「短編」を含む小説

認知症の祖母の、話

事故で意識不明の重体となった彼女は、永遠の檻で彼と出会い惹かれる。彼はイマジナリーラバーだった。 カクヨムコンテスト11【短編】参加作品。

人文計算学研究センターで、AIと文学の共同研究をしている「俺」の前に、Λ-9という巨大言語モデルが出力した“新作”が現れる。 画面に表示されたのは、ひらがな・カタカナ・漢字・記号…

外宇宙を漂う巨大珪素生命体「ヒトデ」の間では、人間世界のロールプレイが流行している。 あらゆる面で人間と区別のつかない肉体をそこに生成し、神経網に電流を流して、人形劇のように操っ…

近くで見ていた。けれど、何もしなかった。 ずっと放っておいたあんたのこと、今さら助けたくなった。 ……もしかしたら、また大変なことになるかもしれないのに。 正しい生き方は、幸せ…

楠穂香(くすのき　ほのか)は、妖怪が出るという妖怪峠の坂道で、雨に見舞われる。 見かけない一軒の茶屋を見つけ、そこで雨宿りする。 妖怪と人間との茶屋を通した交流物語。

『青薔薇は魔を招く』 ……巷ではそう言われているけれど、僕はそうじゃないって信じていた。 「幸せの青い薔薇」って僕の死んだお母さんは言っていたから。 吸血姫と僕っ子の百合なら…

四大精霊のうちのひとつ、シルフは自由気ままに過ごしていた。 そんな彼女の元にひとりの青年が現れる。彼は精霊の姿を認識できる勇者だった。 人間をつまらない種族だと思っていた風の精霊…

金魚の記憶は瞬間しかない。 その一片《ひとひら》の記憶のような物語。 "金魚の記憶"のオムニバスとなります。 *主要登場人物は、金魚の記憶のメンバーとなります。 *短編、一…

注意！ この小説は百合風味です。 普通に彼氏がいる描写が出てきます。そしてNTRれるのは男です。 ただの夢の話。 でも彼女は何でその女の子を思い出したんだっけってドロドロと夢…

異世界人の勇者「カイト」が、チートスキルを引き金に仲間に見限られ、単身オークの軍勢に挑むまでのお話。 https://kakuyomu.jp/works/82213983665…

卒業を機に別々の道を歩むはずだった私と咲希。 最後の思い出作りに、私たちは学校の怪異「千影様」を真似た。 それが、二人の「永遠」の始まりだった。 （本作は8月に投稿した『千影さま…

断崖絶壁に建つイゾンモール。突然話しかけてきた男から告げられる衝撃の秘密。そして…。 アイディア一本勝負でタイパ良し。

あの世とこの世の境目に暮らす、十数人の住人たち。 そこには、昔から一つの“決まり”があった。 しゃがめば、綺麗な音楽が流れる。 だが、ジャンプをすると――不気味な笑い声が聞こえ…

－短編（読了時間 約３分）－　 一枚のシャツの行く末とは……？ 　シャツは、「自分はどうしてこんな人に着られているんだろう」と、納得がいきませんでした。 　シャツは、ショー…

観測されるたびに輪郭が揺らぐ。 触れられた瞬間、私は“形”を選ばされる。 本当は── 透明のまま漂っていたかった。 それでも世界のどこかで、 私を地上へ戻す“静かな気配”があ…

前世にはなかった下半身の未知なる部位・・・。 新しい身体とともに異世界に転生した私は、 果たしてコレを使いこなす事ができるのか・・・？ カクヨムコンお題フェス【未知】への参加…

昭和初期、神保町で働く青年・西宮龍之介は不思議な古書店に出会う。 その店の名は「怪奇庫」。店主は誰に対してもぞんざいな口を利く不思議な青年である。 その店で古書を買ったことから、…

黒板に殴り書きされた言葉。 それは、学年一位に君臨する彼を地に貶める告発文だった。 人間関係、恋愛、プライド――生きづらさを抱える少年は、終わりの始まりに手を染めた。

【エログロ注意・苦手な方は読まないでください】 ○○を誤飲した女性が入院してきた！　本人は中華料理店で食べたと言い張っている。 いや、それは中華ではない。決して。 ド定番のSF…