「心を癒す」を含む小説

　中学１年生の咲希は、居場所を感じられず、学校へ行かない。 そのことを母親が、咲希を連れてアロマ調香師真理子さんに相談しに行く。入り口から葛の香りが立ち、咲希は不思議な懐かしさを…

臨床心理士として人々の心の叫びに耳を傾ける「私」が、他人の悩みに一人でボケ突っ込むというだけの小話集。

２００３年４月４日に書いた詩です。題と中身が合ってないような気もするんですけど、新しい題が思いつかない・・・・・・

命を絶った僕は薄らいでいく意識の中、１６歳の夏休み、という過去に戻っていった。 故郷・山形への１人旅。そこで出会ったどうしようもなく古く鄙びた汽車に滅入りながらも誇らしく思う気持…

夫と、夫の本気の浮気相手に侮辱された湖都（こと）は、離婚届と手紙を残して息子の翔（しょう）を連れて家を出た。 ひとまず湖都の母・真緒（まお）の家に身を寄せた湖都と翔。 今度は自分…

男には戦いの才能があった。十数年もの間、戦い続けた彼は数多くの経験を経てある重大なものが一つ自分の人生に足りていない事に気がついた。それは権力でも金でも地位でもない。この荒廃した…

外界を海で囲まれた四神国。 西方に位置する西海国の姫、瑤華は父の代わりに西海国の主神・応竜を夏南国の首都・朱江へ迎えに従者の尚香と咲耶と一緒に旅に出た。 途中の天涼という町で、不…

夏休み、中学二年生の小百合は、叶わぬ初恋をかかえて失意の状態で家に引きこもる。 彼女を気遣う年の離れた兄は妹とのコミュニケーションを図ろうと、コレクションの映画DVDを一緒に観…

失恋したみのりが訪れたカフェで、そっと差し出されたシンプルすぎる塩結び。 それは傷ついた心を癒す、ある意味すごく心のこもった料理だった。

カクヨムは言葉を紡いで楽しむ場だと思っている。なのに、謂われない誹謗中傷に晒されたり攻撃的なレビューを突きつけられたりと、心が痛くなるようなことも起きている。 その筆は本来は人生…

昔の趣を残す、小さな街にある和菓子屋「金時」。 素朴で優しい甘さが自慢の和菓子と、和菓子屋に訪れる人々の温かいストーリー。

　学校で「ブタ子」と呼ばれ、毎日いじめられ続けていた一人の少女。 　内気で引っ込み思案な彼女の心を癒すのは、飼育小屋にいる小鳥やカメ、そして学校で飼われている一頭のブタだけだった…