「戦争戦記」を含む小説

大陸は、人間と魔族の1000年戦争のただ中にあった。 もはや誰も戦火の始まりを知らず、誰もが「争いは常識」だと信じるほど、その終息の兆しすら見えない。 その1000年の間に、い…

伊豆半島が本土との合体を遅らせた世界。天然の要衝たる富士山が存在しない日本で、源頼朝は、守りの固い内陸・信濃の地を選び、幕府を開いた。 それから数百年。信濃は内陸の首都として機…

――海に生き、海に沈む。それが、我らの宿命ならば。 昭和十四年。 帝国海軍は拡大の只中にあり、女ながらに艦を率いる異端の艦長がいた。 名は、新條芙乃。 彼女は奇才と呼ばれ…

魔導士達の〝夢〟それは神を生み出し、自由なる神による新たな世界の創造だった。 折しも大陸の覇権国家の一つであるヴィセリア帝国からの侵攻を受けたアモス島は存続の危機に立たされてい…

もし日本が史実より早く松型駆逐艦や海防艦、呂35等の量産に舵を切っていたら……というIF戦記。 具体的には上記各100隻他輸送艦(一等、二等輸送艦各50隻)を開戦前に戦力化した…

【仮想戦記×異世界】奴らは月からやってきた ―喪われた戦争― 1941年、大日本帝国とアメリカ合衆国は太平洋の覇権をかけて一触即発の状況にあった。 合衆国主導の石油制裁により、窮…

12月1日正午半より『俺が竜を殺せば、戦争は終わるのか？ ――神征機動アストライア――』連載開始 それを受けて、その物語の外伝を先行公開！ あらすじ 祖国タカミヤとノアリスの…

かつて“神”と呼ばれた少年は、選ばれてしまった。 壊れかけた王国、崩れる仲間の絆、誰にも届かない祈り。 裏切り、憎しみ、死、そして――それでも人は、笑い、泣き、生きようとする。 …

影の女と、血塗れの皇子―― 戦乱の大陸で交わるその邂逅が、二人の運命を狂わせていく。 ファティマ女王国の諜報員シエラは、 潜入と暗殺を担う特殊な諜報組織《影》の一員。 任務はカ…

今から1270年ほど前の話、唐の将軍高仙芝が西域（中央アジア）に拡大を進めた。 石国の王子が、イスラム勢力に支援を求め、アッバース朝が介入し、 この2つの帝国が西アジアの覇権を…

人類社会が銀河帝国と銀河連邦に二分化されて相争う遠い未来の話。 銀河帝国の高級貴族家に生まれたエルヴィンは皇帝家の末裔との政略結婚を強制された妹を救うため、軍人としての道を歩み始…

これは、ある「善人」が妻に「殺される」運命から始まる、異世界ダークファンタジー群像劇。 円間善人は、お人好しすぎる「善人」だった。 そんな彼の妻・聖良は、善人の財産を奪うため…

明治の元勲・山縣有朋が百十二歳まで生き、日本を「大陸国家」ではなく徹底した「北進海洋国家」へと導く歴史改変。 「日本陸軍の父」と呼ばれる男が、戊辰戦争での泥沼の陸戦に戦慄し、まさ…

　西暦二〇三二年より勃発した南極戦争は、人類史上初の対外的武力闘争となった。 　黒い無人兵器群は「黒い軍隊」と呼ばれ、オーストラリア大陸、ニュージーランド、東南アジア諸島、アフリ…

人民は貴族に搾取され、不満が積み重なり、退廃が広がった帝国。 その中で出会った下級貴族のクロヴィスと、大貴族のベアトリクス。 農民反乱を期に、帝国は乱世に突入していく。 二人は自…

※イスラム国や、アルメニアとアゼルバイジャンの戦いまでは書いてあります アフガニスタンや、ロシアウクライナの話はまだこれから書きます チートは無い 一人の男がフランス外人部隊兵…

私が連載中の小説『ジパング伝記』の姉妹編です。『ジパング伝記』は「鎖国をしなかった日本」の近現代史を歴史書風に描くものでしたが、『太平洋戦争編』は「小説らしい小説」、登場人物がセ…

-今を持って双国は和平交渉の締結を宣言する- 長きにわたる戦争の終結とともに、兵器として育てられた元戦争孤児アルバトリス。彼女は戦場から帰還できなかった仲間達にある言葉を託され…

巨大な戦乱が終わったものの、世界はまだまだ混迷を極めていた。 敗戦国に生まれた少女ナタリエは、戦前と戦後との間で変わってしまった社会のギャップに苦しめられ、戦前回帰を志す結社Fo…

アトラス王国を治める国王、レオンハルト・フォン・アトラスは、転生者である。この世界に来て十年。彼には、前世の記憶がある。日本人として生きた記憶だ。そして、その記憶が、彼を苛み続け…