「和風主人公」を含む小説

水蘭帝国の帝都【薄明】は化け物【黒煙】によって支配され、人は化け物【黒煙】の食材として化け物【黒煙】が作った建物で管理されていた。　 水蘭帝国の帝都【薄明】から遠く離れた場所に…

柏木聡子は天涯孤独の女子高生。 そんな彼女の前に現れたのは、祖父を名乗る静珠源十郎だった。 源十郎の言葉に従い、聡子は静珠の地へ向かう。 その地で神に命じられたのは、従兄弟である…

時は仮想十九世紀。 帝国政府による独裁政権が続く島国で、一人の人斬りが世間を騒がせていた。 ついた通り名は『くれない夜叉』。 帝府重役ばかりを狙う人斬りの正体は、男装の剣客『山科…

死してなお、朽ち果てぬ願いを叶える唯一の方法は「この世ならざる異形へ転生すること」である。 彼らは矜持と信念を持って、人の御霊を捨てることを選んだのだ。これを愚かと詰ることが出来…

伊豆国の一部が平安時代に起きた大きな地震の影響で次元の狭間に落ちた。 そこは妖怪の住む世界、　幻昏界という。 大気中の霊素の影響で霊力を使えるようになった人々が妖怪の世界に結界…

時は大正。豪商の娘・薫子は、駄菓子屋『てんぐ堂』で天狗の面をつけた謎の青年・あさひと出会い、好意を寄せられる。戸惑いながらも薫子はあさひと密かに文を交わし、互いに想いを深めていく…

”一年が十一ヶ月しかない”人たちがいる。 彼らは一年の内、決められた一ヶ月間を神に捧げている。 そんな”一ヶ月”少ない一年を過ごす彼らと、その家族のお世話をする”世話係”との…

霊力はあるのに制御ができず、 「落ちこぼれ」と呼ばれてきた少女・志月。 ある日、突然見た不思議な夢—— 誰かが泣き叫ぶような、その声は胸を締めつけられるほどの哀しみにあふれいて…

【全31話（幕間3話あり）・完結まで毎日20：08更新】 葦原コノハ（旧姓：高天原コノハ）は、二言目には「ごめんなさい」が口癖の卑屈令嬢。 妹の悪意で顔に火傷を負い、家族からも「…

何があっても「仕合せにございます」と言う女がいた。 果たして、彼女は本当に幸せだったのだろうか。 他の投稿サイトでも公開中。

１５４３年種子島に鉄砲が伝来されなかったならば、戦国の世はどの様になって行くか？ 傭兵団を率いる親父が、突然死んだ。 傭兵団を続けるのは不可能、首領の娘ヨリは、解散を宣言するが…

　地上が存在しない惑星ウラノスでは、人類は空島の上で生活していた。空島とは、空中に浮遊する島であり、大小様々な空島が世界中に散らばっている。空島間の移動は飛空艇で行われ、もし、人…

両親を亡くし、京の下町で暮らしていた少年・神谷慶太。 喧嘩の腕っぷしと人情で、町の人々に慕われながら生きていた。 しかし、突如現れた“仮面の男”により、幼馴染・翡翠が連れ去ら…

剣道と人助けが大好きな少年、安綱（やすつな）は自身を引き取った翁と共に平和に暮らしていた。だがある日、彼は異世界から来たロボット同士の争いに巻き込まれてしまう。 なぜかロボットを…

突如現れた『鬼』が跋扈する大正時代。 結婚直前で婚約者を妹に取られてしまった『お嬢様』に持ち上がった新しい縁談相手は、鬼神の如き戦いぶりを見せ、本物の鬼ですら裸足で逃げ出す、角の…

中学二年生男子・大刀流火穂緒（たちるかほつぎ）は津波に巻き込まれ、亡くなってしまう。 人間関係を顧みず、自分の正しさに従って生きてきた激ヤバ思想の穂緒。 彼は災害で理不尽に死ん…

春の夕暮れ、ふと立ち寄った古びた神社。 神楽こよりは、そこで【封じの鈴】に触れ、異世界「ゆらぎの杜」へと導かれる。 そこは、願いの力がかたちを持つ世界。 人の心のすきまから生ま…

※『最強に尊い！「推しメン」原案小説コンテスト』にて中間選考、 『第9回 角川文庫キャラクター小説大賞』にて一次選考まで残して頂きました。ありがとうございました。 受賞は逃してし…

右も左もわからない異世界でいきなり捕まった志乃。彼女を捕縛した青年・晴時から告げられたのは―― 「おまえの体には神力が宿っている」!? 志乃はどうやら、異世界に転移したはずみで転…

乱世にありふれて生きた、幻氏の女・時子の物語。