「切ない・感動」を含む小説

高校2年生の月城さくらが所属するミステリー研究会。ある日、部室から青い傘が消え始める――。 不可解な謎は次々と現れ、さくらたちはその解決に挑んでいく。

完全監視下の美術館で、謎の「天使の羽コレクション」が一枚ずつ消えていく。 防犯カメラは作動し、警報も鳴らない。ただ、黒いコートの人影だけが映し出される。

被写体として選んだのは、閉鎖された鳥類園だった。一枚の白い羽を撮影した直後、施設の元職員・中島恵子が死体で発見される。

これは、失われゆく命との別れ、受け継がれる想い、そして新たな絆の始まりを描いた物語。 祖父が大切にしていた幸せの形が、思いがけない形でコミュニティ全体に広がっていく、心温まる奇跡…

　謎のゾンビウイルスが蔓延する現代。そんな中、一年後には隕石が地球に落下し、世界は滅亡することが発表される。 　絶望を目の前にあがいて苦しんで、それでも限りある時間の中で成長する…

今まで何度「片付けて！」と言っても聞かなかった夫が突然始めた片付け。 部屋がきれいになると喜んでいたが、それは片づけの範囲を超え断捨離・ミニマリストと言える域まで達していた。

ニートになり地元に帰ってきた俺は、毎夜 月光の降る丘で君と星空を眺める。

「ふたりぽっちの夜、それは最後の約束だった。」 居場所を見失った少年と、未来を諦めようとする少女。 出会うはずのなかったふたりが、月明かりの下で手を取り合った。 言葉にできな…

東京の街に突如出現した凶悪な罪獣バビロンに立ち向かった巨人の正体は愛に飢えた青年だった。 皆が憧れるヒーローのように活躍すればまだ知らぬ愛を得られると意気込み奮闘するのだが…… …

事故により主人公のことだけを忘れてしまった主人公の恋人。主人公は恋人の記憶を取り戻そうと、初デートをした場所でもある遊園地へ行くことにする。

父を病気で亡くした幼い少女・ミリは、この国が医学や回復魔法の聖地であるにも関わらず、誰も父を助けてくれなかったという事実に心を痛める。 そんなある日、彼女は母に渡された銅貨を片…

「知っていますか、日影くん。太陽って凄いんですよ？」 薄暗い病院の一角、足元灯の弱々しい明かりだけが頼りの場所で、俺は一人の少女と出会った。 どうやら、彼女は暗がりでしか生きられ…

大切なものを失ってそれでも生きようとする人間の為の物語。みんなそれぞれ悩みを抱えていて、消えかかりそうな命の灯火を消さないように消さないように、支え合っている。あかりとゆらりの出…

コロナ禍の2020年に自分にできることを考え、毎日感じたことを詩に綴ろうとはじめました。 現在はライフワークのようになっており、自分で日々感じたことを言葉にして紡ごうと日記のよう…

ダストタウンと、光の街。 相反する二つの世界を行き来することは、遥か昔から禁じられていた。 富で溢れた広い広い一方の街では、“光“を求める戦争がやまない。 出…

主人公、三河 愛美の息子である三河 進吾は小児がんにかかってしまった。そして余命はあと半年と医者から宣告されてしまう。ところが、両親は7歳の進吾に余命のことを伝えないことにした。…

15歳の杉野朔夜（すぎのさくや）は、とある理由から死にたいと思う日々を送っていた。 高校1年生になる前の春休み。 朔夜は、近所の海へ絵を描きに向かうと、波打ち際に少女が倒れて…

雨が降ってもいつか 虹を見ることが出来るさ。 僕が手伝うから一緒においで。 生きるをテーマに書きました。演劇台本になります。読み物としても読めます。

25歳の青島月凪は高校時代に突然別れを告げられた元恋人・陽向のことが忘れられないでいた。 京都で有名な縁切り神社にやって来て、強く願う。 どうか彼のことを忘れさせてくださああ…

雫は大好きだった兄の翼が死んで一人となった。頼れる者はいない。生きる意味を失った雫は自ら命を経とうと飛び降りた。 気がかりなのは翼がどうやって死んだかということ。雫は悪魔と出会い…