「和風ファンタジー 政略結婚」を含む小説

▼毎週曜日未定の不定期更新 　短いお話を定期的にアップしていきます！ ▼ あらすじ 退魔師の娘・片桐 紫乃（かたぎり しの）に下った命令は、かつての想い人であり、母を殺した妖の…

天狗一族の次期頭領、銀星には、忘れられない初恋の記憶の断片があった。 政略結婚させられる前に、この気持ちに区切りをつけたい…… 果たして初恋相手を見つけられるのか 彼女と添い遂…

清原紗月は、玄武を従える清原家の落胤にして、人殺しと蔑まれる少女。 幼い頃、母と共に結界の安定化任務に同行した紗月は、暴走した力で部隊ごと母を消し飛ばしたと告げられ、力を封印され…

真っ赤な瞳を理由に父から忌み嫌われた少女——鈴音は、瞳を隠すためにお面をつけることを強要され、喋ることも禁じられていた。 そんなある日、父から突如として妖魔の長との婚姻を命じられ…

「悪鬼」と呼ばれるモノノ怪が現れる帝都。主人公の四ノ宮椿が結婚することになったのは、その悪鬼討伐隊に所属する副隊長の院瀬見千歳という男だった。冷酷無比とも名高い男との結婚に、誰も…

妖魔が人々を脅かす扶桑国。玄安（げんあん）家は扶桑国の北を守る名家であり、その家に生まれる氷姫（こおりひめ）は、氷雪の網で妖魔を捕える特別な姫だ。 氷姫のなりそこないである澪（み…

契約結婚の取り決めその一、「夫婦はともに食事をとること」――。 文明開化の名の下に、没落寸前の異能一族令嬢が、異能目当ての旦那様の元に、ご飯目当てで嫁ぐお話。 時は大正、異能…

《村の裏山には、面妖（めんよう）と呼ばれる存在が住んでいる》 各地に住みつき、一帯の守護神として祀られてきた彼らだが、決して素顔を明かすことはなく。村の住民でさえ、その容貌を知…

「私を守れたのは彼女だけだった」 鬼族の皇子が指名した護衛は、なんと新米の女性の陰陽師・鈴音。 鈴音が出会ったのは、雪白の髪と紫水晶の瞳の『美しき鬼の皇子』 第一皇子・黒曜を刺…

　私、白石美琴は、術式が使えなかった。 　莫大な呪力を持つが、現代では重要な術式が使えない。 　そのせいで、家族や姉から「外れ者」と呼ばれ、疎まれ、居場所を失っていた。 　ついに…

　昭和九年の帝都東京。内気な少女・鳳白羽は、その身に宿す異能ゆえに虐げられ、閉塞した日々を送っていた。 　持ち込まれた名家との政略結婚。その令息・有仲は国家最強の術師と謳われ、婚…

十九歳の令嬢・環は、借金に苦しむ家族を救うため、 貴族・神宮寺蓮との政略結婚を受け入れる。 条件はただひとつ。 「互いに干渉しないこと。そして──夜の離れには近づかないこと。」 …

【毎週月・水・金曜 20時頃更新】 乙女はただ、ひと晩の恋を望んだ―― 神に捧げられる夜、少女ナギは「交わり」を経て運命に抗い始める。 愛する者との別れ、謎めいた女官との邂…

【練習作・ニーチジャンルへのチャンレンジ】 兄を救うための、妹の祈り。国を守るための、侍の忠義。その全てが、古き神を喜ばせるための、極上の「ご馳走」に過ぎなかったとしたら？ …

運命に翻弄される、切ない契約結婚の物語。桜の舞い散る季節、政略結婚によって結ばれたのは、冷酷な名家の御曹司と、心優しくも芯の強い女性。互いに心を開かず、ただ義務を果たす日々を送る…

嘉永（かえい）年間の江戸・深川。人々が行き交う大横丁に、小さな甘味屋〈花水茗舗（はなみずめいほ）〉が軒を連ねる。裏通りには〈川神たちの社〉がひっそりと存在し、長らく人々には忘れら…

――帝都を支配する呪術の名門・黒羽家に、ひとりの娘が嫁いだ。 その家には『蜜巣』と呼ばれる呪われた伝承があり、花嫁は「女王蜂」として、魂を差し出す宿命を背負わされる。 しかし、…

滅びし血を護るため、左大臣・実房（さねふさ）は、愛しき娘たちを次々と政の駒として輿入れさせた。 そして、白銀香殿（はくぎんこうでん）――香と筆の雅を湛えたその場に、一人の宮を匿い…

時は江戸。 その日、蘆屋道満の末裔である芦屋美耶子と、安倍晴明の子孫である倉橋菊吉との婚儀が行われていた。 しかし美耶子のとなりは空席。 とうとう倉橋に嫁ぐまで、美耶子は自分の…

雅やかなる平安京の深奥に閉じ込められた、少納言家の姫君、小夜。決められた未来と閉鎖的な貴族社会に息苦しさを感じていた彼女の心に、未曽有の疫病が蔓延する都の惨状が、新たな光を灯す。…