おまけ 感謝を込めてーいざという時の処方箋を少しばかり
ご来場の皆様の御蔭で、初めて自分の書いたものがトップ画面に載るという得難い経験をさせて頂きました。
執筆当時は、まさかそんな日が来るとは夢にも思っておりませんでしたので、
驚きと嬉しさと入り混じった朝を迎えております。
これも偏に、読みに来てくださった皆様、そして☆やレビューを下さった皆様の御蔭です。有難うございました。どうか心からの感謝をお受け取り下さい。
そして同時に、それだけ多くの方が辛いご経験をされてきたのではと思い、
ちょっとばかり そういう時の処方箋になればと 列挙してみます。
何某か役立てて頂けたら幸いです。
1.見るに堪えないレビューが入ったら:
・見たくなかったら削除しても構わない
――言葉の感性の強いあなただからこそ、辛いのです。 無理に見なくても良いのです。 削除したって、あなたが負けた訳じゃない、相手が勝った訳でもない、ただ大声で吠えまくる犬に道端で出会ってしまっただけなんです。 それはあくまで、書いた(吠えた)本人の問題なのだから。
2.それでもとりあえずは読んでみようと思ったら:
・心を落ち着かせて 目で文字を追いましょう。
この時、できるだけ、普段駆使している言語的感性は抑えます。
・そのレビューの冒頭に「羨ましい!」をつけて 読んでみましょう。 どうですか? 少しは気持ちが楽になりしたか?
そういうレビューやコメントを入れる人は、あなたのことが羨ましくて仕方ない、ほんとは妬ましくてたまらないから そんなこと書きたくなっちゃうんです。
つまりは、相手にはあなたはそんな風に「素敵な人」に映ってるという証拠なんです。相手の前で光り輝くあなたを想像してみましょう。
・「悔しい」を文末に入れて読みましょう。 書き込んだ相手が、悔しくて堪らないほどの作品を あなたは書いたのです。 だからそんなことが起きているのです。
・意外に余裕で読めちゃったときは、そのトンデモないレビューをすべて肯定的な表現に脳内で書き換えちゃいましょう。
例えば、「こんなんで良く恥ずかしくもなくアップしたな」なんてのは、
「まだ粗削りだけど良いところもあるぞ、恥ずかしさを押してアップしたからこそ得たものもあるだろう、よくやった」とか。笑 いや、実際それに近い呟きが当事者の心にはあるんじゃないかと、勝手な憶測ですが。
ご自分が安心して受け取れるメッセージに脳内で転換するのは、言葉の選択や語彙の構築という観点からも、文章修行にもなるかもしれませんね。
ちなみにこれはアカデミック&コーチング世界で批判的建設的な議論の手法として活用されるものです。実生活でも非常に役立つので、良かったら試してみてください。
3.それでも嫌な思いが消えない時は:
当然です。 辛く嫌な感情がすぐに消えてなくなるくらいなら、もともとあなたはモノカキなどしていない。 それだけの深く鋭い感性をお持ちな証拠です。
文字を通してご自身の想いや夢を多くの人に伝えて、共に幸せになろうとしているあなたに、いま ちょっと神様が試練を天から降らせただけです。
だから、すぐに気分が切替わらなくても全然大丈夫、それが人間というものです。 頑張れとか、忘れろとか言われても、そんなすぐには無理です、それでいいんです。
心配してくれる仲間の善意だけは受け取って、でも回復はマイペースで、いいんです。
そしてどうか ご自分の好きなこと、ワクワクすることに時間とエネルギーを割きましょう。
いいんですよ、思い切りそれに浸って。あなにはその権利がある。義務がある。だって、それだけの筆を神様から託されているのだから。
そして、いつか、ふと気付いた時に、マイナスの出来事は過去となり、次への礎となっていることでしょう。
最後に、本エッセイは傷付いた羽根を休めて頂く場として、ご来場された皆さんに安心して頂ける場所として 残したいと思っておりますので、
今回のランキング入りは大変有り難いけれども、逆に注目を集めることでなんらか不都合が生じた場合は、ジャンルを「創作論・評論」に移動させるつもりです。
いまのところトップページのランキング5位までのジャンルは固定されており、そうそう変更はないと踏んでます。
というわけで、いざという時にこのエッセイが見つからない、と思われたら、どうか別ジャンルを探ってみてください。
皆様の居場所として ここが役に立つことがあれば大変幸いです。
そんな辛い出来事なんて起きないのが一番ではあるけれど、でも それでもセーフティーネットとしてカクヨムの片隅に置かせて頂けたら幸甚です。
心からの感謝を込めて。
謂れのない攻撃に心が折れかけたら読んでみて欲しい呟き はる(haru8) @harutashiro
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます