「カクヨム甲子園2025 カクヨム」を含む小説

人の心の「声」が聞こえる少年。 そんな彼は自分ですら知り得なかったある人への思いで、彼の人生は変化していく。 これはその思いに気づく過程を書いた物語だ。 五千文字未満で紡がれ…

家族の付き添いで訪れたリサイクルショップ そこで読んだ漫画の「見開きの1ページ」が強烈に記憶に残っているという。 しかし、また読もうにも、作品名や作家名どころか、あらすじでさえ記…

男は山に来ていた。星を見るためである。夜も更けて男が帰ろうとした時、その『声』が男に届いたのだ。

「センパイ」の後輩である山田ソフィーは、今日も業務開始前にロクでもない話を持ってきた。あらゆる非現実的なモノの収集と売買を行う外資系総合商社、もとい秘密結社オラクル＆インサニティ…

「人類を助ける」ロボットを作る天才青年と、彼に生み出された一体のロボット。 完成品に近くて遠い、ロボットの話。

1話完結です。

現代に広がるSNS。優しさも醜さも露わになった、ネットに溢れる声。 多くの人が、どうして誹謗中傷に黙って耐えなければいけないのかと思ったことがあるでしょう。 そんなネット社会に生…

君の声は魔法の声。 僕を惹きつける。 ずっと君の声を聞いてみたい。 永遠に。

とある高校の文芸部。学校祭の出しものを決めかねていたら、文芸部だからという理由で先生から自作の短編を朗読しようと言われた。ちょうどその頃、体育館裏ではあることが起きていて——

歌い手の私が、もしこんな世界に堕ちてしまったら、私はミイになるだろう。

声を失った彩花は、静かな海辺の村で、ひとり沈黙と共に生きていた。 ある日、村外れの古びた電話小屋で、突然鳴った電話。 それは旅の青年・悠からの、行き先も定まらない通話だった。 彩…

　僕、蓮城朔夜は声を出すことができない。それは障がいを持っているからではない。ただ……出せない理由があるのだ。 　そうして僕はいつも通り一人で帰路を辿ろうとする。 　雨が降って…

屋敷の中で生きる病弱な少女・レイナ。 外の世界を知らずに育った彼女の唯一の楽しみは、読書と、時折訪れる季節の風景だった。 そんな彼女の前に現れたのは、元気いっぱいで自由奔放な少…

目が覚めたら、祖父に運ばれて京都に来た少年の短く不思議で、そしてこれからに続く小さなお話。

一度声を失った青年、高城湊。孤独の中で彼を支えたのは深夜ラジオの女性アナウンサー、橘玲奈の声だった。 声の届かない世界に沈む湊と、声で人を繋ぐ仕事を続ける玲奈。 ラジオを通じて紡…

【カクヨム甲子園2025ショート部門にて中間選考突破しました！】 俺は、昔から「声」が聞こえた。　 無機質で、しかしどこか人を見下すような傲慢さを持つ、人間ではない何かの声。そ…

初めまして！ 今回、カクヨム甲子園のために執筆をした小説です。 内容としては短編を4つ繋げたようなものなのですが、全て同じ高校の中で起こっていることで、物語がクロスオーバーします…