「越境」を含む小説

これが現代詩なのか？と問えば、「いいえ、詩ではありません。クリエイティブライティングです」と作者は言うだろう。しかし、確かに詩情や言葉というものへの様々なアプローチがあり、これら…

『越境者たちの眼差し』本編執筆開始前に、作者が作品の世界観を掴むために書いているものです。なのでこれから本編に登場するエピソードもあれば、完全に小噺のみとなっているものもあります…

1～6編までの前編は物語の背景です。 物語の始まりは7編（人間似生命体）からです。 豪華客船を軍輸送艦に改造した為に、訓練施設がない事を不満に思う陸戦隊から、交渉を委託されてる…

やや未来。 とある事情で鎖国して数十年が経つ日本では、人々の移動が制限されていた。 そんな中、自転車漕いではるばる越境生が転校してきた。 彼女の視点で見るこの時代とは。そして彼女…

元レンジャーにして、潜入捜査官の真垣は 副総理の娘を探すため 厳戒の関東に潜入する 日本版ブレードランナーを目指して 斜め下に驀進中

五年前、「境界越境現象」と名付けられた現象によって多くの人々が消え去った。 由崎瞬は、消えた友人を探すため、「潜行者（オパリオス）」として境界越境現象の真相へと迫ってゆく

　長閑な田舎町で生まれ育った少女・モカは、待ちに待った十四歳の誕生日を迎え、晴れて『流浪の者』となる証を手に入れる。これにより、かねてからの夢を叶えたモカだったが、幼い頃『非凡な…

　復讐を誓った男が、仇を探す道すがら出会い集まってきた同士で部隊を作り、そのトップに立って仇を討とうとする話。 　禿頭の大男・メイズは復讐のため、和装美少女・桜花は家族のため、あ…

『相棒』シーズン14を見ていて驚愕した事について

性別越境アンソロジー「兼ネル」に寄稿させて頂いた小説です。 母の日の似顔絵を描くときに、母が不在で、弟に化粧させて似顔絵を描いて乗り切ったら、その後で弟がいろいろとなる話です。 …

　宿屋の主人は定住できる場所を求めて砂漠をさすらい、越境した先にあった都に腰を落ち着けてより「月の砂漠亭」を細々と営んでいる。 　だが心の深いところでくすぶる想いがある。 　臨時…