「もし 透明」を含む小説

僕の目の前に立っているのは、「宇宙服を着ている小柄ななにか」だった。 ふつうの宇宙服なら、顔の部分が透明なはずだが、それはちがうのだ……。 ＳＦショートショートです。

『闘心力』 遥か昔から存在し、【闘神】が【魔神】を滅ぼした際に人類に振り分けた特別な能力。その力を得た者は元々の身体能力に加え、外界的な力が与えられる。 その力は生後およそ10…

ある日送られてきたのは試薬品のサンプル。透明になることで人はどう変わるのだろうか。

家族に黙って仕事を辞め、通勤するフリを始めた私は失踪していた大学の先輩マサゴさんと再会する。 「浮遊霊ごっこだとおもえば案外に楽しいもんさ」と悠長に構えているマサゴさんとの不思議…

良くも悪くも変わらない日常、無色透明の日常、あってもなくても良い日常。 もし、変われるのなら─────

　色が全ての世界で、無色で生まれた少年は何も出来ないからこそ、夢を求め続ける 　自分の色の特異性に気づいた少年はようやくこの世界で冒険が始まる 誤字報告を スカーレット→バーミ…

私、乙女ゲーム……ではなく男性アイドル育成ゲームの世界に転生しました。 ――ゲーム自体有名ですし皆様知ってることでしょう。『IDOL育成ーlight―』、私はその元プレイヤー…

「ベタだけど、やっぱり、ほら……。女湯に入ってみるとか」

遠野歩武（とおのあゆむ）は今年、中学生になった。小学校のころから、名前が男みたいだとからかわれることが多く、自分の名前が嫌いになりかけていた。しかし、ある時から歩武は名前をからか…

綿アメみたいな雲。 トクトク注がれる牛乳。 まるまる太った白の毛糸玉。 ビー玉から溢れる光。 それと、立花くん。 私は真っ白で汚したくなる貴方に合わなかったらどんな人生を送っ…

もし、自分が特別ではない人間だと知った時、貴方の色は何色ですか？ 群衆色に染まった少年は今日も自分が特別な夢を見る。 図書館の秘密の暗号。 誰も知らない願い。 変わらない日常。…

もし世界から言葉が消えて行くなら。