「天地無用」を含む小説

　恋をするのは、人類だけではありません。 　尊き心は、生まれる時に全ての命に贈られたギフトなのかもしれない。 　もしくは、生に苦しんだ際の痛み止め。 　誰かの幸せを勝手に決めすぎ…

実家の兄から荷物が届く話です。

総ては彼の思うまま。 KAC2024の三つ目のお題に沿って書きます。任せてくださいヨォ。

夏野葵と日向は双子の中学二年生。 ゲームアプリを製作する会社を経営する父親のおかげでお金持ち暮らしをしていたが、ある日一転。 父親の会社が倒産し、三億円もの借金を抱えることになる…

百百百百さん主催のアンソロジー『ウタ波止場このペン先に星がふる』（#星座短歌）より。一部短歌の変更および追加により20首の連作としました。

　半年前、私の愛した女性は毒を飲んでこの世を去った。私の友人はすべてを知っていて、何も言わなかった。 　ああ、だが、私に彼を責める権利があるだろうか？　忙しさにかまけ、彼女に何が…

ツクール×カクヨム　ゲーム原案小説オーディション2022　「逃げる」テーマ縛り小説部門　応募作品　地獄行きを言い渡された男は逃走を試み、地獄の階層へ迷い込む。奇妙な刑。穴。地獄の…

少年《ふるちん》は、VRゲーム『百王の冠』を開始早々、街の住民からタコ殴りにあう。 瀕死の彼を救ったのは、吟遊詩人《隻眼のカルラ》。 懐ゲー好きな、ちょっと変わった女のコだった。…

令和に入る直前に、とんでもないことがあって、ひきずる形になってしまった裁判ざたもさておき、平和によき日々をすてきに送りたい。 まず6月から始めます。