「(;・∀・)なんかの肉！」を含む小説

メシ友の遠野さんは、偏食で肉好き。 私、遠山美鳥の嫌いな食材を見抜いてやると、彼、遠野周は意気込み、私との食事を繰り返す。 彼は『ミドリ』が嫌いなの？ だけど彼は言った。 …

「フジミヤ」という肉に纏わる連作短編集です。 （番外編「芙二宮精肉店」はちょっとブロマンスっぽいです）

日本の山奥に一人暮らしをする白崎るうは、中学校入学から高校1年生の秋までの3年半の記憶を失っていた。隣近所に住む同級生の友人はるうの生活の手助けをしながら、るうの失われた記憶を取…

ここは在りし未来。人の魂は完全に電子データと化し、肉体は「スキン」と呼ばれる代替性の素材に置き換えられた。 そこは人生が一度きりではなくなった世界。 経年12年のスキン、透見川水…

高校のとき、いつも一緒にサッカーをしてた椎名とは、いまでも年に一度会うことにしてる。

少し前に書いた、それをすこし直した。 あまり前と変化はないと思う。 いわゆる、プロトタイプ。まだまだ未完成。私の絵はまだ、まだ……。 登場人物 赫崎恭个（あかさききょうか）自称探…

人間の欲望と狂気が、異常空間を形成する事例が存在する。 例えば、肉体を溶かす雨が降る森。 例えば、涙を流しながら人間を握り殺す異形の手が徘徊する病院。 例えば、死体を取り込んで…

「短歌の秋（9月）」投稿作です。

この戦場に、在った。戦い守り全ての兵士の標とならんや白亜の巨人。無限の闇を這いずる行軍の中、燃え盛る篝火として先陣に立つ乙女。兵達の鼓動に消せぬ焦熱を齎し、その血の熱を弛まず巡り…

谷姫仁玖と駒沢馬子は、笑顔ヶ丘高校生の一年生。 笑顔ヶ丘高校はちょっと変わった学校で、配信者を育成するコースがある。 駒沢は普通科に入りたかったのだが、谷姫の希望で一緒に入学。 …

イルは、人喰い村の落ちこぼれだった。“人喰いの一族にも関わらず、人肉を食べられない”。そんな気質のせいで他の村人からは虐げられ、腐った肉を頬張ってどうにか生きていく日々。そんな鬱…

フランス／パリー。12月のある日、日本人の他殺体が発見される。パリ警視庁のマルセル警部は上司のメグレ警視の指示のもと、日本人捜査官のヨシムラとコンビを組み、行方不明となった同僚の…

三菱銀行人質事件の犯人、梅川昭美が起こした残忍な事件をベースに、ストックホルム症候群や犯人の彼女の元カレへの対抗意識などが絡んだ闇にほのかな光を当てて覗いたフィクションです。

こえけんとは関係ない所で『マ猫えけん葛編』が始まった模様です(笑) ※こえけんと葛編は一切関係がありませんm(__)m えっちい系苦手な方は読んだらダメなヤツです、かもしれませ…

お茶漬け星から来た玉ねぎ星人による人類人参化計画。肉の自由の為に戦った主人公は間違って自爆して後輩と共に命を落とした。二人が目を覚ますと見知らぬ土地に立っていた。 二人は軽い冒険…

『九頭龍一鬼に100の質問』と『人生で血となり肉となった百冊の文學たち（コメント付き）』を劈頭として、愚生の随筆作品をまとめました。PC内に埋没していた駄文、文學的な落書き、評論…

あの年の夏の夕方。海をのぞむキャンプ場。一回だけの夏合宿。 バーベキューを囲みながら、彼女はひとつの約束を願ってきた。 その約束は、数年たっても……ひょっとしたら数百年の時が過ぎ…