「短編百合」を含む小説

某日見た夢の内容を元に脚色、一部改変したものです。学生時代に交通事故に遭った幼馴染のともみちゃんが教会の地下にいると聞いてそこに駆けつける。 第１話の初出はモノガタリーで「『久し…

​大正時代、男名「竹久星彩」として活動する女流絵師・高畠華純は、女学校時代の密やかな愛による心の傷を隠して生きていた。 ​ある日、彼女の許に「蝶」と名乗る者からの、耽美的で狂信的…

百合要素のある怪談や、怪談風の百合話を集めた短編集です。 「サジェスト」　同棲している二人に起きた不穏な兆し 「なやましい」　大学生カップルの片方だけに見える謎の少女 「開かずの…

中学時代に依存させてしまった後輩の女の子から、ポエム調で復縁を迫るようなメッセージが送られてくる。 その影はついに現実のあたしの身に迫り始めて、怖くなったあたしは高校に入ってから…

一話完結の百合作品を短編であげます。ふらっと摂取できますよ。 不定期で更新です。

静かな冬の街並み、大雨の砂浜、そして未来の片隅。 高校生から社会人まで、さまざまなシチュエーションの「ふたり」の関係性を丁寧に描いています。 すべてのお話が1000字～5000字…

日野志津香（ひのしづか）は四十歳になる。が、未だに彼氏もいなくて独身だ。住む町も小さな田舎町で自宅の周囲は山々や田園風景が広がる。 そんな志津香の元に来客があった。久しぶりに友人…

１０年後の未来から、美しく成長した２８歳の美琴がやってきた。 現在１８歳の美琴は、未来の自分に憧れる。 同級生の奈緒美は、未来の美琴に恋をする。 同級生の明美は、現在の美琴を愛し…

合理的に考えた結果、食事を口からとることが原則禁止となった世界で、どうしてもラーメンを食べたいと願う異常者の少女

「ねぇ、抱いてもいい？」 ただひとときの瞬間の出来事、ビッチでギャルな夕凪さんにぶつかった時から始まった関わるはずがないギャルと根暗のちょいエロ百合ラブストーリー

1話完結短編の短編な物語です。スキマ時間にどうぞ。

薄く煙るような街の片隅。 古いジャズが流れる小さなお店で、 私は今日もコーヒーを淹れている。 今日も、ひとりの女性"白崎さん"が扉を開けた。 優しい香りと湯気のなかで、ふたりの…

新しい席、新しい名前、新しい季節。 誰にも話しかけられなかった中津川恵那は、 リボンの曲がった女の子――松宮咲良と出会う。 ほんの小さな会話と仕草の中で、 「好きになる」というこ…

　三年前、姉の朝日が僕たちの前から姿を消した。誰もその本当の理由を知らない。姉の親友であり、僕の恋人である美園も。 　僕たちは過去を抱え姉さんのいない世界を生きる、二人で。これは…

【短編　全５節／７万字弱／10月17日完結予定】 コレットは趣味でハンカチを作って王都内の各店に卸していた。 そのハンカチを持つだけで病気が治る、魔物が逃げるなどと評判になり、…

　主人公の『私』は、自身のある軽率な行動で親友の『山田』との関係をぎこちないものにしてしまう。 　ぎこちなさの根本的な原因は、お互いが相手へと抱いている感情が『友情』か、『恋愛…

灯と由美は幼馴染。いつでもどこでも二人は一緒で、他愛のない日常。

声をなくしたのは、ある春の午後だった。 君がいなくなっても、世界は変わらない。 けれど、音のない空気の中で、私は確かに君の声を聴いた。 ──声を失った女が、亡き恋人の“透明な声…

連れてこられた異世界に居たのは恋人、によく似た女王様だった。彼女が自分の知る後輩では無いと知っているのに──。 ※この小説は小説家になろうにも掲載しています。

マカフシティの片隅にあるカフェ・リトルポピー。 そこに迷い込んだのは、自分が“幽霊”だと訴える少女・イザベルだった。 店主・レクラの淹れるコーヒーと、どこか懐かしい雰囲気に惹かれ…