謂れのない攻撃に心が折れかけたら読んでみて欲しい呟き
はる(haru8)
心が折れそうになった あなたへ
ここカクヨムでも、ネット社会の洗礼のごとく、
謂れの無い誹謗中傷コメントやレビューに
心傷付き、筆を折ったり、読むのを辞めてしまったりする方々を目にしました。
心が痛くなりました。
そんな方々に、せめて心の修復のための場所と少しばかりの傷薬をご用意できたらと思い、思い切って書いてみることにしました。
ただし、チキン心臓なので、怖くなったら削除の可能性があることをお許しください。
もし、カクヨムで辛い思いをされたときは
どうぞここに立ち寄って、 折れた翼を休めてください。
心の傷が癒えるまで、どうぞ心ゆくまで 過ごしてください。
ここは 安心で安全な あなたの居場所です。
レビュ爆とか、☆爆とか、そんな言葉を初めてここで目にしたときは驚きました。
さらには、作品をおススメする筈のレビューに、どう考えても非難中傷にしか受け取れない表現を見つけた時も、目がテンになりました。
言葉を紡いで楽しむハズのカクヨム世界なのに、
なぜ、大事な言葉を 人を傷つける道具にしてしまうの?
傍から見てもそうなのだから、それを受けてしまった書き手の皆さんの
心の傷はいかばかりか。
お察しすることさえ 苦しくなるほどです。
でも、どうか どうか、 攻撃の矢に倒れてしまわないで。
非難や否定の言葉に 心まで失くしてしまわないで。
もし レビュ爆とか☆爆と書き込まれてショックだとしたら、
それは逆に、あなたがレビュ爆&☆爆の犯人ではない 証拠でしょう?
だって、そんなことをする人たちは、そんな攻撃の言葉は「屁の河童」ですよ。
そんな書き込みが堪えるような神経の持ち主は、そもそもそんなことしないんです。
だから、あなたは、自分が「そんなことしてない」なんて
証明しなくていいんです。
だって、 傷付いて折れそうになったいまのその状態そのものが、あなたの無実を証明しているのだから。
また、レビューは、運営さんも明記しているように、作品を認めて他の読者のおススメするための仕組みです。
なのに、そのレビューに非難めいた中傷表現を平気で並べられたら、もう作品ごと消えてしまいたくなってもおかしくない。
嫌ですよね、辛いですよね。
でも、ちょっと待ってください。
そんな言葉を全部真正面から受け取ってしまって崩れたりしないで欲しいんです。
なぜなら、その人は「それが自分の独自表現スタイル」なのであって、「相手が受け取れるような球を投げられるだけの余力と表現力がない」証明でしかないのです。
つまりは、あなたの問題ではなく、相手の問題なのです。
もちろん、中には今後の執筆の参考になるような指摘も含まれているかもしれない。こんなところに気を付けたらもっと良くなると、伝え損なっているだけのものもあるかもしれない。
けれども、少なくとも、それを受けるあなた自身が苦しいと感じた時点で、それはあなたを成長させられる要素ではなくなっているのです。
あったかい湯気のあがるご飯をよそったお茶碗があるとします。
あなたは、美味しい美味しいと、むしゃむしゃとご飯を召し上がって、ごちそうさまーと席を立つ、それでいいのです。
はい、瀬戸物のお茶碗までガシガシと割って呑み込んで、お腹を壊す必要なんてないんです。
そんな風に自分を甘やかして良いのか?と、頑張り屋のあなたは思うかもしれない。
そうですね、その勝手表現な相手が示したことが もしあなたにとって本当に必要な課題なら、いつかご自身で直面するかもしれない。
でも、それはいまじゃない。
そして、気付かせてくれるのは、その人じゃない。
だから、体調が悪くて、身体も心もボロボロな時に、無理して受け取る必要なんて、ないんです。
それでも、腹が立つでしょう。 なんで自分がこんな目に合わなければならないのかと理不尽さにくらくらするでしょう。
お察しします。
けれども、相手は、そうしたあなたのマイナスのエネルギーを食べて膨張する怪物なんです。
残念だけど、世の中には そういう生き物が存在します。
すぐに怒りを抑えるのは難しいかもしれませんね。
いいんですよ、無理しなくたって。
誰だって 見ず知らずの人に嫌なことされたら、そうなります。
いいんですよ、それで。
しばらくカクヨムから離れても、
小説を書くのをお休みしても、全然いいんですよ。
あなたの傷がそれだけ深いのだから、しょうがない。
誰にもあなたを責める権利なんて ありません。
それに、それだけの繊細な感受性があるからこそ、あなたは素晴らしいお話を書き、素敵なエッセイを綴っていらしたのだから。
言葉は両刃の刃です。
豊かな表現力をお持ちだからこそ、攻撃相手の卑劣な言葉にも、その感性は動いてしまうのです。
そんな時、どうか相手のことではなく、ご自身のことに目を向けて下さい。
相手のマイナスのエネルギーではなく、ご自身の中にあるプラスに注目してみてください。
こんな辛い思いをしているのは あなたの優れた語彙力と類まれな表現力があるからこそ、なのです。
さらに素晴らしい書き手になるための、試練の一つとして、 いま天から降ってきてしまったものかもしれません。
なぜなら、そういう攻撃を仕掛けてくる相手は、実は、とても不幸で残念な日々を過ごしているのであり、いつかあなたの作品が救うことになる人たちなのかもしれないのですよ。
人生が幸福で、満たされていたら、誰もそんなことはしません。
自分は報われない、愛されていない、存在価値などない、と思っているから、
何かをすることで存在を示したい、という構図。
その「何か」が、残念ながら、プラスではなくマイナスのマインドに支配されてしまっているのです。
本当は、あなたを攻撃しているようで、その矢が自分に向かっていることに気付いていない。
他人を苦しめることで、自分もさらに苦しめているのに、止められない。
あなたへの攻撃の言葉は、実はあなたに向かっているのではなくて、
「誰か、助けて! 私(俺・あたし)はここに居る!」の叫び声の代わりかもしれません。
説得しても、説教しても 相手は変わりません。
残念だけど、それが真実です。
けれども、相手は変えられないけど、自分を変えることはできます。
いま 心傷付いて、どうにもならないとしたら、どうぞ 一旦 カクヨムから離れてみましょう。 逃げたっていいんです、あなたの心を護れるのは、あなただけなのだから。
それでも辛かったら、全然違うことをしてみましょう。
そしていつか、ここに戻ってみようかな、と思う時が来たら、
どうぞ、いつでも 待っています。
どうか一人で苦しまないで、
ご自分を責めないで。
豊かな言葉の泉と、素晴らしいお話の世界観と共に 戻っていらっしゃる日を
いつまでも待っています。
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