主人公である聡子は身寄りがない女子高生。彼女の元に突然現れた弁護士から、祖父が身元引受人として名乗り出たことが明かされ、あれよという間に祖父の家へに連れられてしまう。そこで、とある儀式の巫女に、ならなくてはならない義務があるのだと告げられる。到底信じ難い事実に頭を悩ませる暇もなく、結婚相手も決められていて……。
きっちりと主人公が外堀を埋められた状態から始まる従わざるおえない状況の数々。
そんな理不尽な状況の中で、一際目立つのは彼女の明るさです。
18歳という子どものようで、大人のような特別な時間だからこその、早熟さと未熟さをそのまま落とし込んだかのような、直情的な内面から起こされる行動や、砕けた心の声が魅力的でした。
物語の主軸となるのは結婚相手との関係性の進展。
7歳差の彼は、彼女に対して冷たい素振りで、結婚相手とは到底見てはくれません。
そんな彼とどのように打ち解けていくのか。強制的に結ばざるおえなかった二人が何を相手に求め、どうありたいのか。
是非、物語の中でご確認ください!
素晴らしいと作品をありがとうございました。