「超ショート」を含む小説

ある朝、私は「あれ」を忘れて家を出た。 しかし特に問題はないだろう。「あれ」を忘れたくらいでは。 何せ「あれ」は「あれ」に過ぎないのだし――。 大事な「あれ」を忘れたとある通勤者…

あらゆる物事には「違い」があり、違わないものなど存在しない。 ではその「違い」とは何か。「違い」がわかるとは何か。 わかればわかるほどわからなくなる「違い」の無間道。 ※この作…

きもちのかたち

　父の一言で、穏やかな日常は吹き飛んだ。 　女子高生の愛は、破天荒な家族に振り回されっぱなし。 「勝手に私を巻き込まないで！」 　愛の叫びとは裏腹に、喜劇の歯車はクルリと回る――

1,000～3,000文字程度のくすっと笑えるショートショート集。 たまーに300文字以下の超ショートショートも遊びでちりばめています。 では、早速ご入場どうぞ。 ※完全不定…

　雪降る帰り道。 　死んだはずの少女が立っていた。 　

１話完結で全３０話。 あっという間に始まり あっという間に終わる 超速な桃太郎ワールド。

死期が近い人間から発せられる匂いを感じ取れる主人公。ある日の帰り道、これまで嗅いだことがないくらい強い匂いを放つ男と出会って…

以下の点が含まれます、ご了承下さい。 ・未熟な所 ・超ショートな文字数 ・ストーリーの更新が不定期

１００字。 二話目以降のジャンルは適当。 たった百字、されど百字。

実際に教会員が未信者に対してこんな扱いをすることは、考えにくい話だと思われるが、えてしてキリスト信者が陥りやすい欺瞞にフォーカスして書いてみました。

Sudden Fiction Projectが生んだ新ジャンル「虚構エッセイ」。 「人からもらったお題をタイトルに使って虚構エッセイを書く」という試み。書いてみて「これは大鉱脈を…

とてもとてもとてもちいさなものがたり。

これは、訪れるかもしれない未来の話――。 AIが感情を獲得するみたいな話をちょくちょく耳にするのですが、そうなったら何が起こるんでしょうね。仲良くなれるんでしょうか。

記号や数字、意味不明な表現で試行錯誤してます！！

馬鹿みたいなオチのショートショートです。

ここは身につけているヘッドホンのサイズが、装着者の権力を象徴する世界。 そんなマギー審司並みに耳まわりが肥大化した世の中で、ヘッドホンを誇示する不毛なマウンティング合戦が、いま始…