「必要 悪」を含む小説

今宵も、《狩人》と呼ばれる少年は闇夜の街を疾駆する。平穏を謳い、混沌に嗤う狼少年は何時か望んだ世界の為にその凶刃を振るう。正義の味方にも、弱者の味方にもなれない。ただ彼は、己の敵…

閉鎖的な山奥の高校を舞台にしたミステリー小説。主人公を含む放送部内で起こった事件は彼らに様々なものをもたらす。誰が悪いのか、そもそも絶対的悪が必要なのか？ 高校生の頃に書…

　時は2004年。 　現代社会の闇にひっそりと息づく悪の秘密組織「村」には、色々な怪人「村人」たちが所属していた。 　彼らは世界各地の神話や民話の末裔、神や妖怪の子孫。吸血鬼や、…

「さあさあ、おいで、子供達。これから人形劇をはじめよう。りんご飴がチケット代わり。楽しんでくれるといいがね。ところで、ちょっと不道徳な内容かも。お父さんお母さんには、ないしょだよ…

世界は常に変化していく、森羅万象すべてにおいて変化をする。 では人の運命は、生きていく流れの中でどうやって決まるのか、もしかしたら誰かが、何かが、人の運命を変えているとするのなら…

――かつて、世界を導いた存在があった。 彼らは強靭な肉体を持ち、神々の知恵と奇跡の力を操り戦った。 すべては弱き人々を守る為、あるいは己の思想信条や信仰のため。 いつしか彼らは…

勧善懲悪 砂糖菓子 必要な犠牲 の三題噺 にごたん参加作品