君の囀り
OROCHI@PLEC
きみのさえずり
ただ君の声が好き。
柔らかく、しっとりとしていて、よく響く低めの甘い声が好き。
その声は僕を惹きつける。
その声に僕は縛られる。
その声でお願いされると僕は断れない。
君の声を聞くと幸せだ。
君の声を聞くと嬉しくなる。
君の声を聞くと楽しくなる。
君の声を聞くと落ち着く。
君の声を聞くと安心する。
君の声は鳥の囀りの様に美しい。
でも、君の声を聞くと苦しい。
ずっと君の声を聞いてはいられないから。
でも、君の声を聞くと悲しい。
君の声がいつか聞けなくなると思うから。
僕は君の声が好きだ。
そして君が好きだ。
その声が出せて、優しく、色々と教えてくれる君が。
君は僕に勉強を教えてくれた、社会を教えてくれた、泳ぎを教えてくれた、そして愛を教えてくれた。
僕は君がいなければ死んでしまうほど君が好きだ。
僕は君を誰にも渡したくない。
君の声をずっと聞いていたい。
君の声を他の誰かに聞かせたくない。
だから、二人きりでずっと一緒にいたい。
どんな手を使ったとしても。
僕は君を愛している。
僕は君の声を愛している
僕は君の声に囚われている。
声は、魔法。
これまでに起きたこと全てに誰かの声がある。
声は、誰かの夢を叶えて壊し、希望を与えて消し、魅了し離れさせる。
声がなければ何もできない。
声があれば何でもできる。
心にも声がある。
ずっと何かを叫んでいる。
苦しい、辛い、寂しい、寂しい、悲しい。
その心の叫びも何かを変える。
人の心、行動、そして夢も。
僕の心は叫んでる。
君の声を聞いていたいと。
君の声は魔法の声。
君は僕を惹きつける。
僕は君の声が好き。
だからずっと一緒に居よ。
何が起こったとしても。
ずっとずっとずっとずっと。
永遠に。
君の囀り OROCHI@PLEC @YAMATANO-OROCHI
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