「不死/不老不死」を含む小説

※令和5年発行の非営利同人誌「アフターファンタジー合同 終わりなき旅路をキミと」に収録されている作品（タイトル「魔女集会の落とし物」）を、改題・加筆修正のうえ投稿しております。

ー不老不死。 簡単に言うと年取らないし死なない奴。 そんな不老不死の放浪の旅。 基本的に思いついたら書くので不定期です。 あと、魔法の設定を第0話に書いているので見なくてもい…

十歳の少年吉田健人は左足を動かすことができなかった。交通事故の後遺症で機能を失ったのだ。 父と母はその事故で命を落とし、健人は叔父の豪に引き取られた。 学校の同級生に虐められる…

とある遺跡の発掘によって、人類の寿命は飛躍的に伸びた。 人々は“フィーニス”と呼ばれるドーム状の都市で暮らし、特殊な飛行機によって互いの国を行き来していた。 他国へ向かう最中…

地球は滅んだ。ただ一人、不老不死の女を残して。来るはずもない待ち人を待って地球に残った彼女は、何も変わらない永い時を生きていた。だがある日、そんな彼女の毎日に変化が訪れる。 これ…

　通り魔に襲われ、異世界の洞窟に『レイス』という最弱の魔物として転生した青年は、手に入れたコアと気付けば持っていたスキルで、手探りの魔物生活を始める。

　自身の涙が毒になるという不思議な能力を持つ黒田晶（くろだ・あきら）。その力のせいで、友だちができず、親戚には蔑まれていた。 　ある日、たった一人の家族だった父親が病気で死に、晶…

　異世界転生して、なんやかんやあって何でもできるようになってしまった主人公が願いを叶える謎生物に扮して願いを叶えてあげる物語。 ふざけ倒してるけどこんなのOKなのかな？　滑り倒し…

　不老不死、永遠の時間を持つ故に送り人として涙を流す。だがそれは人の精神のまま不老不死であるからこその苦しみだ。 　仙人は人でなく、不老不死という名の個であり、種である。

永遠の命の意味とはなにか。 今からおよそ１０００年前。一人の少女と青年がいた。その二人は恋仲であったが、少女は病に冒されており、余命幾ばくもない状態だった。その時、青年には一つの…

　林原征志郎はミュンヘンのビヤホールで日本アニメ好きで日本語が上手なベルガーと出会った。日本には『郷に入れば郷に従え』という格言があることきっかけに、オーバーツーリズムや移民のこ…

大好きな乙女ゲームの世界に転生した‥‥のに、何も始まらない。 世界を救う物語は、すでに“誰か”が終わらせていた。 少女に残された帰還の方法は死のみ

人の不幸を背負って死ぬ運命を持った少女は、生まれ変わりながら、何度も不老不死の青年・睦月と出逢う。 病の遊女と医者、華族の令嬢と使用人、寡婦と夫の腕を奪った男、義理の親子——。…

親友に裏切られ、殺されたお人好しの主人公は、自分が中心になって制作したゲームの世界に転生する。 それも、ゲームの制作段階で強すぎてボツにしたキャラクターに。 今度の人生は、好き…

2000年前、不遇のスキル《反魂》を授かり、ただ不老で生き延び続けたアルク。 会話すらままならず、人の世から忘れられても、彼は山奥で炭を焼き、鉄を鍛え、ただ“だらだら”と生きて…

「家賃無料、三食賄い付、たまに実験アリ」――小説家志望の極貧青年・ピーターが張り紙に惹かれてやってきたのは、ある田舎町の端に佇む屋敷・アイオーン館。そこに住む住民たちは皆、決して…

海辺の町の外れに、もう使われることのない灯台がある。 そこに毎晩、欠かさず火を灯す女がいた――白い髪の、不老不死の灯台守。 誰のためでもなく、それでも灯し続けるその行為に、ひとり…

人類文明が滅んでおよそ七千年。 不老不死の存在、八尾乃とわ子は、特に目的もなく寝て過ごしていた。 飢えも渇きも知らず、記憶もほとんど霞んだまま。 だがある日、ふと思い出す。 ――…

「人生は一度きり」ーーでは、どうやらないらしい。 何度も人生を繰り返す姉妹が、"退屈"と"終末"に挑む物語。