概要
残された息子との時間……悔いのない過ごし方とは……
主人公、三河 愛美の息子である三河 進吾は小児がんにかかってしまった。そして余命はあと半年と医者から宣告されてしまう。ところが、両親は7歳の進吾に余命のことを伝えないことにした。そんな息子を持つ両親は、限られた時間の中で息子に"悔いの無い幸せな生き方"を模索していく…そこで両親は"やりたいことノート"を進吾に書かせることにした。両親は進吾の"やりたいこと"を全て実現させることを決意した。
これは悲しく辛い、"本当の幸せ"を目指す親子の物語。
これは悲しく辛い、"本当の幸せ"を目指す親子の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!最新話から不穏な空気が漂ってきている。でもそこからの期待必至。
もうかれこれ更新されなくなってから二週間以上が経った。作者のXを見てみると「次の話が思い付かない」と嘆いていた。僕としても、作者のひらりくるりさんを応援するためにも、レビューを勝手ながら綴らせてもらおうと思う。それを先に謝らせてもらいたい。
では、早速本文の批評に移らせてもらう。
導入からもうホットスタートで、三河愛美の息子、三河進吾が小児がんで入院しているという説明描写から始める。僕はこの導入からもう心を掴まれた。
どんな悲哀な物語が始まるのだろうと。
そこから、ひらりくるさんの類いまれなる筆力が発揮され、どんどん文章に引き込まれた。
ここであらすじにもある、「やりたいこと…続きを読む