「王子 精霊」を含む小説

昔むかしの話をしよう。無知で愚かでさみしがりの小さな小さな姫がいた。ああマリアベーラ。お前に罪などひとつもなかった。だが罪人がのうのうと生きる世界だ。 ──魔王よ。裁きはいつ…

　イケメンが恐い。そんなトラウマを抱えたサラリーマン(独身)は、魔力の強さが人間の価値を決める、魔法至上主義な異世界ネコリオンに転生してしまう。 　なぜか国内でも有力な侯爵令嬢…

目覚めたのはあれのまっ最中だった 男性に組み敷かれている自分に戸惑っていた (え?何?何やっ・・・) 「あんっ」 「ロゼッタ、私がそなたの元に来るのは今日が最初で最後だ」 …

騎士の国ルフトは突然隣国のガイザスに攻め込まれ、記憶を失った王子ルークは騎士ソルドによって友好国の魔法王国アルテナに逃された。ルークは魔法学園の生徒となり、何も知らないまま楽しい…

「お前との婚約を破棄する」 そう、婚約者である愚鈍な第一王子に冤罪をかけられ、婚約破棄された令嬢アリス・カートリア。 しかし彼女はその考えなしの婚約破棄で内乱が起こらぬよ…

五世紀の末——海中の地『倭』には、五つの人間国から成る連合王国が存在した。 同時に、人外の領域では、八百万の神々や在来の妖怪が滅びの危機に瀕していた。 表向き、五王国は交替で大…

セラン「吸血鬼の伯爵の息子。のちの伯爵」 里奈「花の精族の王女。のち伯爵家の息子の姫」 メアリ「女中。花の精族で姫のおつき」 悪の精「吸血鬼の敵」

　物語の舞台は、花と精霊のお伽噺に愛された――ディーヴァニア王国。 　トランダフィルの王子――ウーゴ・トランダフィルは、隣町クロ―リス領に婿に出された。 　だけど婚約者のリリィ…

注：この小説は「精霊界の異端演者」の続編です。 突然、中世ファンタジー世界に召喚された高校生、駿河 亮は。元の世界へと帰るために、原因であるウィザードを探す旅を始める。 王…

「あーもうっなんでこんなめんどくさいこと私がしなきゃなんないわけっ？」 　舞台は音楽と精霊を愛する国・ガレルーチェの都、エテルノ。元宮廷音楽家インノツェンツァは、第二王子トリスタ…

ある日水底で薔薇の指輪を見つけて人間になった湖の精霊がひとりの人間に出会い恋に落ちる物語。 他投稿サイトからの転載です。