「王太子」を含む小説

「君との婚約を破棄す…」 と言いかけた金髪碧眼の完璧王子アロルド・エリアス・エッケルバリ様…。この国の王太子である方に私は言い切る前に告げた。 「聞き飽きた！！！」 この茶番…

　婚約者である王太子が婚約を破棄したいがために、無実の罪をきせられた伯爵令嬢のリーズ。 　牢屋でひとり泣いていた彼女はやがて兄のユーズに助け出され、やがて兄と自分に隠された真実を…

　かれこれ五年ほど前、公爵令嬢だった私───オリランダは、王太子の婚約者と実家の娘の立場の両方を聖女であるメイルティン様に奪われた事を許せずに、彼女を害してしまいました。しかしそ…

花魔女リアのここ最近の楽しみは、職場に隣接する施設へやってくる、王立学校時代の同級生ラスを眺めること。片やごくごく普通の花魔女。片や王太子とも親しい将来有望な政務官補佐。王立学校…

私の名前はアイリス・イリヤ。王太子の婚約者だった。2年越しにようやく迎えた婚約式の発表の日、何故か＜私＞は大観衆の中にいた。そして婚約者である王太子の側に立っていたのは彼に付きま…

気付けば、俺は悪役令嬢モノの人気小説『追放令嬢は溺愛生活を満喫中！　～断罪された結果、巷で冷酷だと噂されている公爵様に求婚されました～』の主人公・ベアトリクスに仕えるモブ執事・レ…

　その日、砂漠の国マレから留学に来ていた第13皇女バステトは、とうとうやらかしてしまった。 　婚約者である王子ルークが好意を寄せているという子爵令嬢を、池に突き落とそうとしたのだ…

とある乙女ゲームの悪役令嬢であるローズマリーに転生した私は、破滅しないように対策しようと決意する。 対策している中で、王太子殿下やライバルキャラとかかわっていくことになるがなぜか…

エレーヌは、筆頭貴族であるマクナレン家の公爵令嬢、そして、王太子の婚約者である。 ある日、突然、身に覚えのない罪に問われ、婚約破棄されたあげくに地下牢に投獄される。 地下牢の階…

この国には他の国とは違うところがある。 それは城内全ての部署に一体ずつ配置されている補佐官がいること。 彼らはオートマタと呼ばれる古代の機械人形。 彼らを動かす為に必要なものは魔…

私の名はアビー。転生者だ。私が転生した世界に魔法はなく、代わりにスキルが存在していた。神からの贈り物、ギフトとも呼ばれるその能力は様々な特殊効果を発揮するが、私のギフトは言語マス…

　下級貴族の最下位、騎士の娘だったロゼッタに人生の転機が訪れたのは八歳の時だ。 　はるかに縁遠い伯爵家の養女になり、ロゼッタの人生は一変した。 　華やかな社交界、有力貴族の子弟子…

フローランズ王国は人間の外敵である魔素と、その魔素から派生する魔物の侵入を拒む『天蓋』に覆われた国。 その『天蓋』を支える存在──神に選ばれし巫女、『柱神』であったリステラは1…

王国において緊急事態が発生した。 王太子による神によって遣わされたとされる勇者への監禁及び殺害未遂事件である。 この文書は意見書という形でまとめられたものの王の即位と共に闇に葬ら…

事故で盲目となってしまったローナだったが、その時の衝撃によって自分の前世を思い出した。 思い出してみてわかったのは、自分が転生してしまったここが乙女ゲームの世界だということ。 …

恋愛創作コンテスト＜タテスクコミック部門＞にて『準大賞』を頂きました！ サラは突然、異世界に聖女として召喚される。 温かく迎えられたサラはライナス王国の聖女として懸命に尽くす。…

　アイリスは国母候補として長年にわたる教育を受けてきた、王太子アズライルの許嫁。 　自分を正室として考えてくれるなら、十歳年上の殿下の浮気にも目を瞑ろう。 　だって、殿下にはすで…

公爵令嬢のアイリス・シーモアは婚約者である王太子ハリー・エドワードが平民少女マイラに構っているのが気に入らなかった。 どうやってマイラを苛めようか考えている時にアイリスは気がつい…

SF小説です。 琥珀銀河での架空歴史小説となります。 第３部構成 ●春風戦争　第1部　～ウルス戴冠～ https://kakuyomu.jp/works/16817330650…

今から遡ること10年前。王妃主催のお茶会に集められた有力貴族の娘たちの前に王妃と共に現れた妖精。その姿を見ることが出来たのは公爵令嬢のコレットだけだと思われた。そして彼女が王子の…