「ファンタジー歴史創作」を含む小説

スペイン王であり神聖ローマ皇帝カルロス5世（カール5世）は　　 聖ヨハネ（病院）騎士団に　鷹一羽の代価で 青の海、地中海のマルタ島を騎士領として与えた　　それは防波堤　激戦の悲劇…

『忘源郷』 　それは、『忘れられた始源の英雄たちのための理想郷』。神の慈悲によって作り出された小さな新世界。 　管理人にして、人類救済の不死の英雄:ジウスドラは仕事に追われる日々…

時は戦国－茶の湯が武将の間で劇的に流行し、侘び寂びなどの新たな哲学が確立された血と知の激戦区にて、ここにまた一人新たな男が一旗あげようと意気込んでいた。 美濃吉には夢がある-誰よ…

『私、本来なら女中としてだけ働けば良かったんだけどなぁ・・・。』 「まぁ使えるもんはつかわねぇとな。」 『そんな便利屋みたいな扱いはやだ！もっと大切に扱え！！』 特殊部隊で女中…

ある夏の日、蒼樹朗は私のもとに転がり込んできた。季節は過ぎ、雪の降る日。胸騒ぎに急いで帰宅すると、蒼樹朗は帰ると言い出して……。

自作小説『鬼姫は月夜に恋ふ』を書き上げるまでの創作小話集です。 本編を読まれていなくても、創作論としてお楽しみ頂けます。 本編を読んでから読むと「ああ、なるほど」とより楽しめるか…

むかーしむかし。 江戸の大町に九兵衛と言うとーってもそそっかしくて、変な、でも優しき男が住んでいたそうな。 九兵衛は仕事を探したり、侍と勝負したり、泥棒をとっちめたりと江戸の町を…

かつて『フラクロウ』と呼ばれる翼人がいました。 彼らは不老不死を目指して、かみさまを殺しました。 不老不死の技術は暴走して、世界は滅びました。 しかし、贖罪のために動いた『フラ…

2億年も前に地球を支配していた伝説の種族。彼らの都市遺跡が日本の地下深くに発見された。早速、調査に向かった不器用な考古学者はそこに潜む怪物に襲われる。人類に牙を向く怪物とは、そし…

2021年書き始めです。 今年もよろしくお願いします。 『着物と狐とあやかしの話』 エッセイと雑学、創作論とファンタジー。 着物と狐とあやかしの話です。 あるいは、私たちと…

「忘却の世界」、通称オブリヴィオン。 容姿も、言語も、性別も統一されている、効率的に作られた「人類」が住む小さな世界。 彼らは「雛芥子の贈り物」という、毎晩エピソード記憶を失う習…

ここは、物語が浸透した世界である。 ドラゴンと人が固い友情で結ばれ、長く栄えた水楼閣と城壁の美景を誇る「城壁都市」。今は滅び存在だけが伝説の中に残された都市が発掘され、眠りから覚…

クリスマスの為の御話・・ 幼馴染の少女を失った少年 彼が出会った魔法使いによって　時をさかのぼる・・ 果たして、少女を救う事ができるのか？ ※重複投稿です＾＾；雪景色・・ホワ…

日本のとある小規模な京・沖去が舞台の戦国時代っぽい世界観です。 沖去京は幕末日本のように鎖国状態にあり、周辺諸国から常に開国を迫られています。京を統治する御門の家の前当主は若くし…

精霊の子供に纏わる物語。