それ大丈夫？　SNSでやりとりをしているその子、本当に親友ですか？

SNSを使うすべての人に読んでほしい――📘🌈

しゃもこ先生の『それ大丈夫？　SNSでやりとりをしているその子、本当に親友ですか？』は、現代の子どもたちが直面するSNSの危険性を、物語を通して静かに、しかし力強く描き出した作品です👧💬

主人公のあやなは、小学5年生。両親の共働きによる孤独を埋めるためにスマホを手にし、SNSの世界にのめり込んでいきます📲🌌

そんな彼女を心配する親友・ともかの視点からも、物語は進行します。ともかの不安、疑念、そして勇気ある行動が、読者の心を揺さぶります💡💓

この作品の魅力は、単なる「SNSは危ない」という警告にとどまらず、子どもたちの心の動きや、教育現場の…続きを読む

皆さん、SNSを使ったことはありますか？
SNSでたくさんの人と繋がって話せるのは、とても楽しいですよね。
でも……もしも友人や家族がSNSにのめり込んでしまっていると感じた時は、たった一言でいいので声をかけてあげてください。

「その親友、本当に安全？」……と。

現代社会ではもはや必需品となり、幼い子供が持つことも多くなった「スマホ」。
SNSの危険性についての授業などもありますが、それを自分事として認識するのも中々難しいですよね。どうしても『自分だけは大丈夫』だと思ってしまいます。

この作品は、そんなSNSの周りにある現代の闇を、やさしく照らし出すような物語です。
余裕のない教育現場…続きを読む

SNSは今や私たちの生活に深く根付いた存在です。
スマートフォンを手にした子どもたちは日常的にSNSに触れ、時にその波に飲み込まれてしまいます。

本作は現代社会に潜むSNSの闇を真正面から描き出した作品です。
単なる注意喚起にとどまらず、ネットの中で揺れ動く子どもたちの心情を丁寧かつ繊細に描写しています。

また各話の最後に添えられる心の川柳も大きな見どころ。

今この時代だからこそ、多くの人に読んでほしい一冊です。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（671文字）

占い屋が消えたあとも、猫がひょっこり現れたり、先生が笑顔で旅立ったり。
ちょっと不思議で、でもあたたかい終わり方がよかった。
じんわり心に残るラストでした。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（83文字）

子どもでもスマホを当たり前に持つ時代に、こんな恐ろしい事件に遭遇したらどうしましょう？

子どもはもちろん、大人もこの物語を読んで、我が事として真剣に考えて欲しいです。

児童書として書かれているので、文章は読みやすく、構成もしっかりしていて、物語はテンポ良く進みます。

内容はシビアですが、とても面白いです。この面白さでたくさんの子供たちが救われるでしょう。

子供たちの安全を心から祈る気持ちになりました。

小学校5年生のあやなちゃんは、スマホを買ってもらって大喜び。
孤独を抱えているぶん、スマホにのめり込みます。SNSを通じて、『れいか』と名乗る人物と仲よくなりました。
あやなちゃんはなんでも『れいか』 に相談するようになりますが……

友人のともかちゃんは、あやなちゃんの異変にいち早く気づきます。
そして、『れいか』 の不自然さに気づくのです。
ともかちゃんはあやなちゃんを心から心配しますが、当の本人には届きません。
あやなちゃんはともかちゃんに怒りを覚え、より『れいか』 に依存してゆきます……
そして、夏休みに入ったとたん、事態が動きだすのです。

思春期に差し掛かった少女たちの心の揺れ動…続きを読む

･:*+.\(( °ω° ))/.:+
　平易な言葉と短歌で、現代の闇を照射するッ！
実話をもとにした、児童文学風の一作、ここに登場ッ！！
(σ・∀・)σｺﾚﾀﾞ!!

(｀･ω･´)
　スマホのゲームアプリって、年齢制限も無いし「中の人」も見えないのよねぇ。
それで「コミュニケーションのハードルが低い」という利点はあるのだけどぉ〜。

　これだけ人が集まると、悪党も（ある程度）混じるのは避けられないわぁ。
スマホ時代（が訪れる）前からあった問題だけどぉ、その手口は巧妙で「見えない化」されるようになったわねぇ〜。
(ᵕ᷄≀ ̠˘᷅ )ﾊｧ~

(´இωஇ‘)ぅʓぅʓ
　そんな「ネッ友オフ会」…続きを読む

スマホを持ったあやなちゃんは、さみしさを埋めるように知り合ったれいかという人に依存していきます。

実際の事件をもとにしているからこそ、リアル。

スマホ自身の依存性はさておき、あやなちゃん自身の寂しさや満たされなさがあるからこそ、自分を肯定してくれる誰かの言うことをすんなりと信じちゃうんですよね。

子供たちにぬくもりとやさしさと愛を。

スマホから　下卑た誰かが　ねらってる　遠藤心の川柳。