「クトゥルー神話・クトゥルフ神話」を含む小説

ちょっと違った歴史を歩んだ現代の地球世界で、人間＆妖精ＶＳクトゥルー神話生物！ シスコン気味の少年が少女型妖精種（ブリカス畜生）の口車に乗せられて、魔法の剣もとい人型武装祭器を駆…

ある小学生の日記の一部と、親族の懺悔。

人生を踏み外した男・宮川稜弥は、さまよい歩いているうちに不可解な街「阿座斗町」にたどり着いた。阿座斗町から出ようとしても元の世界には戻れず、そればかりか、街の外には異形のものども…

矮小なる神官の奸計により大いなるクトゥルフは眠りに落ち、優美たるハスターはししむらを持たぬ夢想の者に剥ぎ取られ、風に溶けた。 　邪神で神官なクトゥルーと、死んでも生き返る魔術師…

　魔術結社九頭竜会（くずりゅうかい）幹部の宮森 遼一（みやもり りょういち）は、後の怪奇作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトと運命の出逢いを果たす。 　ラヴクラフトへの邪霊…

執筆に関していろいろお世話になってアドバイスいただいたりなどしている居石入魚さんが『超日本むかし話』の主人公として書いておられるキャラクター「ムテキング松木」を、「自由に使ってい…

1900年代、アメリカ・プロヴィデンスにある一人の小説家が生まれた。その小説家は、様々な邪神やクリーチャーを生み出した。そして、その活動はだんだんと広がっていき、様々な邪神やクリ…

資料集的な短編小説集です。 特に主人公や視点を定めているわけではありませんので、かなり断片的な印象を受けるかとは思いますが、そういう意図で御座います。 一応、毎日投稿、９月末…

　ソーニャ・H・プリン十七歳は魔女である。アメリカ、ニューイングランド出身の彼女は現在、岡山県在住の従兄、安部蔵人の家に居候中だ。ソーニャは先祖伝来の魔導書『妖蛆の秘密』をマスタ…

自分が作詞、ボーカルを担当してるバンドの「カルマ納骨堂」と「雨の日曜日」という結成初期からある2曲の続き物の歌詞の世界を一遍の物語に著してみました。

南の島のホテルリゾート、ギルマンハウスへとやってきた青年、安部蔵人とその従妹にして同居人であるソーニャ・H・プリン、さらに彼女の使い魔にして愛猫であるホイエルはエキゾチックでトロ…

　第一次世界大戦直後の神日本帝国 　伝承学者を目指す青年 宮森 遼一（みやもり りょういち）は、大学を辞した後魔術結社 九頭竜会（くずりゅうかい）に入会。 　皇太子である瑠璃家…

おれはまともじゃないから、まともじゃない世界でしか生きられない。 仕事は人魚の肉を喰って化け物になりかけてる奴らを運ぶこと。相棒になった運転手はきっとろくでもない男だけど、おれ…

タイトル変更しました。 クトゥルー神話の断章的連作です。

邪神協会日本支部の本編とはかかわりの薄い話や、漫画にするのが難しかった話。

森の奥の小さな湖の隅の大きな岩の上に、わたしの神様たちがいる。 いつも無口で本を読んでいる、一見冷たいけれど、本当は優しい、黒く長い髪のクロ。 いつも優しくて、辛いときずっと寄…

闇に包まれたその部屋で、館のあるじ魑ヶ峰男爵。 ぎらぎら双眸かがやかせながら、負けず劣らず鮮血色に光りかがやき膨れあがったその古い品を開陳した。 ミスカトニック大学ウルタール校…