「気がついたら」を含む小説

【毎週火曜・金曜の朝7時更新】 高校二年生、演劇部。 みんなで舞台をつくり上げるのが好き。 それなりに充実して、ちょっと中途半端な日常。 胸を引き裂かれそうなほどの恋の痛みなん…

ＵＦＯが見えるという男の取材に訪問した俺達だったが、ＵＦＯの存在だけでは納得できない事実に気がついてしまう

並行世界、パラレルワールドとも言われているあったかもしれない世界の総称。そんな無数にある世界の中でとある少年がいた。 友達は愚か教師や親戚、そして実の両親にすら「お前はいらない、…

【第4回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト参加作品】 あなたは気がついたら川の中にいて、腰まで浸かっていました。 深い霧で何も見えません。しかも、記憶まで失っています。 …

　男は夜の海に向かった。それはただの思いつきからだった。バイクでトンネルを駆け抜ける直前、いきなり閃光に襲われ、気がついたら闇の中にいた。月光を頼りに進んでいくと、殺風景な崖の上…

薄ピンク色の美しい羽を持つ蝶の「アタシ」は、花々の蜜を不味いと感じる異質な存在だった。 しかし、ある日、泣いている女の子の涙を舐めたとき、これまでにない甘美な味を知る。 それは、…

やりたいこともなく、無気力な大学生活を送っていた俺、相馬リヒト。 ある日、目覚めると、そこは獣が闊歩する見知らぬ森のど真ん中だった。 飢えと孤独、死の恐怖に苛まれ、全てを諦めかけ…

プリ小説と小説家になろうでもやってます。 ＜登場人物＞ ・蓮（今回の主人公。何度も似たようなイベントに参加している） ・智代美（蓮の母） ・優斗（蓮の父） ・亮（連の友。蓮の…

”ヒモじゃないよ。その人の人生にぶら下がっているだけ。いわばストラップだよ” 不特定多数の女性と関係を持ち、その女性から金銭的援助を貰うことで生活をする大学生のトラ。 恋、愛、嫉…

　グラウンドで野球をする少年たちを見ている、ひとりの男性。 　かつて野球をしていた男性は、自分自身の過去と現在を重ねていく。 　 　2009年に書いた、超短編三作。その三作目で…

大きな公園で、幼稚園児の娘を放置して、ワタシは彼氏とホテルで不倫を楽しむ。 それから、公園に娘を迎えに行く毎日を送っていた。 ある日、公園で娘がおかしなことをしていることに気がつ…

今年もつまらない夏休みがやってきた。 中学生の吉田　かごめ （よしだ　かごめ）は、夏休みが好きじゃない。 暑くてうんざりするし、宿題は山のようだし、なにより楽しいことがなんにもな…

あやなとともかは小学5年生。 あやなの両親は共働きで帰宅が遅い。5年生になり、学童には通えなくなった。1人で寂しいあやなの為に母親がスマホを買い与えた。あやなはスマホに夢中。授…

「カナリア、君との婚約は破棄させてもらう」 「ねえ、お姉さま。嫁入り先を取り替えっこしませんか？」 　家督を継ぐ長男と愛され子の妹に挟まれ、使用人のようにこき使われていた令嬢…

花奈の幼馴染、翠は何をするにも全力で楽しそうに取り組む才色兼備な親友だった。 高校に入ってから花奈は、自分が翠に恋心を抱いていることに気がついた。でもきっと、この気持ちは翠の青春…

右腕を盗られた男と右目をくり抜かれた男が、廃墟を巡りながら『ありえない』事象を目に焼き付けていく話。旅のお供は綺麗な瞳。 触陽（ふよう）　自動車部品泥棒。ガソリンを盗もうとして…

読めない外れスキルで虐げられていたアラン・ヴァーミリオンはあるとき前世を思い出した。 同時に読めなかったスキルが読めるようになり、くだらない前世の記憶を反省し、思いのままに生き…

《　あらすじ　》 　高校二年生の山口奏斗[やまぐち/かなと]は、ただ平凡な夏休みを過ごしていた。特に変わった事も無く、いつものように自室でラノベを読んだりして過ごしていたのだ。…

俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。 …しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた！ 「元気に育ってねぇクロウ」 (…クロウ…ってまさか！…

　夕空が、夜を連れて来るのが早くなった。 　耳を塞ぎたくなるほどにうるさかった蝉の鳴く聲が、今はもう、しない。 　夏休み直前、彼氏に別れを告げられた杉崎涼風は交通事故に遭う。 …