。 　そんなレインが成人の15歳になった日、役目の特権でもあった王女との婚約が発表される......…

時は北宋、愚帝のもとに奸臣がはびこる中、侵略の足音が遠くに聞こえる乱世。 義に篤く、忠を重んじながらも正道から外れて生きざるを得ない百八人の好漢たちが、天に替わって正しい道を行う…

『不義の子』と呼ばれ家族から蔑まれる下級貴族の桜詩兎。 　祖父が亡くなったことをきっかけに金遣い荒い家族のせいで家門は没落寸前。 　祖父の大切にしていた家門を守るために家族から…

＊この作品は初出の原稿を元にして、全面的な改稿を施して電子版としたものです。なので市販されたノベルズ版とはかなり違っている部分もあります。 ★初出……ＤＯＭＵノベルズ（コアラブ…

　人間と悪魔は共存しています。悪魔は人間の魂力を糧に、人間はそれを与える代わりに毎日の変わり無い平凡な日常を与えられる。 　しかし、そんな拮抗したバランス関係を乱そうとする悪魔が…

神々が自身の権能を刀身に込め創った星遺物、魔剣。 七年前、両親を殺され全てを失った少年ヒスイが持つ魔剣は、一度体験した力や技術を学習する、ヘルメス神の権能だった。 ヘルメス神…

プロローグ　―リュミナシアの調律者たち― 　かつて、翡翠のごとく透きとおる星――その名を リュミナシア と呼ぶ――に、異なる宇宙より呼び寄せられし十六名の「調律者」たちがいた。…

▲概要 　主人公は高瀬明彦と、片倉右京の二人。 　一部に性的な接触を連想させる部分がありますが、かなり濁してあります。 　 ▲Prologue 　共通部分。箱庭行きの船に乗っ…

「公爵令嬢シルヴィア・フォン・レオンハルトは、完璧すぎた。類まれなる知性と品格で、愚鈍な王太子ルドヴィクを支え続ける『冷徹な銀の令嬢』。それは、彼女が王国の安定のために自らに課し…

不老不死の放浪者・愚楽。 秦の始皇帝から産業革命、そして銀河の果てまで――。 文明が煮え立つ鍋のように、人々の「笑い」と「愚かさ」を見届けてきた男が、 今日もどこかの時代でひとり…

朕は猫である。 名前は――ハンス・スコット・シュミットと名乗っておこう。 『帝国』 それはこの世界が唯一無二であるが故の呼び名。 どこの、でも、誰の、でも無い。 世界…

　やや右寄りの首相が誕生してからというもの、アーティストや文化人たちはこぞって政府への批判を繰り返すのだった。 　こうした人種はだいたい左寄りである。緊張状態になると歌も絵も売れ…

【本編完結しました！　番外編を何本か更新します！】 ゲームの冒頭で魔王アズラニカに攫われる大国ファルマの姫。 そんな姫、ゼシカに転生した主人公は母国が腐りきっていることを知って…

クラリス・エルメンハイト公爵令嬢は、幼き頃より王家の婚約者として育てられた。 　聡明で礼儀正しく、王家の未来を誰より真剣に考え、第一王子アルトリウスの成長を支えてきた。 　だが王…

妥協なんてしない。他者を欺き、俯瞰する行為こそが賢い生き方だ。 文武両道、才色兼備、生まれつき高スペックの素質を備わった高校生、立花鳴海。 真面目で誠実だった彼は人の愚蒙さに気付…

世界政府が滅び、AIの声が消えたあとの地球。 人々は正しさに疲れ、静けさに飽きていた。 そんな時代に現れたのは、一人の男――愚楽。 屋台のラーメンをすすりながら、彼は言った。 …

敵国に潜入して、国家を内側から崩壊させよ—— そんな極秘任務を受けたクロウが辿り着いたのは、自滅の構造を完備した“終わってる王国”だった。 王は優しすぎて税金を廃止し、 将軍は…

＜あらすじ＞ 許都で起きた事件の取り調べを一任された荀攸は自らの手で捜査を進めるが、怪しいものは一向に出て来なかった。 落ち着いた後継者争いが過熱しかねない出来事であるだけに、下…